【TGS2020】『イース』神話は終わらない!スマホ版『イースⅧ モバイル』の追加情報!?


 
 史上初のオンライン開催となっている東京ゲームショウ2020。いよいよ本日、9月27日が最終日となりました! ラストデーとなる本日も各ゲームメーカーは公式放送を通じて最新情報を発信。コロコロオンラインでも気になった情報を逐一報じていくぞ!
 
 まずは午前11時より、LINEKONGの公式放送が実施された。LINEKONGは、日本ファルコム完全監修のもと、あの『イースVIII』のスマホ版である『イースVIII モバイル(仮)』を開発中の中国のデベロッパーだ。昨年の東京ゲームショウ2019で電撃的に発表された『イースVIII モバイル』だが、この日の放送でいくつか、興味深い資料映像が上映されたのでお伝えしていく。
 

 
 まず『イースVIII』についてだが、この作品はPlayStation Vita、プレイステーション4、そして2018年にはNintendo Switchでも発売されたアクションRPG『イースⅧ -Lacrimosa of DANA-』だ。30年の歴史を誇る『イース』シリーズの中でも名作の誉れ高い作品で、スマホでの展開にも期待がもたれていたものだ。
 
 この日の番組は“不滅のIPの継続!イース神話のスマホゲーム時代を開く”のタイトル通り、まず歴史の長い『イース』シリーズの歩みを振り返るところからスタート。1987年にPC-8800向け(!)に第1作目が発売されて以降、9本のナンバリングタイトルと複数のスピンオフ作品が展開されたことが映像とともに紹介された。
 

 

 

 
 そして、キャラクターが魅力的なことで知られる『イース』シリーズということで、これまでの作品に出てきたヒロインを振り返るというおもしろい企画も。
 

 

 

 

 
 さらに、『イース』は30年にわたってアドルという青年が主人公を務めていることでも有名だが、そのアドルの30年の変遷をつまびらかにする映像も上映されたぞ。
 

 
 赤髪が特徴のはずのアドルだけど……作品によってはまったく違う髪色になっているものも……。この時期のアドルに、何があったのだろうか?
 
 そして、お待ちかねの『イースVIII モバイル(仮)』のプロモーション映像が上映に。
 

 

 

 
 もともと美しい映像に定評がある作品だが、これがスマホになって、より美麗で広大な空間が形作られていることに驚かされる。さらに番組では、現在制作真っただ中の“大樹の寺院”の内部と、キャラクターのモーションムービーも公開されている。
 

 

 
 これは大樹の寺院の内部。まだ色が入っていないが、光源が置かれていてキレイな陰影が出ていることが確認できると思う。この画面はふつう、製作者しか見ることができないので貴重な資料と言えそうだ。
 
 そして、レイピア使いのラクシャのモーションと資料映像。
 

 

 

 
 さらにモバイル版に新キャラとして登場する、山賊の斧使い少女“ルッコ”のモーションと資料映像も公開されたぞ。
 

 

 

 
 最後に、日本ファルコムの近藤季洋からメッセージが寄せられた。
 
 「『イースVIII モバイル(仮)』を発表したのが、去年のTGSです。以来、LINEKONGが開発を続けてきましたが、非常に順調に進行していると聞いています。モバイルになってどうなるのか、僕らも楽しみにしており、ストーリーについてもいい意味で改変されているので、プレイする日が待ち遠しいです。オリジナルの『イースVIII』を作っていたとき、「この作品はオンライン対応しやすそうだな」とつねづね思っていたのですが、その想いをLINEKONGさんがいい感じに拾ってくれて、スマホに落とし込んでもらっています。どうか期待してください」(近藤)
 
 『イースVIII モバイル(仮)』は、2020年サービスイン予定だ。
 

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