11月20日、映画『STAND BY ME ドラえもん2』が公開される! コロコロオンラインでは、映画の封切りを記念した特集企画を実施するぞ! 八木・山崎両監督をはじめ、声優陣のみなさんや主題歌を歌う菅田将暉さんの独占スペシャルインタビューを掲載!! コロコロオンラインだけのインタビュー内容が盛りだくさんだぜ!!
求められたのはCGアニメならではの“リアリティ”
――『STAND BY ME ドラえもん2』の公開、おめでとうございます! 続編決定の知らせがあった時のお気持ちを教えてください!!
また山崎監督と八木監督のお二人と仕事ができるんだ、と胸が躍りました。両監督から演出を受けて仕事ができるのは役者冥利に尽きるので、それがすごいうれしかったです。
――両監督からのどんな演出が、印象深いですか?
前作の時に言われていたんですけど、私、ついついやり過ぎてしまうんですよ。F先生の『ドラえもん』は出来事の起承転結がはっきりしていて、ドラえもんの感情も喜怒哀楽がとてもしっかりしいているんですね。たとえば、前作ではどら焼きを食べるところも、最初はパクパクと音が出るような感じで食べる演技をしていたんです。でも、八木監督が「どら焼きって、もっと柔らかいからパクパクする音はしないんじゃないですか」と。
――CGアニメの質感らしいリアルさを求められたということですね!
そうなんです! 前作を録り終えた時に「実写の吹き替えをする感覚で演技をするようにしたんですけど、合っていますか?」と聞いたら、その感覚で合っていますと仰っていただきました。なので、今作でも、実写の吹き替えに寄せたイメージで演技をしています。
――『STAND BY ME ドラえもん』シリーズでは、声優さんの演技を先に録ってからアニメーションをつける“プレスコ”という手法が用いられています! 映像が仕上がってから「ここはこんな風に仕上がったんだ!」と感じたシーンを教えてください。
やっぱり、ひみつ道具ですね。ひみつ道具が、あたかも実際に存在しているかのような描写だったじゃないですか。重力ペンキはアニメの劇場版でも何度も登場していますが、ここまでリアリティを持った表現で登場したのは初めてのことではないでしょうか。「ああ、ドラえもんのひみつ道具って、実際にあったら、こんな感じなんだな」と思ったほどです!