4月15日ごろ発売のコロコロコミック5月号から連載を始める、からめる先生がコロコロコミック編集部を訪れた! からめる先生が超人気動画クリエイターになるまでの経緯、少年時代のコロコロコミックとの思い出など、これまでのインタビューでは語られていないことをたっぷり話してもらったぞ!!
4月某日、からめる先生がコロコロコミック編集部にやってきた!
「いや〜本当はシュノーケリングと浮き輪を付けてこようと思ったんですけど、『浮かれすぎだろ!』ってSNSでツッコまれそうなんで、やめておきました」
いきなりボケのジャブを放ってくる、からめる先生。一体、この後のインタビューはどうなってしまうのか!?!?
コロコロコミックが今の作風につながっている
――まずは、コロコロコミックでの新連載おめでとうございます! このインタビューが公開される4月15日に、からめる先生の作品が掲載されるコロコロコミック5月号が発売になります!
ありがとうございます! 本当に夢のようで、まだ実感がありません!!
――コロコロコミックから仕事のお誘いがあった時は、どのような心境でしたか?
自分の世界観を漫画に落とし込めるメディアは、コロコロくらいかなと思っていたので本当にうれしくって。小学1年生から高校1年生頃まで、コロコロコミックを読んでいたくらいなんです。
――えっ、それはめずらしいパターンですね! 多くの読者は小学校と同時に卒業してしまうので……。
大好きな『でんぢゃらすじーさん』(曽山一寿先生)が連載していたのが大きいです。あとは、カラーページを読んでいるだけでも、賑やかで楽しいじゃないですか。高校で周りのクラスメイトがヤング系の雑誌を読むなか、自分は一人、うんこちんちんでギャハハハハと笑っていました。今の作風にも影響している部分があると思います。
――『でんぢゃらすじーさん』の、どんなところがお好きなんですか?
ギャグです! 今でも覚えているのは、玄関を開けたら崖になっていて、落ちそうになったじーさんと孫が「どうする!?」となった時に、じーさんがうんこでイスをつくろうとして助かろうとする話があって。今思い出しても、おもしろくて笑っちゃいますね。とにかく大好きです!
――からめる先生がTwitterで連載決定の告知をしたところ、曽山先生から祝福の引用リツイートがありましたね。
コンタクトが全くない状態だったので驚くのと同時に、とってもうれしかったです!! 今回、連載させていただくにあたって、数年ぶりにコロコロコミックを読んだのですが、『でんぢゃらすじーさん』が今の子どもたちにも人気と知って、うれしい気持ちになりました。
――『でんぢゃらすじーさん』は、今年の秋で20周年の長期連載作品です。
自分が2歳の頃から描き続けているのだと思うと、本当にすごい……!
――久しぶりにコロコロコミックを読んでみて、何か変化を感じたところはありますか?
YouTubeをピックアップしたカラーページや漫画があって、動画クリエイターでも活躍できる場があるんだ、と感じました! 変わらない点としては、うんこやおならは今の子どもにも変わらずウケ続けるポイントなんだな、と(笑)。
――その点は変わらないですね(笑)。からめる先生が、子どもの頃に夢中になっていたコロコロホビーを教えてください!
ベイブレードをやっていました! クレーンゲームの景品で、たまたまベイのコマだけを取ることができて。「あとはシューターとスタジアムを買えばカンペキだ!」と思ったら、右回りのベイなのに間違えて左回り用のシューターを買ってしまったという苦い思い出があります……。
▲楽しそうに小学生時代の思い出を振り返る、からめる先生
次のページでは、からめる先生の創作の原点・「うごくメモ帳」で描いたパラパラ漫画を超・超・特別公開!!!!