【エヴォロイド】カラーチェンジで違った印象に!! 「EVV-GC1 ガンクロン」&「F-GAO-G1 ファンガオ(皇吼)」のカラーアレンジを紹介!

妄想ショートストーリー

 その島の西側には茫漠とした荒野が広がっている。乾燥し荒れた土地だが痩せた草は根付き、ジリジリとした太陽を浴びながら雨を待っている。

 まるで血管のように亀裂と隆起を繰り返す威容を目にした人類の多くはある種の感慨を呼び起こされる。もしそれが数万あるいは数億年前の天変地異がもたらした自然発生的な地形でもあったならば、そこを地神の住まう聖地として畏れ敬う者すら居ただろう。

 が、わずか一世紀にも満たない年月、それも半径10キロの島という陸地にあってその突飛な地質は異常だ。

 だからこそ、人々は幾度となくその地に調査隊を派遣しているのだが……。

「ジェットン、ここの調査は何度目になる?」
『はい。今回の出撃で6度目になります』
「それでいよいよ本腰か」

 戦闘機形態の『ジェットン』のパイロットはシートに座り直しつつ、随伴するサポートビークル『ブルーインパクト』を横目に見た。

 と、そこに『ガンクロン』のパイロットから無線が入る。

「あまり高く飛ぶな。こちらで位置を把握できなくなる」
「了解。磁場が強いのか?」
『前回の調査報告より約10%数値が上昇しています』

『ジェットン』の報告を受け、パイロットは機体の高度を慎重に下げる。

 一方、地上では『ガンクロン』のパイロットがキューポラハッチから半身をのぞかせながらその様子を視認する。雲ひとつない青空に2つの黒い影がゆっくりと流れている。

 重戦車形態の『ガンクロン』は車体両サイドに追加した装備を重そうに揺らしながら、悪路を進む。装備したレドームがゆっくりと回転し、地形情報を逐次記録してゆく。

『しかし、こんな不毛な土地の調査に、ここまでの装備が必要なんですかい?』
「そう言ってた先遣隊はどうなったっけ?」

『ガンクロン』のパイロットはポケットから方位コンパスを取り出して、一瞥する。北を示すべき赤い針はふらふらと揺れ続け、正確な方位を見失っている。

 次にHMDに表示された時刻を確認、手をかざして太陽の位置を確認する。現在午前10時32分。日はまだ登りきっておらず東寄りに位置している。そして、パイロットはキューポラから出ると、自分の背後に伸びる影と周囲を見渡す。

「ガンクロン、現在の進路は?」
『北北東に向けて、毎時20キロで進んでいやす』
「そうか……」

 やはり、エヴォロイドの方向認識にも誤差が生じている。今は僅かに東にズレている。パイロットの目算では北へ直進していることになっているのだが、その真偽を確かめるには情報が少ない。

 六分儀でもあればもっと正確な方位を測れるだろうが、地磁気の気まぐれで、エヴォロイドの方位感覚はすぐにでも乱れるだろう。

 それから、ふと左手の方で風に煽られいる痩せた木が目に入った。

「左手、何が見える」
『へい。荒野と細っこい木がひとつですが、何か見えるんで?』
「いや、わたしにもそう見えている。光学情報に問題がなければ大丈夫だろう」
『そいつはぁ、厄介ですね』

『ガンクロン』はパイロットが意図するところを察して、メインカメラから得られた光学情報をもとに、観測データ全体を精査する。すると、いくつかのセンサとの情報に誤差が生じているのが判明した。しかも、それらから得られる角度から方位を導く数学公式に当てはめて計算すれば、バラバラの答えが電子頭脳内に導き出される。

『あっしのセンサーもちょいと機嫌が悪い』
「心配するな。そんなものあたしがなんとかする」

瞬間、眩い光が空に向かって飛翔し、遅れて轟音が鳴り響いた。

『ガンクロン』のパイロットはヘッドセットを抑えて空を見上げた。そこでは、きりもみしながら回避行動を取る『ジェットン』とサポートビークルの影があった。

「無事か?」
「なんとか」
「警告なしの発砲だ。噂通りなら気を引き締めろ」
「了解。仕掛けるぞ、ジェットン!」

『了解』と『ジェットン』は機首を下げて、急角度で地上へと降下していく。一方で『ブルーインパクト』もメイン・スラスターを噴射し、一気に加速。空に飛行機雲を引いて、空気を殴るような音を鳴らした。

『ジェットン』のパイロットは正面から来る負荷に奥歯をかみ目ながら、敵の予測地点を睨む。そこは樹皮が捲れたような荒れた地形でエヴォビーストが身を隠すのに十分な地形であった。

 物陰に隠れたのか。アクティブセンサを照射しても反応はない。先行する『ブルーインパクト』も同様に索敵をかけているが、敵機らしいものを捉えた報告はない。

「藪蛇か」

 『ジェットン』のパイロットはぼやきつつ、操縦桿のセーフティを外し、機首のビーム・ガンを一斉射した。

放たれたビームの火線は一直線に落ち、土煙を上げていく。視界が一気に赤ちゃけた土煙で覆われる。センサー系が不安定になっている『ジェットン』には不利な条件となるが、パイロットにとっては都合が良かった。

 近づいてくる地面が徐々に速さを増して後方へ流れていく。高度1000メートルを切る。敵予測地点へ迫る。速度もそれに比例して、減速がかかっている。

 その音に反応して、土煙の中で何かが動く気配。何者かが身を沈め、注意深く足に力を溜めている。

 本能と直感。互いの存在を朧げに捉えた。

 瞬間、パイロットは再び照準を定めて、トリガーを引く。同時にフットペダルと操縦桿を切り返して、機体を傾ける。

 同時に、土煙を破って敵もその姿を現した。

 その瞬間、『ジェットン』のパイロットは時間が圧縮したように遅く感じられた。自分の心音も聞こえない無音、周りの景色の色まで流れ落ちるように色彩を失っていく。体の芯から冷えて、敵の姿をじっと見ていた。

 雲のように白いタテガミ。鋭い牙と爪。体を捻って、伸ばした鋭い爪が『ジェットン』に迫る。

 彼我の交錯は1秒にも満たない時間だった。その間、互いにあいさつがわりとばかりにかすり傷を与える。

 二体の上下位置が入れ替わると、パイロットの胸の奥底では熱が徐々に甦ってくる。鼓動が経験したことのない速度でなっている。風圧で土煙が吹き飛ぶと鮮明な世界が目に飛び込んできて、パイロットの意識もまた正気を吹き返す。

『危険。高度低下』
「わかってる!」

 『ジェットン』のパイロットは素早く操縦桿を切り返し、コマンドを入力。

 地面スレスレで『ジェットン』が戦闘機形態から人型形態へと変形を始める。脚部を展開し、その推進装置を一度噴射、跳ね上がった機体が回転しながら人型へと変形を完了させる。

 『ジェットン』のセンサーアイが輝き、振り返る白い獅子を捉えた。手にしたライフルの照準を定め、発射。ビームの光が素早く飛び出していく。

 白い獅子は跳ねるようにしてその攻撃を回避すると、岩から岩へ軽やかに移動する。その動きは機敏。不調とはいえ最新式のハズの『ジェットン』の照準装置がターゲットロックを引きはがされる。

「早い!」

 『ジェットン』が着地し、地面を削りながら減速する。

 そのスキを突いて一気に距離を詰めようとした白い獅子であったが、上空からの微かな風切り音を察知して再び岩陰に身を潜める。数秒ののち、榴弾砲が『ジェットン』と先ほどまで白い獅子いた場所の中間地点へと着弾。爆炎と爆風を巻き起こす。

「教官か?」
「こちらで牽制する。皚獅子(ガイシーツー)の噂は伊達ではなさそうだな」

 『ガンクロン』のパイロットは狭いコックピットに収まって、データリンクから得られた地形情報をもとに砲撃をしていた。そして、同時に取得した静止画に映る白いエヴォビーストを謎の敵性存在『皚獅子』の情報と照合して気持ちを引き締める。

『第2射、いけやす!』
「よし。ってぇ!」

 パイロットの号令を受けて、『ガンクロン』の主砲から再び榴弾が弧を描いて飛び出していく。

「すぐに移動する。ポイント206。移動時間は?」
『予測は2分14秒です』

 『ガンクロン』の返答を聞いて、パイロットは無線に意識を向ける。

「だそうだ。それまで、踏ん張れるか?」
「その間にケリをつけてやりますよ!」

 威勢のいい『ジェットン』のパイロットからの返事に、『ガンクロン』のパイロットは一つ息を吐いた。

 気持ちを落ち着けるための処世術。感情任せに頭を使うことを避けるためのクールダウンである。

「若いな。元気があるのはいいが……」

 その声は冷徹で、無線越しにもかかわらず『ジェットン』のパイロットは殺気のようなピリつく感覚を覚えた。

「死ぬぞ」

 瞬間、第2射の榴弾が『ジェットン』の戦闘地点に着弾。再び、爆音が轟き、熱風が岩の合間を駆け抜ける。

 その中で、岩陰に身を潜める『ジェットン』のコックピットで、パイロットは冷や汗を流した。背筋がじわりと冷たくなり、周囲の熱気も届かない。

「相手は強い。油断はするな」

 そこで無線が封鎖され、『ジェットン』のパイロットは改めて自分の経験の少なさを痛感する。

 電波撹乱の中、この地に足を踏み入れた人間を神獣の如く追い返してきたエヴォビースト。機動力に加えて、対空兵装も備えられては対応が難しい。正面切って戦うには、相性が悪い。

 一方で、『ジェットン』の明快な電子頭脳は冷静に状況を伝える。

『現状の戦力比では、こちらが有利です。ブルーインパクトでの牽制が最良の戦術です』
「ああ、そうだな。コントロールできてるな」

 『ジェットン』のパイロットは呼吸を整えながら、土煙が落ち着くのを目の端で捉えつつコンソールを操作する。火器の使用制限を解除。コントロール権限を取得。

『問題ありません』
「そっちの制御は任せる。追い込むぞ」
『了解しました』

 その瞬間、『ジェットン』のAIは上空で待機する『ブルーインパクト』と並列化された。地上と空の二つの知覚を認識しつつも、制御タスクを『ブルーインパクト』に集中した。その演算処理を言語化するなら奇妙というほかないだろう。

 『ブルーインパクト』は旋回しながら高度を下げていく。そして、岩陰に隠れる『皚獅子』を捉えた。即座にロング・レーザーライフルの照準を合わせ発砲する。

 眩い閃光が一直線に地表に向かって走る。

 光を捉えたのか、一瞬で『皚獅子』はその場を飛び退いてみせた。再び乾いた粉塵が舞う。

 それを避けるようにして高い岩場に跳び移った『皚獅子』は顔を上げ、キャノン砲を『ブルーインパクト』へ向けて撃ち出す。光弾が青空を引き裂くように飛翔する。

「ナイスだ!」

 そこへ『ジェットン』が岩陰から飛び出し、『皚獅子』を攻撃。ビームが白いタテガミに命中する。しかし、致命傷ではない。対ビーム処理が施されているのか、ビームは拡散され装甲表面が焦げついただけだ。

 『皚獅子』が軽くふらつくも、地上の『ジェットン』を一瞥し駆け出した。入り組んだ地形を俊敏に走り抜けていく。

 それを『ジェットン』は再び戦闘機形態へ変形し、超低空から追跡。上空の『ブルーインパクト』も積載しているミサイルポッドを展開し、ミサイルを発射する。それらは白い獅子の進路を妨害していく。

順調に獲物を追い込んでいる、と『ジェットン』とそのパイロットは思った。『ブルーインパクト』からの戦術リンクでも狙撃ポイントにつく『ガンクロン』を確認している。そこが狩場。追い込めばチェックメイトだ。

 だが、『皚獅子』は自分が獲物であるという自覚はない。

 その目には常に倒すべき相手だけを捉えているからだ。太陽を背にして旋回し、正面へ回り込んでくる『ブルーインパクト』。高度を下げつつ、再び『皚獅子』の頭を抑えようとする。照準の精度を高めるために、相手の射程ギリギリの間合いへ。

 しかし、それは『皚獅子』はその流れを読んでいた。いや、巧みに相手を誘導したのだ。

 彼我の距離が縮まる。互いが互いの間合いを分析する。だが、決定的な戦術の差があった。

 『ブルーインパクト』がミサイルポッドを開いた瞬間、『皚獅子』は砲身を反転。射撃の反動を利用して、その巨体が大きく跳躍する。

「何!?」

 これには追撃していた『ジェットン』のパイロットも驚き、巻き起こった爆風と煙に視界を遮られる。それが命取りだった、高速で飛んでいた『ジェットン』は岩塊に主翼をぶつけ、バランスを失うと派手な土煙と共に地面を転がり停止。パイロットの意識も朦朧として戦闘不能状態となった。

 上空では『ブルーインパクト』と『皚獅子』が交差する軌道に入っていた。間合いは『ブルーインパクト』のミサイルの方が有利だ。

 『ブルーインパクト』は迷わずミサイルを発射した。一直線にミサイルが飛び出す。

 その軌道はあまりに単調。それでも、姿勢制御のための推進装置を持たない『皚獅子』に立体的に避ける手段はない。

 機械であるならそれで決着がつく。

 しかし、獣の闘争本能はそれをも凌駕する。

 『皚獅子』の砲身につけられたもう一つの武装、光刃ブレードが展開。光の刃が2本、瞬く間にミサイルを切り落とす。

 そして、『皚獅子』は機体を捻って回転を加えると、『ブルーインパクト』のブースター連結部を切り落とした。

 その光景を狙撃ポイントから目の当たりにした『ガンクロン』たちは、息を呑んだ。

「予想以上だ。こっちに気づかれる前に仕留める」
『着地の瞬間ですかい?』
「違う。ヤツが機体の影から出た瞬間だ。構えろ!」

 『ガンクロン』のパイロットは狙撃画面を睨んで、コンソールを操作する。『ガンクロン』は人型形態となりスナイパーライフルを持ち上げて構えるが、補正がおぼつかない。

 墜落しだす『ブルーインパクト』の影から『皚獅子』が顔を出す。だが、その目の光が地上の『ガンクロン』を捉えたように光った。

 その眼光にパイロットは即座にペダルを踏み込んだ。『ガンクロン』のキャタピラが展開し、一気に後退する。

『姐さん!』

 その判断に『ガンクロン』は面食らってパイロットを呼ぶが、光学センサが捉えた『皚獅子』の動きを認識してその意図を理解する。

 崩れ落ちる『ブルーインパクト』を足場に、白い獅子が機体を反転。真っ直ぐに自分達を見ている。

 そして、パイロットがトリガーを引くのと『皚獅子』の爆発的な跳躍はほぼ同時だった。『ブルーインパクト』の胴体が火を吹いて落ちていく。

 スナイパーライフルから放たれた弾丸は『皚獅子』の左武装に着弾。武装が弾け飛ぶ。それでもなお突進は止まらない。

「ミサイル、発射!」

 その指示に『ガンクロン』は口を挟む余地などなかった。照準が設定されていなくても向かってくる敵の脅威を即座に理解した。

 『ガンクロン』の左キャタピラに搭載されたミサイルポッドがハッチを開いて、無造作にミサイルを放った。3発のミサイルが飛ぶも、その横間を悠々と『皚獅子』は過ぎてみせる。

 獣の直感なのか。当たらないという自信があったのか。いや、 『皚獅子』に恐怖心が感じられなかった。

「速いッ!」

 『ガンクロン』のパイロットが次の手に入る前に、『皚獅子』の黄金の爪がスナイパーライフルの銃身を着地と同時にへし折る。

 わずかに『ガンクロン』の左脚部が浮き上がる。キャタピラが空回りする。瞬間、『皚獅子』の残る右武装の光刃ブレードの発振器が光を帯び始める。

「ライフルを捨てろ!」

 『ガンクロン』のパイロットは操縦桿とフットペダルを切り返す。
 
 『ガンクロン』は破損したスナイパーライフルを捨てると、残る右脚部のキャタピラの回転を反転。コンマ数秒のギア転換で、前進。

伸び上がった光の刃が『ガンクロン』の左側頭部を掠める。マウントしていた機銃が刹那のうちに蒸発。

 コックピット内ではこの世のものとは思えない金切り音と共に電装品が火花を散らして爆裂する。ゴムと鉄の焼ける煙が立ち込め、パイロットは思わず息を止める。

『おんどれぇ!』

 『ガンクロン』は『皚獅子』に組み付く。突き出した右腕に獅子の牙が深々と刺さるも、重騎兵は退がらない。

 両足を地につけて、押し切ろうとする相手を真っ向から受け止める。

「投げ飛ばせ、ガンクロン!」

 パイロットの操縦と声に、『ガンクロン』は雄叫びをあげて出力を上げる。そして、左右のキャタピラが逆回転し、ぐるりと機体をひねるとその遠心力で『皚獅子』を引き剥がすようにして空へ投げ飛ばす。

 『皚獅子』が高々と宙を舞う。

 同時に『ガンクロン』は頭部を旋回。後頭部の主砲をピタリと主砲を標的に向ける。

 『ガンクロン』のパイロットは涙目になりながら、モニタに映るターゲットを睨み、トリガーを引いた。

 その反動で一瞬、『ガンクロン』の上体がのけぞるも弾道に問題はない。

 上昇が止まった『皚獅子』はそれに対して、遅ればせに右武装のキャノン砲を発砲。機体を反転させるも回避に間に合わない。

 榴弾が青空で爆ぜる。赤黒い爆炎を膨らませ、被弾した白い巨体が力無く弧を描いて落下していく。

『標的に命中しやした。しかし、致命傷は避けたみたいです。追いますか?』

 その様子を『ガンクロン』は眺めながら、報告する。

 パイロットはハッチを開いて、煙と共に上半身を投げ出すと、咳き込みながら、『ガンクロン』と『皚獅子』の落下地点を見定める。

「右腕、動かないだろ? こっちの負けだよ」

 それを聞いて、『ガンクロン』も膝をついて機体の出力を落としていった。

『情けねぇ限りです』
「そうだな。『ジェットン』、そっちの状況は?」

 無線を開き、『ジェットン』に呼びかけるとすぐに返事が届く。

『パイロットの生命活動に問題ありません。サポートビークルは回収が必要です』
「こっちで権限を解除する。お前はそのまま帰投しろ。今回は相手のセンスが良すぎた」

 『ガンクロン』のパイロットはヘッドフォンの片方をずらしつつ、『ジェットン』の了解の返答を聞いた。

 風の音だけが寂しげに鳴っている。それ以外は全く聞こえない。すでに『皚獅子』の気配もなく、一面の岩陰のいずれかで、息を潜めているのだろう。

『すごい男が、いたもんですね…』
「これからもドンドン会えるさ。だから面白い」

 とはいえ、『ガンクロン』の主砲を受け、武器の一つも破壊されたのだ。軽々に反撃に出てくるということはないだろう。戦いの熱は去り、周囲はまた無機質な荒野の表情へと戻っていった。

商品概要
F-GAO-G1 ファンガオ(皇吼)

■発売月:2022年5月
■価格:3,080円(税込)
■スケール:NON
■製品サイズ:全高100mm
■製品仕様:プラモデル
■パーツ数:51~200
■詳細:https://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000004370/
■予約・購入はこちら

※本レビューでは、開発中のサンプルを使用しております。実際の商品とは異なります。
© KOTOBUKIYA