【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第742回 出会いと別れの季節に(1)

またもや、キャンプサイトで……!

 先日、『あつ森』の発売2周年記念企画として、この2年間のルナステラ島の歴史を年表形式で振り返ったばっかりですけどね。

 そのくり返しになってしまいそうで恐縮なんだけど、今回は“ルナステラ島キャンプサイト史”を綴りたいと思う。

 ナゼなら……! またもやキャンプサイトにて、ちょっとした“事件”が起こってしまったから……!!!

 年度が切り替わる春という季節は、古来より出会いと別れの時期とされて卒業や新入学、新入社のイベントが多く執り行われるようになっている。

 それに合わせて……なのかどうか知らないけど、我がルナステラ島の人事部・キャンプサイトは毎年2月~6月くらいにもっとも活発な人材交流活動を行うようで、去る2022年3月にも、“とっておき”と呼べるどうぶつを招いて、俺を大いに煩悶させてくれたのである……!!

 その詳細リポートを書く前に、振り返ってみればじつに優秀なルナステラ島のキャンプサイトの歴史をおさらいしたいと思う。

 2周年記念記事でも書いたけど、我が島にキャンプサイトがオープンしたのは2020年4月12日。イースターイベントが実施されたその日に、最初のキャンパーであるベアードを招き入れてしまっている。

 “招き入れてしまった”なんて書くと、まるで妖怪か特級過呪怨霊あたりを呼び出してしまったみたいだけど、当時はベアードの良さをまったく理解していなかったので、拒否反応ばかりが強く出てしまっていたのである。

 このベアードは、テントの中に丸5日間も放置されたものの一向に出て行こうとせず、

 最終的にはこちらが根負けして、晴れてキャンプサイトからスカウトされた住民第1号となった。

 このとき、俺が意地になって、

 「死んでもベアードは招かない!!! こうなったら、我慢比べだッ!!!!

 ってんでカタクナにスカウトの判断をしなかったら……いまだにこのクマは、テントの中で暮らしていたのかもしれないな……(((( ;゚Д゚))) そう考えると、『あつ森』の島には住民を10名までしか住まわせられないけど、ベアードが一生テントの中にいたら“幻の11人目”として住民登録されたのでは……w

 まあそれはいいや。

 このベアードを皮切りに、我が島のキャンプサイトからは2年間で9名もの超人気どうぶつが見いだされて、住民として暮らすことになるのである。今年3月にやってきた“新たな才能”のことを記す前に、先輩キャンパー9名を改めて振り返っておこうと思う。

 ベアードに続いてキャンプサイトからピックアップされたのは、↓こちらの“かぶきち”でありました。

 かぶきちがやって来たのは、2020年5月20日。当時はコワイタイプの住民が島にいなかったし、奇天烈な風貌とはいえ一応ネコだったかぶきちを断る理由はなかったのだ。

 かぶきちは丸1年以上もルナステラ島のご意見番として活動をしたのち、惜しまれながらも2021年7月31日に引っ越していったのでした。

 続いてはこちら。

 キザタイプのサントスが加入したのは、2020年6月3日のこと。

 ただし!

 サントスは、その直前に島に居ついてしまったコアラのドングリを引っ越しさせるための“入れ替わり役”として、半ば強引にスカウトした人材であった^^; よって、ルナステラ島で暮らした期間もわずか3週間(21日)と短く、しかし当初のロケットペンシル的役割はしっかりと達成して、風のように去っていったのであった。

 つぎは↓こちら!

 2020年6月9日にスカウトされたのが1ごうだ。

 何度も書いてきたけど、1ごうはリリアン、ジュンと並ぶ“超絶ドラフト1位どうぶつ”の一角だったので、キャンプサイトで発見した瞬間にスマホで画面を撮影し、同僚のたっちー先生に、

 「みみみ、見てコレ!!!! いいい、1ごうがデタ!!!! キャンプサイトに1ごうが来たうぉぉおおおお!!!!><

 とメールをしたことを昨日のことのようによく覚えているw

 それほど大好きな1ごうは“永久住民”の資格を与えられ、いまでもルナステラ島のド真ん中の家で元気に暮らしております。

 おつぎは……↓こちらの人材!!

 ぼんやりタイプの中ではトップクラスの人気を誇る、シカのペーターだ。彼がキャンプサイトからスカウトされたのは、2020年8月5日。ぼんやりタイプでなかなかいいどうぶつが見当たらない中にあって、ペーターがキャンプサイトにやってきてくれたのは僥倖以外のナニモノでもなかったのである。

 ペーターも1年以上となる2021年10月15日までルナステラ島で暮らし、同じぼんやりタイプのビンタと入れ替わりで引っ越していったのだった。

 そんなペーターの5日後となる、2020年8月10日にキャンプサイトにやってきたのが↓この子であります。

 先日、別荘を作ってあげたばかりのリスのももこだw

 当時、ルナステラ島には同じ元気タイプのアップル、アセロラがおり、アイドル志望を標榜するどうぶつが3人まで膨れ上がっちゃったんだよねぇ……w

 そんな、ライバルとの激しい椅子取りゲームを勝ち抜き、現在残っているのはももこだけとなっておりますw

 さらにさらに! 2021年2月6日にやって来たのがこのどうぶつ!!!

 そう!! 不滅の人気者・リスのジュンを、キャンプサイトでスカウトすることに成功したのである!!

 ルナステラ島には長いことキザタイプが不在だったため、この半年くらい前からキャンプサイトにやってくるのはキザな連中ばかりになっていた。なので、

 「これは……! 粘ればいつか、ジュンがやってくるのでは……!!!

 そんな、確信に近い予感に背中を押されながら、俺は辛抱強くキャンプサイトで厳選を続けていたのである。その甲斐あってついに、男の子のどうぶつではもっとも招聘したかったジュンの獲得に成功したのでありました!!

 さらに!!

 2021年9月22日には、『どうぶつの森』シリーズの1作目から“女の子どうぶつのナンバーワン”と崇め奉っていたリリアンのスカウトに成功ッ!!!

 『あつ森』のプレイを始めてから、じつに1年半……!

 このゲームを遊ぶ上での最大の目標のひとつを達成し、

 「もう、いつ辞めてもいいわ……><」

 と、燃え尽き症候群に陥りそうになったのもまた事実(苦笑)。でも、

 「……いや、せっかくリリアンが来てくれたのに、いま辞めたら意味ないやん!!www

 という衝撃の事実に気づき(アホ)、いまもコツコツとプレイを続けているのでありましたw

 そして、もっとも直近にキャンプサイトからスカウトしたのは、2021年10月15日の↓こちらの人材である。

 ペーターと入れ替わりで、ネコのビンタを獲得したのだ。正直、ペーターのままでもいいかなぁ……とも思ったんだけど、チャンスがあればなるべく人事交流は進めたいと考えていたので、

 「ここで動かないと……一生、いまのメンバーのままな気がする!!!」

 と一念発起して、ぼんやりタイプどうしの交換となったのである。

 ……さあ、本題はここからである。

 冒頭で書いた通り、去る2022年3月23日にキャンプサイトが稼働し、

 ある1名のどうぶつを招き入れたのである。

 はたして、そのどうぶつとは……??

 そして、ルナステラ島のメンバーに入れ替えは起こるのか!?

 続きは次回!!

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2021年4月1日の様子は↓こちらです。

 4月と言えば、やっぱり桜!!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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