【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第807回 シベリア、なかなか溶け込まない

ナゾ多きオオカミよ

 いま、ちょっと『あつ森』で打ち込んでいることがあるんだけど……そのシリーズを書き始めると長くなりそうなので、ちょっと箸休め的な記事をいくつか投下しておこうと思う。

 まず、今回の主役となるのは……!

 あつ森界きってのイケメンであり、人気どうぶつの多い“オオカミ族”の中でも、ビアンカと並んで抜きん出た支持を集める英傑ッ!!

 シベリアが来てくれたッッッ!!!

 何度も書いてきたけどシベリアは、『あつ森』を始めたころからの待望の人材(どうぶつだけど)のひとりだったんだよね~~~!!

 「美形が多いオオカミは、必ず1匹は島に置いておきたい!!」

 と考えていた中で、その筆頭候補に上っていたのがシベリア、ビアンカ、モニカ、チーフ……ってところ。なかでも、銀色の体色と美しい双眸が印象的なシベリアは格が違って、

 「いつかシベリアを!!!>< もう見つけた瞬間に、誰と交換になろうとスカウトする!!!」

 そう決めざるを得ない存在感を放っていたのだ。

 そんなシベリアがルナステラ島のキャンプサイトにフラリと現れたのが、今年の3月23日のこと。

 このとき、我が島はすでにお気に入りどうぶつで飽和状態になってはいたんだけど、

 「シベリアが来てしまったとあっては……ビンタよ!!>< すまんが席を空けてくれい!!!><」

 ってことで、唯一のぼんやりタイプだったビンタと入れ替わりで加入することになったのだ。ビンタも好きだったので、苦渋の決断だったんだけどなー……!

 そんな、鳴り物入りでルナステラ島の住民となったシベリアなんだけど、引っ越してきてから2ヵ月半が経過したってのにいまだに……!

 ↑これ、セリフに違和感を感じませんか??

 ……ハイ、そうなんです。

 なんと6月2日現在であだ名呼びされていないんですよボク!!!

 最近は小学校でも“さん付け呼び”が推奨されている……って話題になっているけど、我がルナステラ島にはもちろん、そんなルールは存在しない。もっとも古株のヒノコなんていまや俺のことを、

 まん呼び”だからな((゚Д゚;)) なんで“かど”のほうを略すんだよ((゚Д゚;))

 まあでも、こうした特有の呼ばれかたをすると一気に心の距離が縮まった感じもするので、悪い気はしない。もちろん、悪意のあるニックネームは論外だけど、そんな無頼の徒はあつ森世界には存在しないからな。なのでシベリアにも、1日も早くあだ名呼びをしてほしいと心から願っているのである。

 でも考えてみたら、現シベリア邸の前任者(?)だったビンタも、あだ名呼びをしてくれるまで時間がかかった気がする。やっぱり、2ヵ月くらいは余裕で……。いったいこれは何が原因なんだろう……と考えたときに、

 「あ!」

 と閃いたのがこの家が建っている場所であった。

 ビンタ&シベリア邸があるのは、島の広場からもっとも遠い南西の外れ。

 「島のみんなに、あいさつに行こう」

 と思い立っても、物理的に遠い場所にあるのでどうしても後回しにされがちなのである。

 これはシベリアサイドから見ても同じことで、きっと彼は、

 「島の仲間と交流を持つには……広場に行くのがいちばんだよな。でも……遠くて面倒だから、また今度にしておくか、ですダス」

 このように考えているに決まっているのである!!(断言)

 となれば、島の目抜き通り近くに引っ越しさせてもいいんだけど……そうすると、シベリア邸があった場所にドデカい“遊びの土地”ができてしまい、もったいないこと甚だしい。そこに公園とか遊園地を誘致(作るの俺だけど)する……ってことも考えられるけど、どうぶつがあまり寄り付かない村はずれにそんなモノを作っても、開店休業状態になって本末転倒な気も……。

 けっきょく、シベリアとの交流が進まない理由はわかっても、抜本的な解決策をとれなくて俺は日々悶々としていたのである。

 でね。

 最終的に、シベリアともっと仲良くなるためには、面倒臭がらずに彼の家に日参したり、見掛けるたびに話し掛けて心の距離を縮めていくしかないな……と結論付けた。

 でまあ、実践したわけよ。

 水族館でバッタリと出会ったら……!

 迷わずご挨拶!!

 昆虫採集をしているのを見かけたら……!

 逃がさぬようにすぐさま会話!!ww

 こうして徐々に“友好度”が上がっていったところで、極めつけは……!!

 プレゼント攻勢しかない!!!www

 まるで、飲み屋のおねえさんを口説いているかのような必死さを感じるが(苦笑)、こういった積み重ねこそ『あつ森』でもリアル世界でも重要なことなのだよ。これできっと、シベリアも俺のことを意識してくれるようになるだろう^^

 ……なんて思ったのも束の間((゚Д゚;))

 上のスクショにある通り、俺はこのとき“サイクルジャージ”をシベリアにプレゼントし、パッと見、彼も大いに喜んでくれたように見えた。

 なので俺は、

 「よかったよかった^^ やっぱり俺のチョイス、正解だったな^^」

 ホクホク顔でシベリア邸を後にしようと思ったんだけど……!

 俺の姿が部屋から消える……まさにその瞬間ッ!!!

 「ええ!?!?! そういうことする!!?!

 とアゴが外れるほど驚いて、ギリギリのタイミングで撮影されたスクショが↓こちらなのである!!!

 よく見ると、シベリアの尻尾と左腕の先端付近が写っているんだけどさ……!

 これ、何が行われているのかと言うと……俺が家を辞去したその刹那に、

 「サイクルジャージとかwwww イラねwww ですダスwww」

 と言わんばかりにシベリアが着替えやがったのよ!!!w それも、すっかり着古しているいつものセーターによぉ!!!ww

 「ちょ!!! マジかよ!!!」

 慌ててシベリア邸に入り直すと、まるでナニゴトもなかったかのように……((゚Д゚;))

 シーーーーン……www

 コノヤロ……!w すっとぼけやがって!!!ww 怒りのあまり、アワアワと泡を噴きながら話し掛けたら……!

 む……!

 俺の服の話はどーでもいいんだよ!!!(怒) いま問題なのは、俺のあげたサイクルジャージや!!!>< いらなかったのなら、先に言ってやーーー!!!!(泣)

 シベリア君、なかなかのクセモノである……w

 続くw

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2021年6月5日の様子は↓こちらです。

 待望の(?)、カナブンの模型が完成した日w

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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