【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第813回 別荘は、久遠の絆の証(1)

せめて、リゾート地でつながっていたい!

 前回の日記が、国内外で(?)波紋を広げている。

 まさかこの俺が、ルナステラ島の圧倒的功労者のひとりであるメープルの放出を決めるとは誰も考えていなかったようで、

 「まさか、あのメープルを!!」

 「エース級を自由契約にするなんて!!!」

 このような物議をかもす事態となってしまったのだ。

 俺は小学生のころから生粋の広島カープファンなんだけど、こういうシーンってホントにたびたび目の当たりにしながら育ってきたんだよなぁ……w

 「彼こそ我がチームの4番バッター!!」、「あのエースがいてくれれば大丈夫!!!」と全幅の信頼を寄せていた選手から、別のチームに移ってしまうというね……。もちろん、プロの世界なのでそういうことがあるのは重々理解しているし、引く手あまたの優秀な選手が我が球団から育ったってのはたいへんうれしいのだが……その瞬間の喪失感ってのは計り知れないものがあるのだよ。

 今回のメープル引っ越し劇は、そういった悲しき記憶を呼び覚ますに十分な威力を持っていた。

 最終的に決めたのは俺なんだけど……何度も言うように、こういった連載をしていなければメープル放出なんて絶対に考えなかったと思うので、ある意味、彼女は“ネタ創出のための犠牲”になったと言えるのではなかろうか……><

 なので、メープルからの引っ越しの打診に対し、「いいと思うよ!」という選択肢を選んでしまい、

 ↑このような返しをされた直後……俺は猛烈に後悔した。

 「ああああ!!!>< や、やっぱいまのナシで!!! ももも、もうちょっと熟考させてくださいお願いしますッ!!!><」

 と情けないほど取り乱して、この直後にあろうことか、

 ホームボタン→『あつ森』のアイコンの上でXボタンでゲーム終了

 ↑こちらの、キャンプサイトスカウトのときによく使う強制終了をやってのけたのであった(苦笑)。

 これによりもしかすると、メープルとの一連の引っ越しのやり取りはリセットされたかもしれない。過去にもこの方法で、流出を免れたことがあったような気がするし。

 でも……フラグを消すことができていなかったら……??

 再ログイン後、俺は再びメープルの元に走って、いつも持ち歩いている“あるアイテム”を彼女に手渡したのである。

 それこそが……!!

 そう!! 島の住民を『ハッピーホームパラダイス』のリゾート島に招くときに使う招待状、“おみやげチョコレート”だ!

 その狙いは……もちろん!!!

 メープルをリゾート地に招待し……!

 その雰囲気を満喫してもらいつつの……!!

 彼女の別荘を作ってあげることにあった!!! メープルの別荘作り、まだやってあげてなかったからなー!

 なぜこの土壇場でそのような事業をやろうと思ったのかと言うと……理由はたったひとつ!

 これ、ジュンとももこに別荘を作ってあげたあとのやり取りなんだけど、ご覧の通りこの場でも、ルナステラ島にいるときと同じく俺のことを“あだ名呼び”してくれているのである。これを鑑みるに、島の住民時代に別荘を作ってあげていれば……記憶を消されることなく、リゾート島ではこれまでと変わらないコミュニケーションができるのでは!? と考えたからだ!!

 てなわけで、メープルの別荘作りがスタートしたんだけど……。

 そこには、思わぬ落とし穴があったのだ><

 次回に続く。

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2021年6月11日の様子は↓こちらです。

 カイゾー&リサ夫妻の写真撮影のお手伝い、いいかげん面倒になって、家具をテキトーにバラ撒くだけになるw

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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