【角満のエルデンリングプレイ日記55】“溶岩土竜・マカール”襲来

今度こそ1発で……!

 前回に引き続き、今回も後半戦に向かう途中のお話。

 以前、

 「『エルデンリング』に出てくるボスを初見クリアーしたことはほとんどなく、最低でも5回……多くて20回とか30回はリトライを余儀なくされる((゚Д゚;))

 なんて書いたことがあるのだが、それを考えると今回の出来事は、稀に起こった“奇跡の事象”と呼べるのかもしれない。

 魔術学院レアルカリアを制したあと、後半戦に向かうまでになるべく取りこぼしを回収しておこうとアチコチに出向いたんだけど、その中のひとつに“古遺跡断崖”があった。

 リエーニエの北にある祝福“谷底の隠し村”から進んでいくと到達する場所で、

 名前の通り断崖絶壁がメインとなった、非常に雰囲気がある且つ、身体中のいたるところが縮み上がる地形をしている。

 その道中、出てくる敵はコウモリがほとんど。

 って、敵の動きが激しくてまともにスクショが撮れないんだけど^^;

 こいつ、的がデカいので余裕で攻撃を当てられそうだな……と思うし、実際にハマれば簡単に倒せるんだけど、ハマらなかったときが痛い。バッサバッサとプレイヤーキャラのまわりをトリッキーに飛び回り、挙句の果てはどこからともなく2匹目が飛んで来て挟み撃ちにされたりもする……。『エルデンリング』に登場するザコ敵の中でもかなり上位に入るイヤラシイやつなので、古遺跡断崖に行かれる際は細心の注意を払うことをオススメする。

 そんな、落下死とコウモリの恐怖に怯えながらも先に進むと、やがて↓こんな場所に出た。

 おおお!! またもや悪夢の霧!! ボス戦の始まりだ!!!

 『エルデンリング』は中盤から後半にかけて、怒涛のようにボスクラスの敵が襲い来る。なのでしょっちゅう、そのヌシを倒すか「YOU DIEDwww」を見るまで脱出不能な霧の壁が現れるんだけど、そのアクセントの付け方が絶妙でやめ時がわからなくなるんだよね。とくに中盤戦は、こちらの強さもちょうどいい塩梅に育っている(強すぎもせず、弱すぎもせずね)ので、めちゃくちゃやり応えがあるのだ。あまりにも強くなって無双状態になってしまうと拍子抜けになるので、この中盤戦くらいが『エルデンリング』においてもっとも楽しかった時代かもしれないなー。

 そんな、古遺跡断崖の悪夢の霧の前には召喚サインがあった。

 「お??」

 と思って触ってみると……!

 おおお!! “大角のトラゴス”か!!! 奇遇だなぁ~w じつは俺も“つかまん”って名前なんよwww もしかしてアンタ、“大トラ角ゴス”が本名なんじゃね???www

 なんて酔っ払いのようなツマラナイことを言いつつ、霧の中に入っていく。

 すると……!!

 うわああああああ!!! なんかヤバそうなのきたぁぁぁあああ!!!

 どうやらここに巣食うボスは、“溶岩土竜、マカール”という名称らしい。見た目的には圧倒的に我々より強そうだったけど、俺はここに入る前に他のプレイヤーのメッセージで、

 「出血あれ!」

 と書かれていたことを覚えていて、速攻でグレートソードに出血効果を付与した。コレが功を奏したのか……どうかはよくわからんけど、

 ザッシャァァァアアア!!!www

 ブッシャアアアア!!!www

 口の真ん前はさすがにヤバいと思って「ケツだ! ケツに回り込め!!」と独り言を言いながら、マカールにまとわりつくように立ち回って徐々にHPを削っていった。

 さらに……!

 まだまだ使うよ!!ww 火の敵にはやっぱり霜踏みだろ!!!ww

 要所で戦技の霜踏みを使ってダメージを与え、ついには……!!

 顔面に致命の一撃!!!ww これで一気に、マカールのHPが激減した!!!

 ここまでくれば、もうこっちのもんだ。

 とりあえず攻撃を喰らわないように距離を取りつつ、ここぞってときに踏み込んでいって……!!

 「うりゃ!!!!!」

 トドメの攻撃じゃぁぁあああああ!!!ww

 ……って、スクショにある通り、ちょっとタイミングがズレてたら思いっきり溶岩を踏んで、やられていたのはこっちになったと思うけど^^; でも、このときは運命の天秤はこっちに傾いてくれて、無事に……!!

 溶岩土竜マカール、初見で撃破!!! その報酬としていかにもヤバそうな剣“土竜の鱗剣”を手に入れることができたのでした!!

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/

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