『スプラトゥーン3』前夜祭レポート! 新ブキ・トライストリンガーや大忙しの大乱戦「トリカラバトル」を体験ッ!!

2022年9月9日(金)より発売予定のNintendo Switchソフト『スプラトゥーン3』。8月28日9時~21時の期間に、本作のバトルを事前に楽しめる前夜祭が行われた。

スプラトゥーン3』ではインクを塗り合うナワバリバトルはもちろん、新たなブキや3つの勢力に分かれて競い合うフェスマッチなど新要素も続々登場! 前夜祭でもその魅力の一部を体験できたので、本記事では『スプラトゥーン』シリーズ初心者のライターによるレポート記事をお届け!

担当ライター:トニオ國崎

グーvsパーvsチョキ。どの勢力に参加する? 新ブキも登場!

『スプラトゥーン2』は少し遊んだだけで、大まかなルールは知っているけどプレイスキルはそんなに……という初心者プレイヤーのトニオ國崎です。今回はいよいよ新作が発売されるというのもあり「これを機に本作からやってみよう!!」ということで前夜祭に参加してきました!

前夜祭のメインとなるのは、お題に対して3つの勢力に分かれる「フェスマッチ」。今回のフェスお題は、ジャンケンをモチーフにした「いちばん強いのはどれ? グーvsパーvsチョキ」のどれに所属するかというもの。ジャンケンでどれを出すか……グーは……いや個人的に初手ではあんまり出さないな……ならパーは……と、いろいろ考えた結果、チョキ派で参戦しました!

ナワバリバトルでは、制限時間内にどれだけステージにインクを塗れるか競い合うというおなじみのルールのもと、4人1組のチームで戦っていきます。お試しで使えるブキは20種類以上もあるのでどれを使うか悩みましたが、広い範囲を塗り進んでいく「スプラローラー(ローラー)」と、ローラーよりさらに速く塗り進み、連続攻撃を振り回せる「パブロ(フデ)」といった近距離で立ち回るブキを使っていました。

ローラーは射程距離が短いけど接近戦は強く、フデはとにかく塗り性能に特化していて撃ち合い以外をフォローする……といった感じで、始めたての自分でも扱いやすかった印象です。

途中からは新たなブキ「トライストリンガー」も使ってみました。弓のような形状のブキで、ZRボタンで弓を引き、離すと複数のインクを発射。チャージするとより遠くまで飛んでいき、さらに着弾点で弾が破裂する仕組みになっています。

地上でのヨコ撃ち、空中でのタテ撃ちを活かして攻めていきますが、「トライストリンガー」はチャージしないと正面からの撃ち合いで勝つのは少しきびしい。前に出すぎないようにして、射程の長さを活かして味方の進む道を先に塗ってあげたり、弓らしく遠距離からのサポートに向いている気がしました。

製品版で近距離が得意なストリンガーブキが出てくると印象がまた変わってくるかもしれませんね。

……とまぁ、こんな感じで3つのブキを使いながらナワバリバトルの前半を体験。最初はとにかく相手を迎え撃つことを考えていましたが、勝敗を左右するのは塗ったインクの面積。劣勢かと思いきや、こまめな塗りつぶしのおかげで僅差で勝てたりするのもおもしろいですね! う~む、これは最後まで油断できない……!

↑ガッツリ塗り残した部分を残り1分で発見。おっと、あぶない……。

前半も終わり、チョキ派がフェスマッチ中間1位を獲得! 後半からは大乱戦の「トリカラバトル」も加わり、バトルはさらに激しくなっていきます。

大乱戦・トリカラバトルはとにかく忙しい!

後半から追加されるトリカラバトルでは、1位の勢力は守備チームとして4人、2位と3位の勢力は攻撃チームとしてそれぞれ2人が出場し、2vs4vs2のバトルを繰り広げます。

スタート地点は1位のチームがステージ中央、2位と3位のチームは両端に配置され、「エリアを多く塗ったチームが勝ち」という基本ルールはそのままですが、このバトルでは新たに登場するスーパーシグナルが勝利のカギとなります。

攻撃チームはステージの真ん中に置かれたスーパーシグナルを奪うことで、取ったチームのインクを周囲にばら撒いてくれるマトイが出現。ナワバリを大きく広げられてしまうので、守備側はスーパーシグナルを取られないように頑張って防衛しないといけません。

なので、各チームそれぞれの役割は、

■1位チーム(守備):スーパーシグナルを取られないように両端からやってくる他チームを撃退。塗った面積が相手に負けないようにする

■2位、3位チーム(攻撃):インクを塗りつつ、ステージ中央にあるスーパーシグナルの奪取を目指す。マトイを出現させてうまくナワバリを広げて勝ちを目指したい

という感じになります。

さて、今回の自分の立ち位置はチョキが中間1位だったので守備側へ。攻めてくるグーとパーチームを抑えないといけないのですが……いや~めちゃくちゃ忙しかったです!

トリカラバトルでは画像のように左右から2チームが押し寄せてくるので、4人でわちゃわちゃしながら撃退していきます。

もしもスーパーシグナルを取られても確保されるまでに時間がかかるので、そのあいだまでに倒せばいいのですが……運悪く2人以上倒れてしまうとさぁ大変。スーパーシグナルをあっさり取られてしまい、向こうが有利になってしまいました。このバトルではまわりの状況を把握しながら、いかに上手くフォローできるかが重要に思えましたね……。なにっ、チョキなのに自分が挟まれているっ……!?

ちなみにトリカラバトルが始まるまでは、先ほど紹介したパブロやローラーを使っていましたが、さすがに防衛の撃ち合いになると手が足りないと感じたので、ここでブキをシューターに切り替えました。

いろいろ試してみましたが、個人的には「プロモデラーMG」がけっこう使いやすかったですね。

射程は短いけど連射力は優れており、サブウェポンは3段階変化のタンサンボム、スペシャルウェポンは突進&爆発効果を持つサメライド、といった構成で性能も分かりやすく、しっくりくるまで早かったです。製品版でもメインで使うのもアリかなと。

↑スーパーシグナル獲得を阻止するため、サメライドで発進! まっすぐしか進めませんが、使いどころを見極めればかなり健闘しそう……?

前夜祭のトリカラバトルはステージ「チョウザメ造船」でのバトルでしたが、それなりに高低差もあり、いろんなところから攻めてくる相手を倒しながら防衛するのは、短い3分間でもギュッと凝縮された内容のバトルでした。

前夜祭の時点ではギリギリのバトルが多くてハラハラしましたが、製品版で連携が煮詰まってきたり、ほかのステージでは立ち回りがどう変わってくるのか気になりますね。

↑「終盤はけっこう押されたし流石に負けたか……?」 と思いきや、0.2%の差でなんとか勝利! 緊張感MAXな戦いです。

さて、いよいよ前夜祭も終わり、気になる最終結果は……「グー」が逆転!

中間1位を獲っていた我らチョキチームは惜しくも2位という結果になりました。ちなみに、この日の自分の戦績は15勝25敗で、ポイントは「えいえんのチョキ派」まで何とか達成。そこそこな結果となりました。フェスマッチで出会えたみなさんありがとうございました!

↑投票率
↑オープン&チャレンジでのこうけん度
↑累計ポイント

とはいえ、今回遊べたのもほんの一部。対戦のほかにもヒーローモードやサーモンラン、まだ見ぬブキなど体験できていない部分がまだまだ残っているので楽しみですね。また製品版でお会いしましょう!

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