超大作! 『ホグワーツ・レガシー』もうすぐ発売! 先行体験レビューとプレイ動画を公開します!!

これは傑作だぞ……!

 いまから2年以上前の2020年9月17日に実施されたプレイステーション5の新作発表イベント“PlayStation 5 ショウケース”において初お披露目され、その驚異的なクオリティーのPVを見た人々に、

 「え?? これ、本当に実現できるの?? マジでゲーム機の実機映像??((゚Д゚;))」

 と、驚きとともに困惑すらもたらせたひとつのタイトルがあった。

 それが、WB Gamesから2月10日に発売されるプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC用ソフト『ホグワーツ・レガシー』だ(Nintendo Switch版の発売日は近日発表予定)。

 そのタイトルを見てピンと来た人が多いと思うけどその通り、本作は1800年代の『ハリー・ポッター』の世界を舞台としたアクションRPGで、その壮大且つ美麗な世界観をオープンワールドで表現している超大作。プレイヤーは“ホグワーツ魔法魔術学校”の5年生となり、原作でおなじみの魔法を操りながら闇の魔法使いを始めとする敵と戦っていかねばならない……と、このイントロダクションに関しては公式サイトや公式YouTubeなどでプレイ映像が公開されているので、見たことがある人も多いんじゃないかと思われる。

 今回の記事では……ここからさらに踏み込みます!!

 なんと、発売を目前に控えた『ホグワーツ・レガシー』の体験プレイ+開発者インタビューの機会を発売元のセガが設けてくれることになり、我々コロコロオンライン取材班も他のメディア関係者とともに会場に駆け付けたのである! そこで、じつに90分間に及ぶ先行体験をさせてもらえたので、その感想とプレイ動画をたっぷりとお届けしたいと思います!! また別記事で開発者インタビューの様子も公開するので、よりこのゲームの世界観に迫りたい人はそちらも参照のこと!!

やっぱり箒(ほうき)に乗りたい!

 

 てなわけで、さっそく遊ばせてもらいましょう……!

 じつは筆者、冒頭で書いた初お披露目のときから『ホグワーツ・レガシー』に惹かれまくっていて、会社の同僚とも、

 「あそこまで作り込んであるなら、期待外れになるわけがない。この作品をきっかけにプレイステーション5を購入するのがベストだろう!!」

 と話し、発売されるのを心待ちにしていたクチだ。当然、いいおっさんなので『ハリー・ポッター』は第1作目が日本上陸を果たしたときの大フィーバーをリアル体験しており、以来、書籍も映画も制覇していることを最初に記しておきますww

 操作説明と注意事項をいろいろ聞いたのちに、プレイステーション5のコントローラーを握った。

▲キャラメイクは、たくさんの顔パーツの中から好みのものを組み合わせて行う。選択肢が多いので、微に入り細を穿つような、好みの顔を作れそうだ。

 操作方法は、こういったオープンワールドゲームと同様にたくさんのボタンを使う仕様になっているけど、左スティックで移動、右スティックでカメラワーク、R2で選択してある魔法を発動……などなど、言ってみれば非常にオーソドックスな造りになっている。確かに使うボタンは多いけど奇をてらったものではないので、ふだんからゲームに親しんでいる人は、いちいち操作説明を見なくてもすんなりと思い通りの動きをさせられると思ったね。

 さて、体験プレイを始めてすぐに荘厳な建物の前にやってきたんだけど……! ここが……!!

 「うわ、すご……!! ホグワーツだ……!!」

 同席した女性記者が、思わず嘆息した。それもそのはず、目の前の大型モニターに映し出されていたのは、映画の世界から引っ張り出してきた映像をそのまま貼り付けたかのような、とんでもなく美しいホグワーツ魔法魔術学校だったのだから……!!!

 言うまでもないかもしれないけど、このホグワーツの建物だけでなく、ゲーム中で視界に映る建造物、植物、生き物、人間、魔法エフェクト、そのへんの石ころ……までもがとんでもなく美麗に描き込まれていて、誇張ではなく、プレイ映像をいい感じに編集すればそのまま映画にできるんじゃないか……ってくらいグラフィックの精度が高い。筆者は30年にわたってゲーム業界で仕事をしているけど、映像の美しさという観点においては間違いなく、『ホグワーツ・レガシー』は3本の指に入るクオリティーだと断言するわ。

 しかもだな……!

 「魔法の箒に乗って、自由に散策できますよ!」

 開発チームの方にそう言われ、簡単操作(このときはL1+〇だったかな)でフワリと魔法の箒にまたがってしまったではないか!!(※プレイ動画を参照!)

 煩雑な操作をすることなく、自転車にまたがるくらいの気軽さで魔法の箒に乗ることができる。これも、映画の世界観そのままだ。そして、当然……!

 「うわ……!! このまま自由にどこまでも行けそう……!!」

 ホグワーツ魔法魔術学校を眼下に見ながら、遠くに見える山々までピューッと飛んで行けそうだった。そして実際、『ホグワーツ・レガシー』の開発コンセプトのひとつに“目に見える場所にはすべて行くことができるようにしよう”と言うものがあったそうなので、遥か彼方で霞む場所にもこのまま……! いまでも……ッ!!!

 「あ……! 飛び回るのはそのへんで^^; 学校からは、あまり離れないでね」

 開発者の方に釘を刺されてしまった……w

 考えてみれば『ホグワーツ・レガシー』はオープンワールドのゲームで、サブクエストなども無数にある仕様になっているのだろう。ヘタに遠出をするとネタバレ的なストーリーが始まってしまう恐れがあるので、筆者は「飛行しすぎてスミマセン……」と頭を下げながらホグワーツの敷地内に戻ってきたのでした……w

▲魔法の箒にまたがって、自由に空を飛び回っている様子。映画をそのまま操っているかのようにスムーズ且つ美麗な飛行体験ができる。もうこれだけでも、プレイする価値あり!!

想像以上に、自由に魔法を使える!

 

 ではここから、『ホグワーツ・レガシー』のキモとなる魔法の呪文を実際に使っていこう。

 まずは……お?? 校門前の広場でフキダシを出している少年がいる。迷わず話し掛けてみると……!

 「“アクシオ”を使って、ボールを手前に引き寄せる勝負をしようぜ!!」

 うろ覚えだが、こんなことを言って筆者を挑発してきたではないか。

 “アクシオ”ってのは『ハリー・ポッター』では有名な呪文のひとつで、離れたものを引き寄せる効果がある。

 このアクシオ、以後でたびたび発生する魔法バトルでもめちゃくちゃ使える……というか、アクシオを使いこなせないと苦戦する場面がたびたび出てきたので、そのチュートリアルとしてもここでの勝負は重要だったんだな……と、後になって気付きました。

 さて、その勝負は……!

 遠くにあるボールにアクシオをかけて、点数が書かれた手前のパネルまで引き寄せる。強く引っ張り過ぎても台からボールが落ちてしまうので、力加減が重要であった。

 このアクシオのように、原作や映画に登場した魔法の呪文は片っ端から登場すると見て間違いない。暗闇を照らす“ルーモス”とか、バトル中にバリアを張る“プロテゴ”とかとか。原作を知っていると、

 「おお!! 知ってる知ってる!!!ww」

 と感動できること請け合いなんだけど、その世界観をまったく知らなくても楽しめるので安心していい。

▲この映像を撮影していたときは失敗したけど、すぐに慣れてアクシオを使いこなせるようになったことを強調しておきたい。

 そしていよいよ、ホグワーツ魔法魔術学校の中に入ると……!!

 おおおおお……!! う、美しすぎるぅぅぅうう……!!!

 この、究極的に描き込まれた学校内を散策しながら、謎を解いたり、ちょっとしたサブクエストをこなしながら操作と魔法の使い方を学んでいく。

 重要なのはやはり、バトルでの操作だ。

 呪文は、直感的な操作で使用するものを選び(キーコンフィグによるので説明が難しいけど)、R2で発射する……という仕組みだ。テキストで見る以上にスムーズに切り替えも使用もできると思うので、まるでシューティングゲームをしているかのような気軽さで中長距離戦を行うことができる。

▲このチュートリアルで呪文の基本的な使い方と、コンボについて学ぶことができた。初めてのプレイだったので若干おぼつかなかったけど、呪文の切り替えもコンボもかなり直感的に行えるので、慣れてくるとめちゃくちゃ気持ちいい! 

 とはいえ、ガチャプレイだけで勝てるほど作りは甘くなく、かなり奥深く、戦略的に練り込まれた魔法バトルになっているなという印象を受けた。

 たとえば、高台からイヤらしく攻撃してくる敵を見つけたら、素早くアクシオを発射して近くまで引き寄せる……という立ち回りが必要だったり、敵がプロテゴで魔法の障壁を張ってきたら、それと同じ属性の呪文をぶつけてブレイクしたり……などなど。

▲ポイントは、透明になっていいポジションまで行き、一気呵成に攻めること! とはいえ攻略方法はひとつではなく、いま思えば敵をアクシオで1体ずつ引き寄せて各個撃破……なんてこともできたかもしれないな!

 また、大勢の敵がたむろってるところでは囲まれてしまう恐れがあるので、まずは透明になる魔法を使ってやり過ごし、背後に回って個別撃破する……なんていう戦術も使える。その場の状況に応じてさまざまな呪文を使い分けるのが、ハマるとめちゃくちゃ気持ちいいのだ。

 のちに公開する開発者インタビューで、この魔法バトルに関しては、

 「“長距離のフェンシング”をイメージして作った」

 と語られていたが、まさに言い得て妙で、魔法を操る者どうしが中長距離のポジションに陣取り、バチバチと呪文の鍔迫り合いをするところなど、紛れもない長距離フェンシングだと思った。

 そんなバトルシーンも含めたプレイ動画を公開!!

▲ここでのポイントは、やっぱりアクシオ! 高台から遠距離攻撃をしてくるイヤらしい敵を引き寄せて最初に倒すと、以後の戦いが俄然楽になった。くり返しになるけど、地形と敵の構成を分析し、的確な魔法バトルを展開できたときの気持ちよさが格別なのだ。

 ……まだ操作に慣れなくてぎこちないところが多いけど、その圧倒的な美しさと気持ちのいいバトルは堪能いただけると思います!!

 

【 商品概要 】
商 品 名 : ホグワーツ・レガシー
対 応 機 種 : PlayStation®5 / PlayStation®4 / Xbox Series X|S / Xbox One /Nintendo Switch™ / PC
発 売 日 : 通常版:2023年2月10日(金) 発売予定
デラックス・エディション:2023年2月7日(火) 発売予定
※PS4™ / Xbox One版は2023年4月4日(火) 発売予定
※Nintendo Switch™版は2023年7月25日(火)発売予定
価 格 : PS5™ / Xbox Series X|S 通常版:8,980円(税込9,878円)
PS5™ デラックス・エディション(パッケージ版):9,980円(税込10,978円)
デラックス・エディション(デジタル版):9,980円(税込10,978円)
PS4™ / Xbox One 通常版:7,980円(税込8,778円)
PS4™ デラックス・エディション(パッケージ版):8,980円(税込9,878円)
Nintendo Switch™版:未定
ジャンル:オープンワールド・アクションRPG
プレイ人数:1人
メーカー:WB Games
CERO表記:C区分(15歳以上対象)

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『ホグワーツ・レガシー』公式サイト:
https://www.hogwartslegacy.com/ja-jp

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