【後編】穴久保幸作先生最新作『サウナウォーズ』掲載開始記念インタビュー! 「描けなくなる前に自分の作品を読んでほしい。命を懸けたまんがです」

『おれは男だ! くにおくん』やギエピーでおなじみの『ポケットモンスター』を手掛けた穴久保幸作先生の最新作『サウナウォーズ』が、現在週刊コロコロコミックで掲載中!

週刊コロコロ創刊1周年記念作品として描かれた本作は、生きるか死ぬか、サウナでの”熱い”戦いを描いた作品。無類のサウナ好きである穴久保先生が、じーさんになってもまんがを描き続けられる方法として「サウナ」を紹介……かと思いきや、突如デスゲームが始まって――!?

伝家宝刀のギャグまんがではなく、自身初となるストーリーまんがの掲載となった『サウナウォーズ』。

コロコロオンライでは、そんな『サウナウォーズ』掲載開始記念として穴久保先生に直接インタビューを実施! 後編では、「サウナ」を題材にした理由や作品のポイントなどについて聞いてきたぞ!!

▲画像をクリックすると、前編が読めるぞ!

漫画家の魂そのものを載せた作品

コロコロオンライン編集部

サウナまんがといえば各地の施設を巡るレポートまんがというイメージですが、なぜデスゲーム要素を入れ込んだんですか?

じつは僕が日本中のサウナ施設に行って、その体験談をまんが化するという案もありました。でも、コロコロ本誌や週刊コロコロの読者がはたして読んでくれるのだろうかと。

穴久保幸作先生

 

コロコロオンライン編集部

たしかにレポートまんがだと渋い作品になりそうですね。

そこで、WEB連載の週刊コロコロだからこそ描けるものはないかと考え、デスゲームと言いますか、”生と死”を要素として含むことにしたんです。

穴久保幸作先生

 

コロコロオンライン編集部

たしかに今回の作品は生死に関わる描写がありますね。それゆえに主人公の穴久保先生の必死さが伝わります。

結構シビアは話になるんですけど、僕も歳を取って身内や仲間が亡くなってしまうことが増えました。それで、人は本当に死ぬということをリアルに感じたんです。そういう僕自身が感じた人生観を描かせて頂きました。

穴久保幸作先生

 

コロコロオンライン編集部

たしかに作品の端々から想いが伝わってきます。

人の命には限りがあります。だからこそ、僕はこの作品をとにかく皆さんに読んでほしい。最初、編集さんに「原稿料いらないから、とにかく載せてくれ!」と言いました。

穴久保幸作先生

 

コロコロオンライン編集部

それほどとは……!

僕もいつまでまんがが描けるか分かりませんからね。そういう想いも込めて、命を懸けて描かせて頂きました。

穴久保幸作先生

 

コロコロオンライン編集部

ぜひ色んな方に読んでほしいですね! 作中では生死が伴っていますが、現実のサウナの魅力についてはいかがですか?

サウナと水風呂、外気浴のループも気持ちいいですが、とにかく夜にしっかり寝られるのが良いですよ。

穴久保幸作先生

 

コロコロオンライン編集部

睡眠の質が変わる感じですか?

そうですね。サウナに行った日の夜は、途中で一度も起きずに寝られるんです。これが僕の健康につながっています。

穴久保幸作先生

 

コロコロオンライン編集部

サウナで得た知識と経験、生死を伴う人生観、今回の穴久保先生の漫画はこれらがすべて詰まった作品になっているんですね。

そうですね。ちなみに今は前・後編を公開させて頂いていますが、実はまだ続きも考えています。

穴久保幸作先生

 

コロコロオンライン編集部

おぉ、反響によっては……といったところでしょうか?

そうですね。ぜひ感想をSNSなどで頂ければと思います! これからもっと激しく面白い展開になっていくので……! 

穴久保幸作先生

コロコロオンライン編集部

これは読んでみたい! 読者の皆さん、ぜひ感想を送ってみてください! 穴久保先生、ありがとうございました!

 

穴久保先生が描く新たな世界『サウナウォーズ』の前編・後編は、週刊コロコロコミックで現在好評掲載中!

作品を読んだら、ぜひSNSなどで応援しよう!!