By まつがん
～前回までのあらすじ～
ジャンボリデッドマンのことは、あまり深く考えないことにした。
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悠久の時を経ても変わらないデュエマの原則。第1弾のパックにはその年度を象徴するテーマやギミックが収録されている……だが。
もちろん例外はある。どんな事象にも。
「ん……？これってどう使うカードなんだ？」と一見思えてしまうようなカードも、どんなセットにだって存在する……新セットは種族ごとに新能力「メクレイド」をするセットとされているのに、いきなり2つの種族にまたがっている異端児がいるように。
どうあれ紹介しよう。こちらが4月22日(土) に発売予定のアビス・レボリューション第1弾「双竜戦記」に収録される新カード、《炎渦双奏 タイダル&バーン》だ！
ロックンロールドラゴン……？？？
－－例によって、このカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
不格好な能力になりがちなのは火水多色のカードの特徴というもので、過去にも5マナ圏だと《ドスコイ・イチバンボシ》や《灼熱憤怒 テスタ・ロッサ》があった。
例となるクリーチャーがあまりいないところではあるが、攻撃的な火文明と防御的な水文明とで混線した結果、一見迂遠な攻めの方法をとっているかのような能力が生み出されるのかもしれない。
一方、以前紹介した《ハートフ・ルピア》や、《シーラ・カンフー》のように個性豊かな唯一無二の能力になりがちなのも火水多色の特徴と言える。
繰り出されるのは混線した攻めか唯一無二の個性か、はたまたその両方か。種族がコマンド・ドラゴンであることと合わせ、いずれにせよかなり注目の1枚と言えるだろう。
あるいは、もしあなたが「火水多色の5マナのレアのコマンド・ドラゴンを作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか？そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《炎渦双奏 タイダル&バーン》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く！
ライター：まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている（が、上記のような理由で大体失敗する）。
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