【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×信長が語る新シーズン&チャージャーの極意~3~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×信長 第3回】

あとばる選手×信長選手による対談の第3回目!

今回は信長選手のメインブキであるスプラスコープコラボの使い方についていろいろと聞いていくぞ。

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チーム・よしもとゲーミング カラマリ所属。
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信長
チャージャー使いの中でも、最上位の実力を持つプレイヤーのひとり。『3』ではリッターで、いち早くXパワー3308に到達したことでも話題を集めた。素早さと正確性を兼ね備えた精度の高いエイム力はもちろん、試合の流れを的確に捉えた頭脳的な立ち回りは、チャージャー使い以外のプレイヤーでも非常に参考になる。
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エイムを当てるコツは「追いかけない」こと?

――エイムをよくするために、試射場やステージのさんぽを使ってなにか練習なども行いましたか?

信長:最初は動いてない敵にもエイムが当たらないような状態だったので、試し撃ち場で動いている的を全部一発で抜けるまで繰り返し練習するというのはやっていましたね。

 

▲まずは試撃場の動くマトを確実に当てられるように練習しよう。

 

――動く敵に当てるのってすごく難しいじゃないですか。試射場の動くバルーンには当てられても、実際の試合になると全然当てられないみたいな。その動いてる敵に当てるコツというか、こういうことを意識すればいいとかってあったりしますか?

信長:射線で相手のルートを遮断して自分の抜きやすい位置に誘導するとか、敵が来る場所を予測してあらかじめそこにエイムを置いておくとかですかね。たとえば、いったん敵が引くとなったときに、ここは必ず通るだろうみたいな場所ってあると思うんですけど、そういうポイントにエイムを置いておいて、敵が来た瞬間に当てるみたいな。

 

――変に敵を追いかけるよりは、相手の行動を読んでそこに置いといて、来たら撃つという。

信長:そうですね。追っかけていると安定しないと思うんですね。ちょっとエイムを微調整して当てるぐらいだったらいいんですけど、本当に90度ぐらいにボーンと動かして撃つというやり方だと、なかなか当てるのは難しいので、自分が当てやすい場所に敵が来たところを撃つという戦い方をした方が、結果的に成績も安定すると思いますね。
 あと、ステージごとの有利なポジションを覚えておくだけでも全然違うと思うので、最初にうまい人の動画を見てそういうポジションを把握しておくと、もっと早く上達するかもしれないです。

 

――信長選手自身も最初は配信などを見て参考にしていたんですか?

信長:そうですね。すごく好きな配信者の方がいて、最初はその人のやり方を真似するところからスタートして、少しずつ自分のやり方にアレンジしていて、今のプレイスタイルが身についた感じですね。

 

――初心者の人がこれからスプラスコープコラボを頑張ってみようと思ったときに、まず意識しておくべきことはどんなことがありますか?

信長:ちゃんと敵の方を向いてスコープを覗くということですね。スコープって覗くと視野が狭くなるので、敵を見つけたときにすぐに狙おうと構えても、敵の方向に視点が合っていないとスコープで覗いたときに相手を見失いやすいんですよ。

 

――確かに「あれ、敵どこにいる?」となって、1度スコープを戻してとかになりがちです。

信長:そうですね。あと、スコープを覗いている時間が長いと、その分だけ自分の周囲が見れなくなって詰めてくる相手とかに気付けないんですね。だから、スコープを覗く時間を短くするためにも、ちゃんと相手の方向に視点を合わせて、スコープを覗いたときにそのまま敵を補足できるように意識することが大事ですね。

 

 

――スプラッシュシールドのうまい使い方や覚えておくと便利なテクニックについても教えてください。

信長:スロープ状になっている坂みたいな場所だと、普通にシールドを張るよりちょっと早く展開してくれるとか、ジャンプしながら投げるとちょっと距離が伸びるというのは覚えておくといいですね。たとえば、自分が高台から狙いたいけど、下にブラスターがセンプクしていて狙われるかもなんてときは、手前でジャンプして高台ギリギリにシールドを置いてから前に行くと、安全にポジションを取ることができます。

 

▲ジャンプして投げることでギリギリの位置にシールドを展開することができる。

 

――なるほど。

信長:あと、シールドって展開するまでがわりと遅いんですけど、シールドを投げたあとにジャンプするとけっこう相手の射線をずらせていい感じに弾を避けられたりすることもあるのでオススメです。

 

――あと、スペシャルのトリプルトルネードはどんな場面で使うようにしていますか?

信長:トルプルトルネードはけっこう有能で、たとえば相手がナイスダマを吐いたときに、ナイスダマに投げると1個で相手を倒せるじゃないですか。そんな感じで相手のスペシャルに返すというのと、あとは自分たちが抑えている場面で、相手が打開のカニタンクが溜まっていたら、あえて先にトルネードを切って2個投げちゃうんですね。
 そうすると相手は「トルネードを使ってきたからいまならカニタンクを吐ける」ってなるので、そこで残りの1個をカニタンクを吐いてきたのに合わせて返して、連射で撃つ時間を短くするみたいな。

 

――誘って使わせるという。そういう駆け引きもあるんですね。

信長:そうですね。相手の吐きたいタイミングで吐かせなくするのが効果的な使い方かなと思います。

 

▲トリプルトルネードは相手のスペシャルへのカウンターとしても強い。効果的に使っていこう。

 

――あとばる選手は相手にスプラチャージャーコラボやスコープコラボがいる場合、どういったことを気を付けるようにしていますか?

あとばる:正面からは絶対に対面しないようにしていますね。他のチャージャーと比べてもシールドがあるので正面からだと絶対に勝てないんですよ。普通、1発外すのってチャージャーにとって大ピンチだと思うんですけど、コラボはチャージも早いし、1発外しても余裕でシールド裏でチャージしてもう一発撃ってくるので、基本的にはあまり喧嘩は売らないようにしていますね。

 

――積極的に潰しにいこうという立ち回りはしていない?

あとばる:そうですね。まあ、「取れたらいいな」でクイックボムを投げたりして、ポジションをどかせたあとに突っ込むとかはしますけど、馬鹿正直に突っ込んではいかないですね。

 

――スプラチャジャーコラボだと詰めてもちょっと怖いなという相手ではありますか?

あとばる:そうですね。絶対にシールドでねばられるので、そうなるとカバーが入ることが多くて。Xマッチでもチャージャーへのカバーってみんな早いんですよ。なので、「仕留め切れないかもな」というのは意識しながらやっていますね。

 

【今回のまとめ】
・しっかりと相手の方向に視点を合わせてスコープを覗くべし!
・相手の来そうな場所を予想して、先にエイムを置いておくのが安定して当てるコツ!
・トルプルトルネードをうまく使って相手のスぺシャルによる打開をつぶそう!

 

次回も引き続きふたりの対談をお届け。ついに開幕した「スプラトゥーン甲子園2023」についてふたりに聞いていくぞ!

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次回は5/5(金)ごろ更新!!

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