【カブトクワガタ日記】第158回 カワスイの“カブトムシ・クワガタ展”でヘルクレスと触れあった!(1)

すばらしい企画展

 前回の続きとなるが、

 俺とたっちー先生というコロコロオンライン・カブトクワガタ班が降り立ったのは、JR川崎駅--。そこから徒歩1分の好立地にそびえ立つバベルの塔の如き高層ビル(若干、オーバーである)に入って行き……!

 その10階に行ったらば、そこに展開していたのは……!!

 デタッ!!! 首都圏にある同種の施設の中でも、その素朴さと展示の巧みさで話題となることが多い川崎市が誇る水族館……!! その名も“カワスイ”!!! 川崎水族館にやって来ちゃったんでええぇぇぇええ!!ww

 なんでわざわざ、さいたま市の自宅から東京を縦断してまで神奈川にやってきたのかと言えば、その理由は単純にして明確である。昨日の記事でもちょろっと触れた通り……!!!

 カワスイの年パスが欲しかった!!!

 からではなく(いや欲しいけど)、注目してほしいのは右のポスター!!

 なんと2023年7月21日(金)~2023年9月24日(日)の期間限定で“夏の特別企画展”と題し、その名も……!!

 “探して!触って!森遊び!カブトムシ・クワガタ展”

 が実施されていたからだ!!

 じつはこのイベント、1ヵ月以上前には開催されていることを知っていたんだけど、この夏は俺もたっちー先生も近年稀に見るほど忙しかったため、このような昆虫展の取材は、

 「と、とりあえず近場からにしよっか^^;」

 ってことで、先に東京スカイツリーの大昆虫展と幕張のイベントに足を運んでいたのである。でも、いよいよカワスイの特別企画展も終わりが近づいてきてしまったので、現在進行形で吐くほど忙しくはあったんだけど、俺の誕生日の翌日である9月18日にやっこらせぇと川崎まで出向いた……ってわけなのだ。

 そして最初に書いておくと、9月18日は敬老の日の祝日。じつはわざわざこの日を狙って訪問したのには確固たる理由がある。それには追々触れていくことにしよう。

 さて、何はともあれチケットを買って中に入ってみる。

 すると、さっそく……!

 カワスイの副館長を務めているという、トルクメニアンワシミミズクの“ロット”氏が出迎えてくれた。この、

 「むんッ!!!」

 って感じのポーズがいかにも頼もしく、我々は大いなる力に守られているかのような気分になって、ズンズンと中に進んでいったのである。

 そしてしばらくは、カワスイが誇る淡水魚メインの美麗かつ静謐(せいひつ。落ち着いているってこと)な雰囲気が漂う魚たちの展示に癒されまくる……。

 展示方法もめちゃくちゃ工夫されているし、

 ↓こんな大パノラマスクリーンのゾーンもあったりして、

 「こりゃあ1日いても飽きないぞ……!!」

 とさっそく思わせてくれたのだった。ちなみに魚だけじゃなく、

 カメレオンとか……!

 美しくも恐ろしいヤドクガエルなんかもいて、刺激的ったらありゃしない。しかも、これは俺たちの本来の目的ではないってんだから、どんだけ懐深い展示をしているのだカワスイは……!

 では……!

 ぼちぼち、この日のメイン会場に向かいますかな……!

 お魚のエリアを抜けてしばらく行くと“カワスイホール”という広いゾーンがあるんだけど、そこがカブトムシ・クワガタ展の会場であった。その入り口には……!

 おおお!! 雰囲気抜群!!! いかにもカブト&クワガタがいそうな雑木林っぽい造りになってるよ!!!

 そして1歩中に踏み込んだなら……!

 そこはまさに、都会にできた“カブトの森”になっていたのでした。

 続く。

 

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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