【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第236回 角満が名付け親の神秘の龍“フォークロア”!!

第236回 「フォークロア」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“フォークロア”を大紹介!!

▲五天の神秘龍・フォークロア

 ここから2回の記事で紹介するモンスターについてだが、じつは長く続くこの連載の中でもトップクラスで……書きやすかったりする!!

 その理由は非常に単純にして明快で、筆者がその設定と名前を考えたからなのである。

 まず今回紹介する“五天の神秘龍・フォークロア”がパズドラに実装されたのは、いまから9年以上昔の2014年6月27日。ぶっちゃけ、考案した本人からすると、「あれから、もう9年以上も経ったのかよ……!((゚Д゚;))」と時の流れの無常さに震えるしかないのだが、いまこうして掘り起こしてみても、見た目、世界観ともにじつにパズドラとマッチしているなぁ……と自画自賛ながら思うのであるw

 このフォークロアの前身となっているのが、これまた筆者の発案で誕生した“神秘龍”シリーズの一角、“神秘の天体龍・アンティキティラ”だ。このモンスターについては当連載でも触れているのでバックナンバーをお読みいただきたいんだけど、神秘龍シリーズは世界的に有名な“オーパーツ”をモチーフにしていて、アンティキティラはその名の通り、“オーパーツオブオーパーツ”とも言われる“アンティキティラ島の機械”のオマージュだ。このアンティキティラに他の神秘龍を合成(※当時。現在は合成素材が希石に変更されている)することで誕生したのが“五天の神秘龍・フォークロア”だったのだ。

 いまでもよく覚えているけど、「神秘龍を合体させて、2種類ほど究極進化のモンスターを作りたいですね」とパズドラの開発から提案されて考えたうちの1体が、日本語で“伝説”、“民間伝承”、“言い伝え”などの意味を持つ“フォークロア”だった。これは、ベースとなっている神秘龍(オーパーツ)自体が伝説の遺物であることから、「1体の名前はフォークロアしかないな!」と瞬時に思いついて付けたものだったのである。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は11月20日(月)更新!!

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