トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×トド 第2回】
あとばる選手×トド選手による対談の第2回目！
今回は1月のアップデートで追加された新スペシャル＆新ブキについていろいろと聞いていくぞ。ふたりがとくに注目している新ブキは……？ さっそく対談スタートだ！
【「スプラトゥーン甲子園2023」オンライン大会 冬 代表決定トーナメント】
トド選手のもろずみ覚醒軍が優勝した「オンライン大会 冬 代表決定トーナメント」の試合はこちらで視聴できるぞ。
あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ－ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チーム・よしもとゲーミング カラマリ所属。
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『2』の頃から第一線で活躍してきたトッププレイヤーのひとり。『スプラトゥーン』でも屈指のボトルガイザーの使い手で、エイムはもちろん判断力や視野の広さなどすべてがハイレベル。また、『3』初の甲子園となった「スプラトゥーン甲子園2023」では、ボトルガイザーに加えて、ジムワイパーも使用。強豪チームが揃った「オインライン大会 冬 代表決定トーナメント」を制し、見事に全国決勝大会への切符を掴んだ。全国決勝大会では、どんなプレイを見せてくれるのかにも注目だ。
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使っても使われてもストレスが少ないのがウルトラチャクチの魅力？
――1月のアップデートで新スペシャルとしてスミナガシートとウルトラチャクチが追加されました。トド選手のメインブキで言えば、ボトルガイザーフォイルがスミナガシートを持っていますけど、おふたり的にスミナガシートはどんな評価ですか？
トド：強いんですけど状況によっては腐りやすいときもあるので、いまのところはウルトラショットを持つ無印のボトルガイザーの方が活躍しやすいのかなとは思ってます。
あとばる：すごく面白い性能をしていて、ほかとはまったく違う唯一無二なスペシャルだとは思いますね。ただ、チーム戦とかで運用する分にはいいんですけど、ガチマッチとかXマッチでひとりで頑張らなきゃいけないっていう場面になるとちょっとパワー不足かなと思うので、ボトルを持つんだったら無印の方が爆発力的にも安定感的にも、やっぱりあるのかなとは。
――スミナガシートを使うなら、エリアとかが強い感じなんですかね？
トド：いや、エリアよりはヤグラ、ホコ、アサリの方が強いと思いますね。オブジェクトや前線を上げるときの目隠しに使ったり、あとは相手もやっぱりスミナガシートを潜りたくはないので、相手の位置をどかしたりって感じで使うのがいいのかなと。
――もうひとつのウルトラチャクチはどうですか？ 『2』にあったスーパーチャクチの進化版という性能になっていますけど。
トド：スーパーチャクチと違って残像が出るので、空中で自分が狩られても相打ちに持っていきやすいというのは強いですね。ただ、やっぱり発動のリスクが大きいのがちょっとスペシャルとしてキツイ部分があるのかなと。
あとばる：まあ、でもいいスペシャルだなとは感じますね。なんか『1』の方向性に振り切っているというか。使っても、使われてもそんなにストレスがないっていうのがまず個人的には評価高いんですよ。スペシャルが溜まったのに発動できないっていうのが一番もどかしいと思うので。
――『2』のスーパーチャクチは空中で狩られて発動できないことも多かったですもんね。
あとばる：スーパーチャクチはそこが一番デザインとして悪いところだと思っていたので、それがなくなっているって時点ですごく評価は高いですね。
性能としては、今後環境が進んで慣れていったときにどうなるかはまだ予測つかないですけど、現段階だとまだみんな慣れてないからってのがあるとは思うんですけど、けっこう巻き込んで倒せたりもするので、すごく面白いスペシャルだなとは思っています。
――確かに使っていて楽しいスペシャルではありますよね。
あとばる：そうですよね。それがすごくいいなって感じるスペシャルですね。
――なんかスーパーチャクチよりも、相手が空中に上がったときに狩りやすくないですか？
あとばる：どうなんですかね。
トド：滞空時間が長い感じはしますね。
あとばる：そうなんだ。
――狩れるけど、残像に当たってこっちもやられるみたいな。
あとばる：でもそっちの方がよくないですか。ウルトラチャクチを発動した方も一応、相手を倒すという成果を残せたし、出された方も相打ちに持っていけたってことで精神的にもそんなにストレスを感じない。けっこう両方にとって良い経験というか。
――確かにどちらにとってもそんなにストレスを感じないスペシャルかもしれないですね。
あとばる：その意味でもいいバランスのスペシャルかなとは思いますね。
――あと、新しいブキもいろいろと追加されましたけど、環境的に入りそうなブキはあったりしますか？
トド：R‐PEN/5Bは、最近の非公式のナワバリやエリアの大会とかでも採用しているチームはわりと見ますね。
――これはスプラッシュシールドを持っているのが強いっていうことなんですか？
トド：そうですね。シールドでちょっと前に出て、圧がかけやすくなっているのと、スペシャルのアメフラスで維持もしやすいので、後衛としてかなり優秀な力を持っているんじゃないかなと思います。
――無印のR‐PENよりもこっちの方が優秀？
トド：いや、そういうわけでもなくて、チームの編成次第って感じだと思いますね。前回あとばるさんもおっしゃってましたけど、たとえばエナジースタンド2枚の構成をしようとなったときに、エナスタ枠の1枚を無印のR-PENにするとけっこう運用が難しくなるんですよね。だったら、エナスタ枠はほかのブキ2つが担当して、R‐PENは5Bの方を出すって感じなのかなと。
――エナスタ2枚編成をしつつ、チャージャー枠として5Bを採用するというような感じなんですね。
トド：そうです。
――あとばる選手はとくに注目している新ブキはありますか？
あとばる：可能性があるのはジムワイパー・ヒューかなとは思いますね。相手への圧力でいえば無印の方が上かなとは思うんですけど、やっぱりカニタンクを中射程ブキが持てるって点は強いのかなと。あと、スパイガジェットソレーラは、チーム戦で取り入れたらちょっと面白そうな感じはしますね。
スペシャルがスミナガシートで、サブがトーピードというので、サポートに徹するような立ち回りができる。スパイガジェットの無印はスペシャルがサメライドで、いまいち採用しにくいところがあるので、スパイガジェット種の中ではソレーラーはけっこう面白いかなとは思います。
――ジムワイパー・ヒューは、けっこう運用が難しそうなイメージもあります。
あとばる：そうですよね。いや、強いんですけどね。点数で言うと110点くらいあるんですけど、無印が120点くらいあるので（笑）。
あと、これまではカニタンク役ってマニューバーとかシャープマーカーが担当していて、このカニタンクの圧力+ジムワイパーのメインの圧で押し込むというのが基本だったんですけど、カニタンク役をジムワイパー・ヒューが担当するとなると、メインの圧という部分でどうなのかなってのもあります。そのあたり、ジムワイパーもメインで使っているトド選手はどう見てます？
トド：僕自身はジムワイパー・ヒューめちゃくちゃ強いと思っていて、無印とどちらもいい感じに使っていけそうだなってのが現時点での感想ですね。たとえば編成的に前線が少し足りないなと思ったら無印の方を使うし、維持が弱いなっていう編成だったらヒューを使うみたいな。
――ジムワイパーを使っている人からすると、選択肢が広がったって感じなんですね。
トド：そうですね。あと、無印の方はショクワンダーが難しくて使えないっていう人が多かったんですけど、ヒューのカニタンクはみんな使い慣れているのもあって、けっこうヒューを使う人が増えてきてますね。なので、今後のアプデにもよりますけど、いまの段階では甲子園でも採用するチームが多くなるんじゃないかなって予想はしています。
・スミナガシートはチーム戦だと面白いスペシャル
・新ブキではR-PEN/5Bとジムワイパー・ヒューに注目！
次回も引き続きふたりの対談をお届け！ トド選手のメインブキであるボトルガイザーについて聞いていくぞ。
