【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第96回 リスは、どこ行った

史上最大の失敗

ここのところ連日、5月末日に行った“スカウト大作戦”の模様を詳細にお伝えしてきましたがね……。
 

スカウト大作戦の記事にリンク
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第91回 スカウト大作戦!(1)
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第92回 スカウト大作戦!(2)
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第93回 スカウト大作戦!(3)
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第94回 スカウト大作戦!(4)
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第95回 スカウト大作戦!(完結編)

 
使ったマイルりょこうけんの数……じつに30枚!
 
失ったマイルは……単純計算で60000マイルに!!
 
そんだけどうぶつとの出会いがあれば、1匹くらいは俺の琴線に触れまくる“小動物のかわいい系”がいてもよさそうなものなんだけど……いま振り返ってみても、「ド真ん中直球真っ向勝負の球速160キロ……!!」と呼べるどうぶつは……1匹もいなかったな(茫然)。
 
このゲームに登場する400匹超のどうぶつのうち、約10分の1に遭遇したというのに……1匹足りとも好みのコに会えないとは、どういうこっちゃねん!!!>< 
 
けっきょく、日付が変わるころには俺の気力もマイルも底を突き、開島以来最多となる物資をつぎ込んで行われたスカウト大作戦は、
 

“史上最大の失敗”

 
として、ルナステラ島の歴史に刻まれることになってしまったのであった……。
 

期待の時代

この惨憺たる状況を見逃さなかったのが、案内所を根城にする強欲タヌキ・たぬきちであった。
 
ルナステラ島にある土地建物を管理する立場をここぞとばかりに振りかざし、
 
「角満さん、誰もスカウトできなかったんだなも? だったら……あとはボクに任せるんだなも!」
 
ってんで、速攻で誰とも知れないどうぶつと賃貸契約を結びやがった!!!
 
せめてひと言、
 
「こんなどうぶつたちが移住を希望しているんだけど、誰に声を掛けるか決めてほしいだなも♪」
 
と、島民代表の俺に相談してほしかった!!>< そしてそのうえで、
 
「もうちょっとスカウトがんばるから、まだ空き家にしておいて」
 
そう俺が判断したなら、1日くらいは売土地のままでキープしてほしかっただなも!!!
 
でも……。
 
当然、そんなことにはならない。
 
このタヌキは、融通が利かないのだ。
 

▲融通の利かないヤツ。

土地が空くやすぐさま現金に変えるべく、虎視眈々と住民の誘致を狙っていやがったのだよ……。
 
スカウト大作戦が失敗した翌日、売土地にはさっそく、
 

 
“ドングリ”なるどうぶつの移住を知らせる貼り紙があった。
 
はたして……ドングリとは、どんな見た目をしているのだろう? その名前から察するに……木の実を主食とするリス系である可能性が、かなりある気がする!!
 
ジュンやスパーク、モモコと言った、大人気キャラを多数擁するリス系を誘致してくれたなら……強欲タヌキ改め“神タヌキ”として、たぬきちの特大信楽焼を家に奉ってもいい!!!w
 
これはにわかに、期待度が増してきたぞwww
 
かわいいリスのドングリ、カムヒア!!!w
 
お家を空けて待ってるよ~~~!!!www
 

ドングリの正体

その翌日--。
 
代り映えのしない朝のしずえの挨拶で、俺はリスのドングリの来島を知らされた。
 

 
おおおおお……!!www 来ました来ました!! たぬきちプレゼンツの、リスの来訪だ!!!www
 
どんな子かなー♪
 
ドングリという名前は……なんとも中性的というかどうとでも取れるというか、とにかくオスでもメスでも通用しそうで、それだけで性別を断定することはできない。当然、容姿も性格もうかがい知ることはできないので、ここはやはり……会ってみるしかないんだよな!!
 
旧アーサー家に向かう道すがら、俺は考えた。
 
「たとえドングリがリス界でもっともブチャイクだとしても……もっともかわいいゾウやワニの上にランクされるのは間違いない!!」
 
さらに、思う。
 
「リス系には、それくらいのアドバンテージがある。つまり、ここでリスを引けたのは……完全な勝ち組ルートってことだ!!www」
 
ワーイワーイとスキップをしながら、俺は“新ドングリ家”のドアを叩いた。いままさに、かわいいリスは引っ越しの片づけをしているところだ。なんだったら俺も、手伝ってあげてもいいんだよ^^
 
「ウェルカ~~~ム!! ドングリ~~~!!^^^^」
 
扉の向こうで待っていたリスは……!!
 

 
「リス………ゥウウウウ!!!!?!!?」
 
家の中央で、俺は20秒ほど死亡した。セッセと甲斐甲斐しく掃き掃除をするそのどうぶつは……!!!
 
どどど、どこがリスやねん!!! これ、どっからどう見てもコアラでんがな!!!!(怒)
 
「リスが来るよ~~~^^」
 
って無責任なことを言ったヤツ、いますぐそこに並べッ!!!(自分だろ)
 
やって来たドングリは、リスとは程遠いコアラのオス……w
 

 
悪い子じゃあなさそうだけど……コアラはすでに、1匹いるんですよウチには!!!w
 

 
そもそも俺、動物好きのくせに、子どものころからコアラをかわいいと思ったことが一度もなくて、長くいるアデレードにしても、
 
「旅立つ予定があるなら、止めることはしない」
 
と心に決めているレベルなんだよなぁ……w そこに……もう1匹コアラとか……!!!
 
たぬきち!!! やってくれたな!!!www なんでわざわざ400種の中から、すでに島にいるのと同じコアラを連れてくるねん!!!
 
住民の移動は、落ち着くのか?
 
次回に続く!
 
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
 
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