『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第134回 化石を掘る少年(3)

ディメトロドンを求めて

連日お伝えしてきた化石話も、いよいよ大詰め。
 
……まあテキストの大半は、俺の少年時代の思い出話だったけどさw
 
そうそう、博物館のフータが、俺が運び込む大量の化石をいっさい受け取らなくなってしまった……という話を書いていたんだった。
 

この醒めた目!!www
 
いや、フータ的には悠久の歴史に思いを馳せている“遠い目”のつもりなんだろうけど、俺からすると、
 
ふwww またソレを持ってきたんスか??www そのブラキオサウルスの頭、もう8個目www それを全部受け取っていたら、ブラキオサウルスがヤマタノオロチになっちゃいますよwww ぷぷwww
 
↑こんな感じで、バカにされているようにしか思えない。ひがみ根性がムキ出しになっているのは自覚しているが、もう1ヵ月くらいは化石の受け取りが拒否されているので、こちらも意地になってしまうのである。
 
前回の日記でも書いたが、
 

関連記事
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第133回 化石を掘る少年(2)

 
フータはもう、↓この、
 

ディメトロドンの頭以外は興味がないようであった。化石とは認めてくれないようであった(そこまで言ってないけど)。となれば……こちらも本気で、ディメトロドン狩りに走ろうではないか。俺はこう見えて、かつては“世界一のガンランサー(笑)”と呼ばれるほどの狩りの名手(?)だったのだ。狩りにおける武勇伝は『逆鱗日和』という10数冊の歴史書にまとめられるほど、恐竜狩り、モンスター狩りに関しては一家言があるのである!!
 
そして俺は来る日も来る日も、島を巡って化石を掘り続けた。
 

それらを持って、
 
今度こそ!! 必ずやディメトロドンの頭が含まれているはず!!!
 
と、コンプリートの予感に突き動かされながらフータに鑑定をお願いするのだが、
 

返ってくるのはこの顔www クッソ!!w ホントはディメトロドンの頭もあったけど、
 
こいつは醒めた顔を見せていればムキになって化石を運んでくるから、ずっとこの対応でいこうwww
 
ってんで、わざと受け取らないんだろ!!
 
そんな、天邪鬼なことを考えつつも、根がマジメな俺は毎日毎日化石の運搬を続けた。
 

働きバチが女王に対して、無償の労働を捧げるかのように……。
 

苦節、3ヵ月……!

そして--。
 
忘れもしない、6月18日のことである。
 
いつものように朝イチで島のパトロールをし、ノルマの化石4個を発掘してフータのもとに持っていったのである。
 
ま、これもスルーされるんだけどね。わかっているんだけどね。悔しいなあチクショウ
 
鑑定前から毒づいてな。
 
そ、そしたら……!
 

あ、あれ……?
 
フータのこの反応って……なんだっけ?w
 
もう丸々1ヵ月以上見てなかったので、おしっこ漏れそうなボディーアクションの意味も忘れちまったよwww
 
そこで、話を進めたところ……!
 

あ……!! ききき、寄贈をお願いしたい……ってことは!!! つつつ、ついに!!!
 
はあはあはあ!!!><
 
大慌てで、いま鑑定してもらったばかりの化石をチェックしたらだな……!!
 

ででででで!!! ディメトロドンの頭デタァァァアアアア!!!!www こ、こいつを!! フータにッ!!!
 
すると!
 

うんうん!! そうだよね!! 完成だよね!!
 
かーらーのー……!! フータ君!! 言うことがあるだろ!?
 
俺の期待光線をしっかりと受け止めてくれたのだろう。まもなくフータは、俺が1ヵ月以上ものあいだ聞きたくて仕方のなかったひと言をきっぱりと言ってくれたではないか!!
 

おお……!!
 

おおお……!!><
 

おおおおあああああ!!!>< やったやった!!!>< 博物館の化石、ついにコンプリートだぁぁああああ!!!www
 
ハイ、やりました!!
 
苦節3ヵ月……。毎日毎日掘りも掘ったり、単純計算で360個くらいかな?(1日4個計算でね) ようやく! ホントにようやく、化石展示室が完成したわー!!
 
ディメトロドンも形になり、
 

このコーナーも、かっちりと締まりました!w
 

いやあ、よかったよかった!
 
今後は、いくらフータに化石を見せても必ず醒めた目をされてしまうのが残念だが(苦笑)、『あつ森』におけるひとつの区切りを迎えたのは確かだな!
 
続く!

 
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大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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