【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×ぼむαが語るスシコラ使いこなし術&固定チームとしての戦い~3~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×ぼむα 第3回】

あとばる×ぼむαの対談第3回目!
 
今回は『スプラトゥーン』がうまくなるための方法や、対面で役立つテクニックなどをふたりに語ってもらったぞ。トッププレーヤーのノウハウをじっくりと探っていこう!
 

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チーム・よしもとゲーミング カラマリ所属。
OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/user/atobaru_ika
ぼむα
2019年に結成されたプロチーム「Pixio Monster」(通称:ピクモン)のリーダー。スプラトゥーン界屈指のスプラシューターコラボの使い手で、その実力は対面での駆け引きはもちろん、状況判断力、立ち回りの巧みさなどすべてが超一流。中でもジェットパックに関しては、神がかり的な命中精度を誇り、対戦相手にとっては大きな脅威となっている。チームとしてもすでに数々の大会で好成績を残しており、その知名度と人気も急上昇中。今後さらなる活躍が期待できるプレーヤーのひとりだ。

 

ぼむα選手が考える『スプラトゥーン』が上手くなるための方法とは?

――対面で役立つテクニックがあれば教えてください。
ぼむα:たとえば、上にいる相手との対面だったら、わざと相手に撃たせて、いきなり慣性キャンセルを入れて射線をずらしてからこちらが撃てばだいたい勝てます。
 降りてくる敵だったら、最初にこっちは逃げるよって姿勢を見せてから、相手が降りそうなところの真下にボムを置いたりとか、降りたときに相手はこちらが引く先を読んで弾を撃っているので、逆に前に出て敵の後ろを取ったりとかを狙うと強いです。
 
――相手の動きをコントロールするような立ち回りが重要なんですね。
ぼむα:そうですね。機動力があるので、敵に弾を当てられないようにどんどん動くことが大事だと思います。
 
――ルールによっても違うとは思うのですが、ギアはどんな構成にしているんですか?
ぼむα:ナワバリ以外だったら、イカ速度アップ1.0、復活時間短縮1.2、ステルスジャンプ1.0、メイン性能アップ0.3とかが基本ですね。メイン性能は自分はスプラシューターだと0.2積んでいる人がけっこう多いと思うんですけど、0.2だとちょっと気持ち的にも物足りないなと思っていて、それで自分は0.3にしています。
 あとは、インクアーマーが付いたときのお守り代わりに、爆風ダメージ軽減・改も0.1積んでいますね。
 
――メイン性能アップを0.3積んでいるのはジャンプ撃ちのブレを減らしたいのも理由ですか?
ぼむα:そうですね。ジャンプ撃ちをけっこうするブキなので、ブレを減らすために積んでいます。
 


▲メイン性能アップにはダメージ量アップのほかに、ジャンプ撃ち時のインクのブレを軽減する効果もある。

 
――環境的にスプラシューターが弱い時代もあったじゃないですか。そのときもスプラシューターを使い続けていたんですか。
ぼむα:一時期、プライムシューターがすごく流行った時代があったじゃないですか。そのときのスプラシューターって、プライムシューターと比べてキル速も射程も負けているしで、持つ意味がなかったんですよ。それで、一時期はプライムシューターに持ち替えていたこともありました。
 
――またスプラシューターに戻ったのは、環境的にちょっと戦えるようになってきたというところもあって?
ぼむα:そうです。あと、やっぱり自分が一番好きなブキを持ちたいってのも大きくて。そのブキで勝てたらかっこいいな、というのもあって戻りました。
 

 
――『スプラトゥーン』が上達するためのオススメの方法はありますか。
ぼむα:最初はうまいプレーヤーの動きを真似することですね上達のためには、マジでこれが一番重要かもしれない。自分も最初はたいじさん(GGBoyZのリーダーで、「スプラトゥーンの王」とも呼ばれる人気プレーヤー)の動きを真似して、そこにプラスアルファで自分なりの動きを加えたというのがいまの基本になっているので。
 
――そのために、たいじさんの動画はかなり見られた?
ぼむα:見ましたね。とりあえず、空いた時間があったらたいじさんの動画や配信を見て、参考にしていました。たぶん、たいじさんのプレーを見ていなかったら、ここまで上手くなれていない気がします。
 
――見ることで「こういう状況のときはこう動くんだ」とか、自然と理解できていくようになっていった?
ぼむα:そうですね。そのためには観察力も大事なんですけど。
 
――やっぱり、たいじさんの影響がすごく大きかったんですね。
ぼむα:デカかったですね。
 
――じゃあ、いまプロという同じ土俵で戦っているのは感慨深いものがありますね。
ぼむα:『1』のときからずっと憧れてきたプレーヤーなので、本当に光栄だし、嬉しいですね。たいじさんから直接、褒められたりもしていただいて、もう飛び上がりそうなくらい嬉しくて。死んでもいいやと思ったくらい(笑)。
 

環境的に強い”三種の神器”とは?

――おもふたりの考える、いまの環境的に強いブキはなんでしょうか。
ぼむα:やっぱ14式竹筒銃、シェルター、デュアルスイーパーがいまの”三種の神器”じゃないですか。これは、みんな一致だと思いますよ。
 
あとばる:自分も異論ないですね。
 
ぼむα:ガチマッチだと必ず誰かひとりはこのブキを持っている感じですよね。最近、流行っているデュアルスイーパーに関しては弾もでかいし、塗りもできるし、射程もあるし、スライドの硬直も短いしで、もうブキ性能の塊というか。
 
あとばる:迷ったらとりあえずこれ持っておけ的な感じはありますね。
 
ぼむα:シェルターも強い人が持つと一気に化けますしね。
 


▲最近、持つ人もかなり増えたデュアルスイーパー。長射程とスライドをうまく活かした立ち回りがポイントになる。

 
――ちなみに、ぼむα選手はチームメイトにちかし選手というキャンピングシェルターの名手がいますけど、ご自身は対キャンピングシェルター相手にはどういう対処をされているんですか?
ぼむα:スプラシューターコラボは機動力があるので、相手の手前にスプラッシュボムを置いて、自分が後ろに下がると見せかけて逆に前に詰めたり、相手の裏を取ったりということはやりますね。ボムが爆発すると、相手は大抵そのボムのほうに行くので、そこを狙い撃つみたいな。
 
――あとばる選手はいかがですか。
あとばる:相手との択の取り合いになっちゃうのが嫌なので、最短距離で走って裏をめくるボムを投げていますね。それで相手がメインをバチンと当てて一発で倒されちゃったら「相手が上手かったからしょうがない」で済ませて、もう完全に割り切ってボムを投げています。
 
――そこで変に択の取り合いで時間を使わされるよりは、思い切って攻めていく。
あとばる:時間を使わされるのが相手の思う壺なのかなと思っているので、何も考えずボムをポイって投げて対処するようにしています。
 

【今回のまとめ】
・上手いプレーヤーの動きを真似することが上達のポイント!
・いまの環境的には14式竹筒銃、シェルター、デュアルスイーパーが三種の神器!

 
次回も引き続き、あとばる選手とぼむα選手の対談をお届け!
 
立ち回りで気を付けたいことなど、さらに深い話を聞いていくぞ。
 

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次回は9/1(火)更新!!