【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第84回 パズルに革命を起こした「アヌビス」!!!!

第84回 「アヌビス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
 
今週は先日新たな進化が追加された「アヌビス」を大紹介!!
 

▲超転生アヌビス

9月18日にホルス、イシス、バステト、ラー、アヌビスというエジプト神たちのアシスト進化が追加された。これによりひさしぶりに、かつて一世を風靡した彼らにスポットが当てられている(と思う)。
 

 
新たに追加されたアシスト進化「アヌビスの首飾り」!!
 
過去にこの連載でエジプト神を扱ったとき、「ホルスやラーの登場は、パズドラにおける最初の“事件”だった」と書いたと思うが、このアヌビスに関しても同じことが言える。
 
アヌビスが初めて登場したのは、いまから8年前の2012年12月14日。
いっしょに導入された他のエジプト神とともに、アヌビスはパズドラの遊び方そのものに一石を投じる役を果たすことになるのだ。
 
エジプト神登場以前のパズドラは、“属性染め”もしくは“タイプ染め”のパーティーがほとんどで、多くのユーザーが同じようなメンツでパーティーを組み、同じような立ち回りでダンジョン攻略に臨んでいた。
 
そこに登場したのが、多彩なリーダースキルを誇る彼らだった。
 
とくにアヌビスは、“10コンボ以上で攻撃力10倍”という、成功すれば神、失敗したら凡人以下のとんでもなくピーキーなリーダースキルを備えていて、コアなユーザーのあいだで議論の的になったのである。
 
当時は操作時間が4秒と短かったためアヌビスを使いこなすことは非常に困難だったのだが、ハマったときの火力でこのモンスターに比肩するものはおらず、1発逆転を狙うプレイヤーに好んで使われることになったのだ。
 
そんなアヌビスは、エジプト神話に登場する冥界の神。
古くから崇拝されているミイラ作りの神様で、犬(ジャッカルとも言われる)の頭部を持った半獣半神の姿で描かれている。
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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