【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第6話 “元素バトル”の基本と楽しさ!


 

『原神』の神髄に迫る!

 
 早くも第6話目となる大塚角満の『原神』プレイ日記。って、毎回書いてるけどw
 
 『原神』は、やれることがいろいろあるオープンワールドアクションRPGということで、まずはゲームの基礎となる“イロハのイ”から書き綴っているわけだが……今回はついに、その神髄ともいえる“元素を駆使したバトル”について書いていきたいと思います!!
 

 
 ガチャプレイでも十分楽しめるゲームだけど、元素の特性を知るとバトルの戦略性が格段に上がり、『原神』そのもののおもしろさも坂道を転げ落ちるように上昇(ヘンな表現だな)していくので、ぜひとも覚えていってもらいたいです!!
 

5つの武器種を覚えたい!

 
 さて、まずは元素と並んでバトルの趨勢を左右する“武器種”について簡単に説明する。
 
 『原神』で使えるキャラクターは、それぞれ固有の武器種しか扱えないようになっている。つまり、全キャラが“武器種特化型”ということだ。
 
 「この子、片手剣使いだけど、両手剣のほうが似合いそうなので乗り換えちゃおうかな^^」
 
 なんていう、日和見的な武器種変更は断固としてできない。他の武器で戦いたかったら、キャラそのものを入れ替えるしかないのである。
 
 まあその点、俺は長年、爆発するランスだとか木属性しか使わないといった縛りプレイを実践してきた“大家”なので、何の問題もないんだけど^^ まあ『原神』は4人でパーティーを組んで、十字キーをポンポン押すだけで直感的にキャラ変更できるので、まったくもって武器種うんぬんで悩んだことはないけどなw
 

 
 『原神』に登場する武器種は、以下の5種類だ。それぞれ使い勝手がまったく違うので、その要点を頭の片隅に置いておくといいかもしれない。
 
【『原神』の武器種】
 
●片手剣:ノーマルかつ、もっとも扱いやすい武器はやはり片手剣。攻撃の出が速く、いい意味でいかにもアクションゲーム的な立ち回りをすることができるので、初心者からベテランにまで愛される武器種。
●両手剣:重く、武骨で扱いにくい武器種だが、リーチが長くて範囲攻撃になるので、意外や活躍する場面も多い。さらに、その重さを活かして、フィールド上にある堅い鉱石を砕くときに大活躍する。“散策用”として1本は持っておきたい。
●弓:遠距離からの狙い撃ちが得意で、敵の弱点にピンポイントの攻撃を入れられる唯一無二の武器種。ありがたいのが、最大までチャージして放つ矢が“元素攻撃”になること。これについては後述する。
●槍:軽くて攻撃の出が速い……ということ以外、とりたてて特徴がないのが最大の特徴。つまり、片手剣と並んで使いやすいってことだ。
●法器:もっとも特殊なのがこの“法器”。魔法を出すための触媒みたいなもの? これ、慣れるとメチャクチャ強くて、通常攻撃も重撃も元素攻撃になるという、元素好き(?)にはタマラナイ武器種なのです。
 

 
 どの武器種も一長一短……というか、取り立てて短所はないので、なんでも使いこなせるようになっておくのがいちばんいいですw
 

元素反応を知ろう!

 
 ではいよいよ、『原神』の世界観の根底に横たわる“元素”について書いていこう。
 
 『原神』の世界である“テイワット”に存在する元素は、以下の7つだ。
 
 風、水、氷、炎、雷、草、岩
 
 簡単に言えば、他のゲームやファンタジーで言うところの“属性”ですな。各キャラ(モンスターも)は、この7つの元素のどれかを司っていて、攻撃もスキルもふだんの行動も、炎の人は炎、風の人は風に支配されているというわけだ。
 
 そして7つの元素は、↓この図のように有機的に作用し合う“元素反応”というものを引き起こす。
 

 
 ……うん、よくわからんなwww
 
 これは、実際に元素反応を使いながら戦っているシーンを見てもらうのが早そうだ。
 
 たとえば、上の図で炎元素雷元素のからみのところに“過負荷”という文字が見える。これは、火がついているところに雷元素の攻撃を加えると過負荷という元素反応が起こり(もちろんその逆でも可)、範囲内にいる敵に炎の大ダメージを与えてくれるというもの。またその中に堅い物質があったら、それも破壊する。
 

 
 もうひとつ、雷元素氷元素のあいだに“超電導”の文字がある。こいつは、氷元素がついた敵(もしくはもともと氷元素の敵)に雷元素の攻撃を加えると発生する元素反応で、なんと範囲内の敵の防御力を下げ、かつ氷の大ダメージを与えてくれる。
 

 
 俺がいまメインで使っているキャラは雷属性の刻晴ちゃんなので、上記の過負荷と超電導はバトルにおけるメインの元素反応となるのだ。
 
 それ以外でも、わかりやすいのが“凍結”かな。
 

 
 これはそのものズバリ、濡れている敵(もしくは水面)に氷元素の攻撃をすると相手を凍結させ、動きを封じるという元素反応だ。そして凍結した敵に雷元素の追撃をすれば超電導も発生し、より大きなダメージを見込めるってわけ!
 
 さらに、おもしろいのが岩元素の使い方。
 

 
 “結晶”という文字がある通り、これが岩元素により発生する“結晶化”なる元素反応だ。火、水、雷、氷のいずれかの元素が付着している敵に岩元素の攻撃を加えると発生し、プレイヤーキャラに一定のダメージを防ぐ“元素シールド”を張ってくれるのである! 攻撃一辺倒ではなく、岩元素の結晶化も使いこなせるようになると、戦場での生き残り度が格段に上がる(と思う)。
 
 しかしここで、つぎのような疑問を持つ方が出てくるはずだ。
 
 「忙しいアクションRPGのバトルで、そんな頻繁にキャラを切り替えて立ち回れないよ!!
 
 と。
 
 じつは俺も最初は、
 
 「ほかの元素が付着しているあいだにキャラを切り替えて……なんて、50歳近いおっさんにできるわけねえ!!><
 
 なんてわめいて涙を流していたんだけど(泣くなよ)、やってみたら……まったく問題ないわコレwww
 
 『原神』は最大で4人のパーティーが組めるんだけど、それぞれのメンバーは十字キーの上下左右に割り振られているので(PS4版ね)、
 
 「ここで氷元素が欲しい!!!!」
 
 なんて思ったら、氷のキャラが入っている方向を押せばいいだけなのである。
 

 
 あ、もちろん、パーティーに氷元素のキャラがいないとダメだけどねw
 
 元素反応はどれも派手だし、気持ちいいしで、使いこなせるようになると一気に原神愛が加速するはず。そう……俺のように!!w
 
 続く!
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/

※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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『原神』プレイ日記:角満の『原神』大紀行 バックナンバー
▲第1回
『原神』のプレイ日記がスタート!
▲第2回
まずは、遊び方を!(1)
▲第3回
まずは、遊び方を!(2)
▲第4回
“冒険ランク”を上げるには
▲第5回
魅惑の“キャラ”を手に入れるには!