【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第87話 極寒の七天神像を目指せ!(1)

寒い日に……

 今日も変わらず、極寒のドラゴンスパインでガタガタと震えている。

 リアル世界も現在(1月11日に書いております)は、今シーズン最強寒波の影響で首都圏でも空気がキンキンに冷えてしまっている。明日はヘタをすると関東地方南部や太平洋側でも積雪があるみたいで、そういうことに慣れていない軟弱なわしらは寒さ以上にビビってカタカタカタカタ……と震えが止まらなくなっているのだ。

 ちなみに俺の仕事部屋は、エアコンがついていない。

 よって、隣の居間についているふっるいエアコンを暖房にし、ヒョロヒョロとぬるい空気を仕事部屋まで送り込んでいるのだが、古いうえにボロいエアコンなのでパワーが乏しく、俺は家に居ながらにしてダウンジャケットを着こんでキーボードを叩いているのである。

 これぞまさに、リアル・ドラゴンスパイン状態。

 この極寒の新エリアを首都圏にいながら体感している人間は、俺を含めて数えるほどしかいないことだろう。

青いおっさん

 しかし、震えてばかりいても仕方がないので、ドラゴンスパイン行脚をさらに進めなければならない。

 新エリアに侵入して、最初の目標と定めるのは……やっぱりワープポイントと“七天神像”だろう。

 とくに七天神像は、解放すると周囲のマップが白日の元にさらされるようになるので、

 「何を置いても、七天神像の解放が最優先だな!!!」

 ↑コレが、『原神』における冒険のセオリーといって間違いないと思う。

 ちなみに、位置関係をおさらいすると、ドラゴンスパインの七天神像は↓こういうところにあるらしい。

 暗転しているエリアの中央に“発見待ち”のフキダシがあるが、これはどうやら“秘境”だな。その前にたどり着きたい七天神像は、フキダシの右上にあるカーソルで示されている。俺はいま七天神像の北側にいるので、順調に南下できれば、ほどなく暗転エリアを解放できるはずだ。

 しかし、前回の日記でも書いた通り、これがもう一筋縄じゃあいかないのよ……(((( ;゚Д゚)))

 襲い来るのは……正直、強敵ばかりと思っていい。

 一戦一戦に時間がかかるので、心に積もっていくストレスは平地の比じゃないと思う。

 そして、これまたくり返しになるが、

 戦っているときも探索している最中もつねに極寒ゲージは動いているため、熱源の確保をプライオリティーの最上位に位置づける必要がある。

 これが……めちゃくちゃ厄介なのだ。

 戦闘でピンチになっても、料理を喰って体力回復すればどうにかなるけど、極寒ゲージはそうもいかない。凍傷になってしまったら1秒でも早く篝火や焚火を確保し、暖を取らないとパーティーの全滅すらあり得るのである。この見えない敵と折り合いを付けながら雪山の奥地奥地へと進んでいかなければいけない過酷さ……。

 広いテイワット大陸で、現時点でもっとも危険で排他的なエリアは間違いなくドラゴンスパインであろう。

 それでも、完全に牛歩な歩みになってしまったが、ひとつめのワープポイントを発見した。

 よしよし……!

 ワープポイントの周辺は熱が高いらしく、極寒ゲージを下げる効果もあるぞ! これで、平地からでも一気にここまで飛んで来ることができるようになったので、万が一、にっちもさっちもいかなくなってしまったらモンドか璃月に戻ればいいな!!

 ドラゴンスパインに来て初めて訪れた安堵の瞬間。

 しかし……。

 ワープポイントの左奥にいる生き物を見て、一瞬で心が絶対零度の極致まで冷え込んでしまった。

 「あ、あかん(((( ;゚Д゚))) ふつうのヒルチャールにすら最近苦戦してんのに、いかにも格上っぽいあんなヤツとまともに戦えるわけが(((( ;゚Д゚)))」

 でもこういうときに限って、忘れたころのパイモンが余計なことを言いやがるのである。

 「すごく大きな氷だな! 中に何があるんだろう??」

 ……じゃねえんだよ。その氷とやらは……あの青いおっさんの前を通過しないとたどり着けないじゃないですか!!!www

 それでもけっきょく、俺も好奇心に負けてしまい、ソロリソロリと狂言の歩法でナゾの氷に接近する。

 青いおっさんには……気づかれていないぞ!!

 だったらいまのうちに、氷を爆破して……!!

 「うりゃーーー!!!ww」

 って、クレーちゃんもっと静かに!!! おしとやかに!!!>< 何をいつも以上にハデにぼっかんぼっかんやってんねん……!!! 青いおっさんに気付かれるでしょうが!!!

 ……しかも!!

 「この氷、火元素でも壊れねえじゃねえか!!!!w」

 ドラゴンスパインには、まだまだ解かなければいけない氷……じゃなかった、謎も多いようだ。

 ちなみに。

 青いおっさんとのその後のことは……あまり書きたくない(((( ;゚Д゚)))

 続く……w

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/

※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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