『バイオハザード RE:バース』クローズドβテスト プレイレポート! やられてもすぐにリベンジできるサバイバルバトル!! B.O.W.の操作が楽しい!

大注目のサバイバルホラータイトル『バイオハザード ヴィレッジ』は2021年5月8日発売予定。本作は購入時に無償特典としてシリーズ25周年タイトル『バイオハザード RE:バース』がプレゼントされることが発表されている。

今回、オンライン専用タイトルとなる『バイオハザード RE:バース』のクローズドβテストが2021年1月28日から1月31日にかけて行われたので、そのレポートをお届けする。先に一言伝えておくと、B.O.W.の操作がめっちゃ楽しい!

バイオハザード RE:バースとは

まずは、本作の基本事項を説明。

『バイオハザード RE:バース』4~6人でデスマッチを繰り広げるオンライン対戦アクション。シリーズでお馴染みのキャラクターたちが登場し、極限の闘いを繰り広げる。

クローズドβテストでは、クリス、ジル、レオン、クレア、エイダ、ハンクの6名が選択でき、それぞれ違った武器とスキルを持っている。それぞれの強みを生かした立ち回りが求められる。

ルールは1マッチ5分のポイントマッチ方式と、サクっと短時間で楽しめる仕様。ステージに配置された武器やアイテムを駆使して、対戦終了時に最も多くのポイントを獲得したプレイヤーの勝利となる。

“B.O.W.リベンジ”で逆襲! 

“サバイバル・リベンジバトル”と銘打たれた本作では、プレイヤーキャラクターが倒されると、その肉体が超強力なB.O.W.(有機生命体兵器)へと変異する。

変異のバリエーションは過去作品に登場したファットモールデッド、ハンターγ(ガンマ)、ジャック・ベイカーネメシススーパータイラントと様々。ステージに配置されるウイルスの取得数で、だいたいどのB.O.W.になるかが決まっている。

▲ウイルスなどのアイテムは近づくだけで取得できる。

【ウイルス取得数】

0個:ファット・モールデッド

1個:ハンターγ、ジャック・ベイカー

2個:ネメシス、スーパータイラント

※どちらのB.O.W.になるかはランダム。

▲『バイオハザード7』のジャック・ベイカーもまさかの参戦。おなじみ“お前も「家族」だ”が聴ける。

B.O.W.の強大な戦闘力を活かしてリベンジを果たせば、ポイント大量獲得のチャンスとなる。何度倒されたとしても、より多くの敵を倒せば1位を獲れるので、時に「倒される」事も戦略にできる

短時間のプレイが病みつきに!

ここからは、プレイした際の所感をお届け。

プレイを始めて最初に目につくのは、ホラージャンルの本編とは一味違ったアメコミテイストのグラフィック。視認性良好な明るい色調となっている。

操作方法は一般的なTPSとあまり変わらないが、Lスティック+×ボタン(PS4版)の回避が特徴的。専用ゲージを使用し、回避中は被ダメージを減少させる効果がある。あまり連続して使用できないので、使いどころが肝心。

また、L1ボタン、R1ボタンで発動するスキルがキャラクター毎に用意されていて、非常に強力な効果のものが多い。敵をダウンに持ち込めるスキルや、一定時間行動不能にするスキル、威力の高い近接攻撃スキルなど、一発で決め手になるものが多く、人vs人の戦闘は瞬時に決着がつきやすい。

とにかくB.O.W.が楽しい

しかし、人間同士の戦いに決着がついても、本作最大の特徴“B.O.W.リベンジ”による復讐合戦が待ち構えている。これが非常に面白い要素となっている。

B.O.W.操作時はプレイヤーキャラクターが壁越しでも確認できるようになる。

ゲームの流れとしては、

人間状態で体力がなくなる→ウイルスの取得数に応じたB.O.W.に変異→再び体力がなくなるとリスポーン

という形になっていて、人間状態での死亡時にその場ですぐB.O.W.に変異する。自分を倒した相手にすぐさま仕返しができるのは本作ならでは。

さらに、ポイント制で勝敗を競う本作では連続キルやリベンジ、フィニッシュムーブなどの行動でボーナスが加算される。リベンジすると特別ボーナスが手に入るので、積極的に狙っていきたい。なお、リベンジ対象のプレイヤーキャラクターにはドクロマークが表示されているため、誰を狙えば良いかわかりやすくなっている。当然、敵も倒されればB.O.W.となり、こちらを狙ってくる可能性が高いため、お互いにリベンジしあう状況が生まれやすい。

ファット・モールデッド以外のB.O.W.にはL1ボタンでの攻撃に強力なフィニッシュ技が備わっていて、決まるとボーナスポイントが獲得できる。個人的にはポイントが手に入る以上に、フィニッシュが決まると“気持ちいい”。

▲フィニッシュ技が決まると最高。本作はB.O.W.になって派手に暴れまわれるのが醍醐味だと感じた。
▲ジャック・ベイカーを操作して、「相手を家族に迎え入れる」強烈なパンチが放てる。

バトル終盤になってくるとウイルスの設置数も増え、そこかしこにネメシスやスーパータイラントが発生するカオスな状況になることもあり、絵面としても面白い。


 

慣れると人間状態でのキル数が重要になってくるものの、B.O.W.操作時の楽しさがとにかく光る『バイオハザード RE:バース』。5分という短い時間で区切られることもあり、次、また次……とリプレイ性が高いのも魅力のひとつ。

繰り返しにはなるが、『バイオハザード ヴィレッジ』の購入特典として無償でプレゼントされる予定のため、ぜひ併せて楽しみたいところ。徐々に情報が明かされてきた本編にも期待が膨らむが、『バイオハザード RE:バース』がクローズドβテストを経てどんな仕上がりで登場するのか、こちらも非常に楽しみ!

 

作品概要
『バイオハザード ヴィレッジ』
■発売日:2021年5月8日予定

■対応ハード:PlayStation®4、PlayStation®5、Xbox One、Xbox Series X、PC(Steam)
■希望小売価格7,264円(税込7,990円)※DL版
■ジャンル:サバイバルホラー
■プレイ人数:1人
■CEROレーティング:D

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