【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第103回 満を持して超転生進化「不動明王」!!!!

第103回 「不動明王」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は9周年で新たな進化を遂げた不動明王を紹介!!

▲超転生不動明王

2月20日にパズドラが9周年を迎えたこともあって、たくさんのモンスターが導入されたり、進化が追加されたりしている!!

非常に多くのモンスターに手が加わり、正直、まだすべてを把握しきれていないんだけど(2月22日現在ね)、我が愛する木属性モンスターだけはチェックしたので、その中からピックアップしてみたいと思います!!

今回は……一時期、木属性の強力なリーダーとして一世を風靡した“不動明王”に注目しちゃおう!!

不動明王が初めてパズドラに登場したのは、いまから4年半ほども前の2016年9月16日。
“明王シリーズ”の一角として、火属性の降三世明王、水属性の軍荼利明王、光属性の金剛夜叉明王、闇属性の大威徳明王とともに実装されたのである。

この、特徴的なキャラ揃いの明王シリーズの中においても、不動明王は特筆すべき人気モンスターだった記憶がある。
というのも、そのころから猛威を振るい始めた“十字消し”をリーダースキルに持ち、うまくハマればネズミ算式に攻撃力が上乗せされるという“ロマン枠”として、腕に覚えのあるプレイヤーに重宝されていたのだ。

愛称は“ふどみょん”。
ニックネームで呼ばれるほどの市民権を得ていたモンスターってわけだ。

そんな不動明王は、日本仏教のさまざまな諸派および修験道で信仰の対象となっており、五大明王の中心ともされている。おそらく、日本人に「知っている明王は?」と尋ねたら、9割がた「不動明王!」もしくは「お不動様」と答えるくらいにメジャーな存在であろう。

ちなみに、パズドラのイラストでも不動明王は剣を手にしているが、これは“降魔の三鈷剣”と呼ばれる逸品。魔を斬るとともに、人々の煩悩や因縁を断ち切る象徴とされ、不動明王を形作るための重要アイテムのひとつとなっている。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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