【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第117話 “純水の願い”を聞き届けよ!

イベントへ

 ここ数日、我らがバーバラちゃんとのデートを楽しんでいたわけですがね。

 俺がバーバラちゃんのかわいさにメロメロになり、

 「どぅふwww 俺もう一生、このデートイベントやってよwww」

 と、オメーもう別のゲームに行けよと誰もが思い始めた……そのとき!! カワイ子ちゃんにうつつを抜かす俺をせせら笑うかのように、新規のイベントが始まってしまったではないか!!!ww

 そのイベントとは……!

 “純水の願い”

 って……!!

 よこしまな愛に突き進もうとしていた俺に鉄槌を喰らわす、マジメ一徹なタイトルやん!!(恥)

 あー恥ずかしい。バーバラとの逢瀬にゲヒゲヒ言ってた俺が、まるで気持ちの悪いおっさんみたいに思えるやんけ(そうだろ)。

 というわけで心機一転!

 始まったばかりの“純水の願い”をしっかりとやり込んで、プレイできなかったこの間のリハビリと、デートに逃避していた自分のみそぎを済まそうと思ったのでした(苦笑)。

これってもしや……

 それにしても……。

 上に載せたイベントバナーを見た瞬間に、期せずして俺の背筋に悪寒が走ったんだけど……(((( ;゚Д゚))) こ、ここに映っている水色の物体と、イベントタイトルの“純水”って、も、もしや……(((( ;゚Д゚)))

 半年前に初めて挑んだときに、

 「な、なにこの妙な水の動物たち……! ぜんぜん体力を減らせないんだけど……!!!((゚Д゚;))

 と、力の差を見せつけられた“あのボス”の姿が脳裏を駆ける。

 このイベントを最後まで進めた暁には、ヤツと再戦しなければいけないのかね……??

 なんて、先のことを考えても仕方がない。

 『原神』の期間限定イベントは伝統的に、開催期間中に徐々に要素がアンロックされていくので少しずつ楽しむ……という仕様になっていることが多いのだ。この“純水の願い”もその流れに沿っているようなので、とりあえず余計なことは考えずに今日できることをやっちまおうと思った。

 イベントの出発点は、モンドのキャサリンだった。

 それによると、アカツキワイナリーの水が突如苦くなってしまい、ワインの製造に支障をきたしているとのこと。現地に飛んで指示を仰ぎ、原因究明と解決を図ってほしい……ということらしい。

 そこでさっそく、アカツキワイナリーへ。

 しばらくログインできなかったので、このワイナリーに来るのもひさびさだ。なんだか……しばらく帰っていない実家を思い出す^^;;

 そこで、醸造師のコナーに話を聞いたところ……!

 ふむふむ。川を辿って原因を調べてこいってことらしいので、現場に向かおう。

 くどいようだけど、こういったお遣いをするのもしばらくぶりなので、ぶっちゃけ……何をやっても楽しいなぁオイwww

 途中、出てきたモンスターと戦いながら、操作方法の復習。

 というのも、休眠しているあいだにほかのゲームの操作が染みつき、『原神』で人に話し掛けるときに攻撃ボタンを押して剣を突きつけてしまうから……w

 そのたびに、

 「ひぃぃぃぃ!!! こ、この人、いきなり斬りつけてきたわ!!!><」

 ってんで、蔑みの目で見られているので(苦笑)、早く往年の華麗な操作を取り戻したいのである^^;

 そうこうしているうちに、問題の場所にたどり着いたようだ。

 ここで、水スライムとやらを倒すと……。

 なんだか妙な物体が現れた。

 そして、この小さな水の精みたいなヤツの話を聞き、つぎの現場に飛んだときに、先に覚えた悪寒が本格的なものになるのである……!

 エンドラーという小さな生き物は、↓こんなことを言ったのだ。

 ロ、ローデシア……?

 その、忘れたくても忘れられない固有名詞は……やっぱり、アイツだよな!!!

 ひぃぃぃぃいいい!!! やっぱこのイベント、純水精霊と因縁があるんじゃん!!!><

 さて、どうなることやら……w

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。