【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第160話 余韻のホラガイを探せ!(1)

ある意味、もっとも重要なミッション

 『原神』では初となる夏のイベント“真夏!島?大冒険!”も、ぼちぼち折り返し地点に差し掛かってきた。

 具体的には、2021年6月28日午前4時59分まで行われているので、この原稿を書いている時点(6月18日)ではまだ10日以上も時間は残されている感じか。

 でも……!

 俺が『原神』のイベントに参加してきた過去の実績を振り返ると、たいがい、

 「なんだ、まだ10日もあるんけw じゃあ余裕だなww あと1週間くらい寝かせておこう^^

 なんていう根拠のない余裕をブチかまし、けっきょく、

 「あれ!!? これ、1日や2日でコンプリートするなんて無理じゃん!!!>< どうすんねん!!! もらえたはずのアイテムがもったいねぇぇえええ!!!><

 ↑こんなことになっていた。それも1回や2回ではなく、ほぼ毎回……(((( ;゚Д゚)))

 そんな過去の体たらくを勘案して、今回の“真夏!島?大冒険!”はかな~~~りマジメに臨んでいると思う。

 原稿仕事の合間を縫って毎日必ず1~2時間くらいは『原神』にログインし、金リンゴ群島に入り浸っては各種イベントをこなしている。

 おかげで、“軍艦?大砲!発射せよ!”はすべて終わり、

 “渦巻?試合!波乗りだ!”もコンプリートして、

 現在はチャプター3に相当する“武士?魔王!決闘だ!”と、

 チャプター4である“バドルドー?爆弾!ドカーンしよっ!”を同時に進めようとしているところ。

 ……でもこのふたつ、先の大砲や波乗りと比べると難度が格段に上がっている気がするので、ちょっと戦略を練り直しているところだ。

 まあ、難しいだけあって報酬がメチャクチャよさそうなので、きっちりと攻略してイベント限定法器“ドドコの物語”などを確実に回収したいと思っている。

 とはいえ、まだまだ時間がかかりそうではあるので……並行してもうひとつの“課題”をやってしまおうと考えた。

 それが……!

 そう!! “余韻のホラガイ”の回収だ!!! これをどうにか24個集めて……!!

 バーバラ専用コスチューム、“サマータイムスパークル”を意地でもゲットしなければならない!!! これは男性プレイヤーの使命なのだよッ!!!

ホラガイ、どこだ

 このホラガイ集めを始めた当初は、じつに安っぽくそこらに転がっているのを見つけられたので、

 「これ、コスチューム交換に必要な24個なんて、あっちゅー間に集まっちゃうんじゃね??w」

 と、かなり楽観視していた。

 だって、ご丁寧にミニマップにホラガイのアイコンが出てくれるので、そこにのこのこと行くだけで回収できちゃったんですもの。

 しかも、集めた個数が8個、12個、16個……というマイルストーンに達するたびに、60個(!)もの原石と天賦用素材がもらえるので、高いモチベーションを保ったままホラガイ集めをすることができたのである。

 「これに加えてバーバラの夏服までもらえるなんて……! もしかして“余韻の叙述”は、史上最高レベルにウハウハなイベントなのではなかろうかwww

 ウハウハと大いに笑いつつ、俺はその日もホラガイ集めに奔走していたんだけどね。

 ミニマップのアイコンに従ってホラガイポイントまで来たはずなのに……なぜか杳(よう)として、目当てのブツが見当たらなくなってしまったではないか。

 「あれ?? おっかしいな。俺、思いっきりホラガイのアイコンと重なっているのに、ぜんぜん見つからないんだけど……」

 じつは回収した個数が15個を超えたあたりから、悪意(?)を持った隠し方でホラガイが配置されるようになった気がしていた。……いや、“気がした”レベルではなく、明らかにそうなってる!!ww 最初のころは単純にポトポトと落ちていたのに、

 いまでは背の高い雑草のあいだに紛れていたり、

 ↑こんな、デカい貝殻の中にわざわざ置いて、こちらをかく乱しようと画策している!!!w どうやら、

 「バーバラの夏服が、そんな簡単に手に入ると思うなよ……?」

 という“大いなる意思”が働いて、後半にいくほどホラガイの配置が意地悪になっているに違いない!!!

 さてさて、俺は目標の24個を回収することができるのかな……?

 攻略サイトなんかを見れば答えが載っているんだろうけど、ここはやっぱり……自力で最後まで探してみたい!!

 というわけで、次回に続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。