【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第120回 角満よりもパズドラ歴が長い!? 「スサノオ」!!!!

第120回 「スサノオ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は超古参モンスターの“スサノオ”を紹介する!!

▲超転生スサノオノミコト

個人的に、“過去にこの連載で解説を書いた気がするモンスター”のナンバーワンであり、書き漏らしていたことに驚きを禁じ得ないモンスターの筆頭でもあるのが……今回、ここで解説を書く“スサノオ”だ!!

なぜ、
「このモンスターのことなんて、連載が始まった当初に書いていたでしょ?」
とニセ記憶が植え付けられていたのかと言えば、スサノオが数千種類に及ぶパズドラのモンスターの中でも指折りの“古参”だからだ。

スサノオが初めて登場したのは、いまから9年以上も昔の2012年3月30日。

パズドラのサービスインが2012年2月20日なので、ローンチの1ヵ月後にはゲームに登場していたことになる。

 ちなみに、スサノオは“和神シリーズ”の第1弾として実装されたわけだが、その同期は、火属性がカグツチ、水属性がオロチ、光属性がアマテラス、闇属性がヨミ……。
いずれも、パズドラの黎明期に大活躍した尖ったモンスターたちで、このアプリが国民的ゲームになるための礎を築いた存在とも言える。
ていうか、筆者がパズドラを始めたのは2012年4月なので、その前からスサノオはゲーム内で大暴れしていたんだよな。ホントに、ベテラン中のベテランモンスターなのである。

キャリアが長いがゆえに、スサノオはこれまでにじつに多くの進化形態を見せてきている。

ノーマル、通常進化、3種の究極進化、転生、超転生……。しかし、そのいずれも一貫して、

“スキルによるダメージ軽減”をアイデンティティーとしており、いざというときの切り札的なモンスターとして木属性使いのプレイヤーに重宝されてきた歴史を持つ。

スサノオは、古事記や日本書紀に登場する和神の代表格で、イザナギがアマテラス、ヨミについで生み出した(鼻をすすいだときに誕生したらしい)破天荒な神様……とされている。
そういう意味では、和神シリーズ第1弾の同期にアマテラスとヨミがいるのはじつに理にかなっているのだ。

有名なエピソードが多い神様としても知られていて、アマテラスが天岩戸に隠れてしまった原因であったり、ヤマタノオロチを成敗したり、その尾っぽから三種の神器の草薙の剣を見つけたり、オロチ退治をきっかけにクシナダヒメを嫁にもらったり……と、じつに物語性に富んだ話題を提供してくれているのである。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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