「ウンコ展」って何? 目の錯覚?
先日、おバカネタ捜索隊の本部であるコロコロオンライン編集部に、衝撃的なニュースが飛び込んできた! それは、東京のベッドタウンでもある埼玉県川口市で、「ウンコ展 ~?がつまったおとしモノ〜」が7月11日まで開かれている、という情報だ!!
隊員A「ウンコ展って、なんですかね……」
隊員B「ホームページに『きて、みて、ふんで、においをかいで』とありますよ」
隊員C「ふ、踏めるのか……!?」
隊員A「土日は同時入場100名の入場制限が掛かるほどの盛況ぶりだそうです」
隊員A・B・C「詳細がわからないところもあるけれど、うんこ大好きコロコロコミックとしては、とりあえず行くっきゃねぇ!!!!」
ふざけた名前の超まじめな展示だった!
同展示の主催であり、会場である川口市立科学館にやってきたぞ! まず、我々を出迎えてくれたのは、同館の展示担当者4人による手づくりの巨大うんこ!! 「フォトスポットとしても人気なんですよ」と話すのは、学芸係の梶本美岐さん。インスタにこのうんこが載っていたら、間違えなく映える!!!!
巨大うんこと梶本さん
会場には、「くらべてみようコーナー」「むしのうんここれくしょん」「ウンコのひみつコーナー」「ウンコの旅コーナー」の4つのコーナーがあり、動物44種・昆虫33種のうんこがさまざまな見せ方で展示されている。
「くらべてみようコーナー(食べもの)」では、パンダ・シマウマ・カモシカ3体のうんこを、はく製と共に展示。同じ草食動物でも、なぜ草の消化の程度や形が違うのかを紹介して、消化の仕組みを理解できる内容になっている。なお、パンダなどのはく製は国立科学博物館からの貸し出しで、ほかにも静岡市立日本平動物園など全国9つの動物園や博物館などの協力を仰いだ、渾身の展示内容となっているのだ!
「シマウマのうんこは実物がなかったので、動物園まで行って、うんこを採取。天日干しと樹脂塗りを繰り返して、手づくりしました」と梶本さん。
次は、「くらべてみようコーナー(大きさ・色・形)」を紹介。ここでは、アジアゾウやシロサイなどのうんこが壁一面にずらり! なかでも隊員の興味を惹いたのが、ブチハイエナの白いうんこ。なんでも、動物の骨まで食べることから、白いうんこになるのだとか。うんこって、茶色だけじゃないんだ!!
ブチハイエナのうんこ。驚きの白さ!
なお、「くらべてみようコーナー(ウンコのにおい)」では、コアラやイモムシのうんこの匂いを嗅ぐことができる! 肝心の匂いの感想は伏せておくけど、「臭くない」「それぞれ独特な匂いがする」とだけ言っておこう。どんな匂いがするのかは、キミの鼻で確かめてみてくれ!!
学芸係の中田さん。元コロコロ読者だけあって、おバカなサングラスを装備!
ここまでの展示を見て、我々おバカネタ捜索隊は、一つ、気がかりになっていることがあった。それは、「きて、みて、ふんで、においをかいで」という謳い文句の「ふんで」の部分! どうしてもうんこが踏みた〜い! 思い切って、梶本さんに聞いてみた。
「あのう、うんこを踏めるコーナーってあったりするんでしょうか……?」
梶本さん「ああ、それでしたら、こちらです!」
「!?!?!?!」
なにぃ!? やっぱり踏めるのか、うんこ! うんこを踏むのって、小学生以来だなぁ(しみじみ)。通学路で犬のうんこを踏んで、周りの友だちにバリアを張られたっけ……。
梶本さん「こちらです!」
「!!!!!!!!」
その時、隊員が見たものは……!?