【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第136回 アラビア語でじつは○○○の意味!!「シャイターン」!!!!

第136回 「シャイターン」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は超懐かし(!?)のモンスター “シャイターン”を大紹介!!

▲怒りと炎の精霊・シャイターン

2021年も秋となり、パズドラでは毎年恒例となった“大感謝祭”がスタートした。

これは、長く遊び続けるユーザーに対する日ごろの感謝の気持ちと、新規に入ってきたルーキーたちに向けた特大サービス……という、大きなふたつの意味が込められたイベントとなっている。期間は2021年12月いっぱいまでの3ヵ月で、その向こうに……ついに到達する“パズドラ10周年”を見据えているってわけだ!!

というわけで!!

ここんところ、モンスター番号が若い“パズドラ黎明期からいるモンスター”の解説を重点的に行っている。ベテランパズドラーは懐かしく、新規に入ってきた人々はいままさに遭遇しているであろうモンスターたちについて、今回も詳しい紹介文を書いてしまおうと思っております!

さて本日は……モンスター番号・352の“シャイターン”にスポットを当てようかなと!!

シャイターンが属する“精霊シリーズ”がパズドラに初登場したのは……じつにいまから9年も前の2012年9月!! パズドラがサービスインしたのが2012年2月なので、その半年後には実装されていたってことだ。さすが、モンスター番号300番台!!

このシャイターンと同期になるモンスターは、水属性のウンディーネ、木属性のシルフ、光属性のジーニャに闇属性のタナトス。彼らについても順次、この連載で解説していこうと思っている。

さて、シャイターンは精霊シリーズということなので、当然のようにモチーフが存在する。

これ、あまり知られていないと思うんだけど……じつはシャイターンとはあの“サタン”のアラブ語での発音になり、要するにあらゆる宗教における悪魔の象徴と同一……ってことなのだ。
なのでパズドラでは、どこか荒々しくも威厳のある姿に描かれているってわけ。

シャイターン(サタン)はもともとは神々に使える身で、その後に堕天使となり、地獄の長として君臨するようになる。
ただ、宗教によって解釈はさまざまにされており、“サタンとはこういうものだ!”という明確な解はない。
概念的に扱う宗教も多いので、パズドラにおいて精霊シリーズにラインナップされているのも、ある意味「ナットク」なのであった。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回更新は11/1(月)更新!!

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