【ディアブロ II リザレクテッド プレイ日記16】評議会員にご注意を

森を抜けた先で……

 前回はついつい、現在進行形で悩んでいるヘルの怪物ども(=ほぼザコ)について書いてしまいましたがね。

 この日記の進行的には、まだノーマルのACT IIIに入ったところだったんだよな^^; ちとそこに立ち戻って、深い森が連なる油断ならないこの地について書いていこうと思います。

 このACT IIIは鬱蒼とした森が舞台で、出てくる敵どももなんとなく……陰湿というかウザいというか、満員電車で人に揉まれているときにスッと靴の踵を踏んでフガフガに脱がしてくるおっさんのような、絶妙にイラっとさせる連中が多くなるような気がする。

 でも、じつは我がオフラインドルイドはこのあたりで、ずっと目指していた“あるスキル”を身に付けて、一気に無双状態に突入していくのである。

 そのスキルとは……!!

 ……って、これは複数の竜巻を発生させる“旋風”のほうだな。じつはこっちじゃなく、つぎに覚える“竜巻”のほうをお見せしたかったんだけど、スクショだと圧倒的に旋風が見栄えがいいので、こちらを載せてしまった^^;

 まあ、“竜巻が発生する”という点ではパッと見で同じなので、あまり気にしなくていいです。とにかく、俺はスキルポイントのほとんどを竜巻系に割り振っていて、その成果がACT IIIあたりから出始めてきた……と書きたかったのだ。

 けっきょく、なんでもかんでも幅広くスキルを身に付けても器用貧乏になるだけなので、こうしてある1点に集中してビルドを作ったほうが最終的には強くなれるんだよな。『ディアブロ II』に限らず。

 なので今後も迷うことなく、俺は竜巻ドルイドとして生きていくのである。

 ……まあそのせいで、いまヘルで行き詰っているんだけど^^; それはまだ先の話であります。

 そしてこのころ、俺はお世話になっていた傭兵のイアンサちゃんをリストラし、氷魔法が得意なラルディン君を新たに採用している。

 そしてそれが、ノーマルの後半戦を生き抜く上で大いに役に立つ判断だったな……と気づくのである。

 ラルディンの氷魔法攻撃、マジで役にたつわーーー!

 威力もさることながら、猛る悪鬼どもをつぎつぎと凍らせて動きを止めてくれるので、それが被ダメージを減らすことに直結したのである。おかげで、死→デスペナという負の流れを断ち切ることになって、グッと立ち回りが楽になったのだ。

 それでも……!

 ACT IIIの後半に控える“評議会員”たちは、油断ならない強敵だった。

 とくに、↓この……!

 ヒュドラを召喚しての炎攻撃が苛烈なこと苛烈なこと……!!

 一瞬、

 「お、俺の竜巻で風を送り込むと……ヒュドラどもはさらに燃え上がって、強くなってしまうのでは!!?

 そんなことまで考えてしまったわ……w

 それでも、最前線に立つや速攻でタウンポータルを設置し、ピンチになったら恥も外聞もなくそこに飛び込む……という、

 「卑怯?? なにそれ、どこの国の民族楽器??w

 という、“生き残る”ということに全振りした立ち回りで評議会員たちに対抗したw

 結果、こいつらをどうにか蹴散らして……!

 いよいよ、ACT IIIの最奥に到達するのである。

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ディアブロ II リザレクテッド』公式サイト:
https://diablo2.blizzard.com/ja-jp/

※ゲーム画面はPlayStation 5ソフト『ディアブロ II リザレクテッド』のものです。
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