【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第140回 その正体は精霊…!?「タナトス」!!!!

第140回 「タナトス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回も“精霊シリーズ”から “タナトス”を大紹介!!

▲死兆の大精霊・タナトス

2021年も冬となり、パズドラでは毎年恒例となった“大感謝祭”の真っ最中である。

これは、長く遊び続けるユーザーに対する日ごろの感謝の気持ちと、新規に入ってきたルーキーたちに向けた特大サービス……という、大きなふたつの意味が込められたイベントとなっている。期間は2021年12月いっぱいまでの3ヵ月で、その向こうに……ついに到達する“パズドラ10周年”を見据えているってわけだ!!

というわけで!!

ここんところ、モンスター番号が若い“パズドラ黎明期からいるモンスター”の解説を重点的に行っている。ベテランパズドラーは懐かしく、新規に入ってきた人々はいままさに遭遇しているであろうモンスターたちについて、今回も詳しい紹介文を書いてしまおうと思っております!

さて、約1ヵ月かけて“精霊シリーズ”のモンスターを解説してきましたが……今回はそのオーラス!!! 

モンスター番号・360の“タナトス”をご紹介!

タナトスがパズドラに初登場を果たしたのは、いまから9年前の2012年9月だ。
火属性のシャイターン、水属性のウンディーネ、木属性のシルフ、光属性のジーニャとともに、精霊シリーズの闇属性枠として実装されたのである。

しかしじつは当時、この精霊シリーズのラインナップを見たときに、ウンディーネ、シルフ、ジーニャに関しては、「なるほど、確かに精霊(ジーニャもランプの精なのでw)だな」と納得をしたんだけど、シャイターンとタナトスに関しては、「これは……精霊というくくりに入るのだろうか!?」と疑問に感じたことをよく覚えている。

シャイターンについてはバックナンバーを読んでほしいんだけど、これはアラブ語で“サタン”のことで、どちらかというと悪魔シリーズのほうが近いのでは……と思った。

そして問題のタナトスだが、これはギリシア神話に登場する死を司る神様で、母親は夜の女神のニュクス、双子の兄弟が眠りを司るヒュプノスと、じつに由緒も正しい(?)のである。

ただ、もともとは概念的な存在で姿もはっきりしなかったり、ヒュプノスといっしょに夢の神々が暮らす巨樹のまわりに住んでいる……なんていうエピソードを読むと、「なるほど、ちょっと精霊っぽいな」と感じてナットクしたのであったw

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

パズドラ最新情報は「公式運営サイト」をチェック!!
https://pad.gungho.jp/member/

 

次回更新は12/13(月)更新!!

©GungHo Online Entertainment,Inc. All Rights Reserved.

バックナンバーはこちらをチェック!!