【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×ぴょんが語る立ち回り論~1~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×ぴょん 第1回】

あとばるさんと同じ「Libalent Calamari」に所属し、最強のチャージャー使いとしても有名な“ぴょん”さんが対談初登場!
 
チームメイトでもある、あとばるさんとの関係から新ギアの「メイン性能アップ」の評価まで、いろいろと語ってもらったぞ!!
 

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレイヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレイヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第3回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」準優勝など。チームLibalent Calamari所属。
ぴょん
スプラトゥーン屈指のチャージャー使い。驚異的なエイム力を持ち、普通は“抜けない”というところも確実に狙い撃つ凄腕スナイパー。それでいて近距離戦にも強く、敵にとっては非常に厄介な存在。あとばるさんと同じ「Libalent Calamari」に所属するチームメイトでもある。

 

チャージャーよりシューターのほうがエイムが難しい?

――今回はぴょんさんが初登場ということで、まずは自己紹介をお願いします。
ぴょん:スプラトゥーンは『1』が発売して1ヶ月後くらいからプレーしています。メインで使っているブキはチャージャーで、いまはスプラチャージャーとスプラチャージャーコラボを使い分けている感じです。
 
――チャージャーの中でスプラチャージャーを選択した理由は?
ぴょん:個人的に『2』では、あまり長い射程のブキは必要ないのかなというのがあって。長射程だとリッター4Kとかあるんですけど、ステージ的にそこまでの射程はいらないかなと。それでいろいろ試して、一番バランス的にしっくりきたのがスプラチャージャーだったので。
 
――なるほど。おふたりは現在、同じ「Libalent Calamari」に所属するチームメイトですよね。あとばるさんには連載第1回目の対談のときに伺ったのですが、ぴょんさんはどういう経緯でチームに加入することになったんですか?
ぴょん:経緯……えーっと、1回目の対談のとき、あとばるはどう説明したの?
 
あとばる:え、それで対応変えていく?(笑)。
 
――西澤さん(Libalent Calamariのメンバー。よしもとクリエイティブエージェンシー所属のお笑いコンビ「裏切りマンキーコング」としても活動)にスカウトされてという話を……。
ぴょん:自分も西澤さんからダイレクトメールがきて誘われた形ですね。
 
あとばる:まず西澤さんが、くろすくん(Libalent Calamariのメンバー。スロッシャーをメインで使用)を誘って、そのふたりから僕が誘われたんですけど、「あとひとり入れるんだったら」ってなったときに、「ぴょんくんじゃない?」って話になりまして。受けてもらえないかも、と思いつつダメ元で誘ったら、けっこうあっさり「いいよ」みたいな感じで返事がきて、「マジか!」みたいな(笑)。
 

 
――誘われた時点で、あとばるさんとくろすさんがいるというのも聞いて、この3人だったらいいチームになりそうという感じで入ったんですか?
ぴょん:そうですね。
 
――もともと、おふたりは知り合いといいますか、交流があったりしたんですか?
ぴょん:そうですね。
 
あとばる:ただ、名前はお互いに知っていたんですけど、そんなに絡みはなかったですね。
 
――あとばるさんたちがぴょんさんを誘ったのは、それだけ上手いというのを感じていて?
あとばる:そうですね。とりあえずチャージャーというか、長距離ブキのスナイパーってのはどのゲームでもやっぱり強くて、『スプラトゥーン2』でも強いだろうなという話になって。あまり絡みとかもなくて、だから「ダメ元で」という話になったんですけど。
 
――なるほど。スナイパーのスペシャリストが1人いればチームとしても強みになるだろうという。いまおふたりはチームメイト同士ですが、ぴょんさんから見てプレーヤーとしてのあとばるさんはどういう印象ですか?
ぴょん:仕事人という感じですね。攻めから守りまで、なんでもひとりでできちゃう。同じチームになる前から対戦とかはよくやっていて、そのときから仕事人って印象がありました。
 
――あとばるさんはぴょんさんの印象はいかがですか?
あとばる:うーん……仕事人ですかね(笑)。
 
――お互い同じ印象なんですね(笑)。あとばるさんは以前、ぴょんさんのチャージャーは特別というようなことをおっしゃっていましたけど、あとばるさんの思うぴょんさんのすごさはどういうところですか?
あとばる:まず一番は、「そこ抜く?」ってところでちゃんと抜くんですよ。チャージャーの利点を最大に活かしている。同じ射程のブキでシューター系を使って撃ち勝つのと、チャージャーの射程で一方的に敵をパーンと撃ち抜くのだとアドバンテージの差がだいぶ大きいんですよ。
 簡単にいうと「一方的に殴っているのと、殴り合っているのとどっちがいいですか」となったときに、当然一方的に殴る方が強いじゃないですか。その強みを活かしつつ、バンバン敵を倒してくれるので、試合を有利に運びやすいんです。あと、チャージャーの欠点として、近くに詰められたときに弱いので、普通はチーム全体でカバーしていかなきゃいけないんですけど、ぴょんくんの場合、接近戦でもシューターとかに撃ち勝っちゃうので放っておけるんですよね。
 

 
――ぴょんさんなら、ひとりでもなんとかしてくれるだろうみたいな?
あとばる:そうです。なので、ぴょんくんをひとり置いておいて、ほかの3人がまとまって動くみたいなチャージャー入りの編成だと、普通はしないような動きもできちゃうんです。とりあえず、安心して任せられるというか、ひとりで黙々と確実に仕事をこなしてくれるチャージャー使いですね。
 
――ぴょんさんがやっているオープンレックの配信をいくつか見たんですけど、めちゃくちゃ敵を倒していきますよね。「どうしてそんなに当たるの?」ってくらい。聞かれても答えに困ると思うんですけど、なんでそんなに当たるんですか?
ぴょん:なんでですかね(笑)。
 
――もともとFPSとかは、よくやられていたんですか?
ぴょん:いや、まったくやってなくて『スプラトゥーン』が初めてですね。
 
――それでチャージャーを使おうと思った理由は? 単純に「遠くから撃って倒せるのは強い」といった感じ?
ぴょん:そう。本当にそのまんまなんですけど、初めはシューターとかを持っていたんですよ。だけど、相手にチャージャーがいたときにやっぱり遠くから一方的に撃たれるじゃないですか。それで「チャージャーってよくね?」となってそこから使い始めた感じですね。
 
――最初からエイムは合わせられました? 「全然当たらない」ってことはなかった?
ぴょん:全然当たらないってことはなかったですね。合わせて撃てば当たるな、という感じで。
 
――『スプラトゥーン』のブキの中でも、とくにエイムを合わせるのが難しいのがチャージャーかなと思うんですけど、そのあたりはあまり苦労せず?
ぴょん:そうですね。自分からすると、ずっと使っているチャージャーの方が簡単なんですよ。むしろシューターとかのほうがエイムが難しいです。
 

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