【パズドラSwitchプレイ日記】第4回 お気軽に対戦を!

ネット人見知りだけど……!

 『パズルSwitch』はメインの遊び方として、

・ひとり用の“冒険”
・フレンドや不特定多数の人と競える“対戦”
・ダンジョンを作れる“エディット”

 ↑こちらの3つがあるってことは、何度か書いてきたかと思う。

 現在の俺は、粛々と冒険モードを進めて我がチームの強化を図っているところで、エディットモードに関しては、

 「もったいないから、まだ取っておこう」

 ってことで、ほぼ手を付けていない。

 では、“対戦”はどうなのか??

 現状を説明する前に……この大塚角満の“ネットゲームに対するスタンス”を詳しく書いておきたいと思う。

 俺が人生で初めて激ハマりしたネットワークゲームは、いまから19年も昔(!)に運営されていたプレイステーション2用ソフト『みんなのGOLFオンライン』であった。その前からチョロチョロと遊んではいたんだけど、ガッツリと本気で、それこそ生活の中心になるくらいハマり込んでしまったのは(それも問題だが)このゲームが最初だったと思う。

 その後、『みんGOLオンライン』のサービスが終了するころに初代『モンスターハンター』が発売されて、俺とその仲間たち(ネットを通じて知り合った、顔も本名も知らないネット友だちね)は一斉に移住。以後、『モンハン』シリーズの新作が出るたびに、そういった仲間たちとワイワイキャアキャアと言いながら協力プレイに勤しんでいたわけだ。

 で。

 当時の俺ははっきり言って、

 「野良のネットプレイ、どんと来い!」

 「知らない人と積極的に関わって、友だちになっちゃおう!」

 ↑こんな、陽キャここに極まれりな、フランクな態度でネットゲームに向き合っていた。

 オンラインロビーで気になるプレイヤーがいたらガンガン話し掛けていたし、ゲーム中の救難信号みたいなものを拾うや否や、

 「それーーー!!ww 救助じゃ救助じゃ!!ww」

 ってんで、誰よりも先に駆け付けるくらい、オンラインゲームを満喫していたのである。

 ところが……。

 年を取るにつれて、フットワーク軽くオンラインゲームに臨むことができなくなってしまった。

 あれほど野良で遊ぶことが好きだったくせに、

 「知らない人と遊ぶとか……怖くて無理だお(((( ;゚Д゚)))」

 「対戦でイジメられたらどうしよう(((( ;゚Д゚)))」

 「協力プレイで粗相をしたら、恥ずかしくて耐えられない!!><」

 ↑こんなネガティブなことばかり考えて、脚がすくんでしまうのだ。よって、オンラインで遊ぶときはリアルな仲間か、『みんGOL』時代や初期の『モンハン』のときに知り合ったネット友だちのみww 15年くらい前から俺のネット世界はまったく広がっておらず、逆に年を経るにつれて縮小傾向にあるのであった……。

 さあ、そこで『パズドラSwitch』の対戦モードだ。

 ここでは、

 期間限定のイベントダンジョン(2月26日現在は“エキドナ杯”が開催中)と、常設のダンジョンがいくつか用意されている。

 そこで、せっかくなのでエキドナ杯を選んで入っていくと……。

 なるほどなるほど。

 パズドラ本編の“8人でサクッと対戦”と同様、用意されたチーム(ここではルミエルチーム)を使って制限時間内にダンジョンを攻略し、他のプレイヤーとスコアを競う感じか!! そして成績によって、いろんな報酬がもらえると!! 見逃せないのはいちばん下にある、

 “ワールドマッチでEPを500にする”

 という条件をクリアーすることでもらえる“ゴッドフェスガチャ”の権利だな!! きっと、ノーマルガチャではお目に掛かれないような、すんげえモノが手に入るに違いない!!

 てなわけで、むき出しの欲に背中を押されて、勢いで決定ボタンを押してしまった。すると、すぐに……!

 うおおおお!! もうマッチングが始まった!!! しかも……!!

 ひええええ!!! ものの数秒で、枠がフルに!!! さすが、ニンテンドーeショップのダウンロード専用タイトルの販売ランキングで1位になっているだけのことはある!!!(驚)

 「あ、あう!! あうううう!!!><

 ここで、長々と説明した“ネット人見知り”の性格が顔をもたげようとした。でも、アウアウとあえいでいるうちに、

 じつにサクサクとダンジョンが進むwww 俺のネット人見知り、拳を振り上げるだけ振り上げたんだけど、

 「……ま、こんくらいならいっかw」

 ってことで、すぐに引っ込んでしまったよ。

 とてつもなくスムーズ、あまりにもスピーディー、そしてCPU戦と大差ない自然な流れの中で1セット終わってしまって、人見知りうんぬんを考える余裕もなかったよww こんな仕様だったら、ネットゲームに慣れていないおじさんでも、対人戦が怖いおじさんでも(おじさんばっかだがw)、1ミリたりとも臆することなく、世界中の人と対戦を楽しめるぜ!!!

 ちなみに。

 初めてやってみたエキドナ杯は……w

 ……って、タイムアップかよ!!!w パズドラ公認プレイヤーが、聞いてあきれるわ!!!ww

 それでも、無情な順位付けの結果は……!

 ジャジャン!!w

 ジャジャジャン!!ww

 おおおおwww とりあえず5位には食い込んで、報酬をもらうことができました!!w

 ゴッドフェスガチャを獲得できるまで、ちょっと本気でエキドナ杯をやってみようと思います。

 続く!

PUZZLE & DRAGONS Nintendo Switch Edition:
https://pad-switch.com/

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

  © GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.