【エルデンリング放浪プレイ日記 #1】SAMURAIが狭間の地にやってきた

フロム・ソフトウェアが手掛けるプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)用アクションRPG『ELDEN RING(エルデンリング)』。コロコロオンラインでは連載企画として、【角満のエルデンリング日記(担当:大塚角満)】【エルデンリング放浪プレイ日記(担当:トニオ國崎)】の2本立てで、本作のプレイ日記をお届けしていきます。

本記事の担当:トニオ國崎

話題作のプレイ日記に挑むッ!

みなさんこんにちは。ライターのトニオ國崎と申します。

2019年、これまでに『デモンズソウル』『ダークソウル』『ブラッドボーン』などなど、数々の高難易度アクションRPGを手掛けてきたフロム・ソフトウェアから、新たなダークファンタジー作品『エルデンリング』が発表され、学生時代に『デモンズソウル』を遊んでいた筆者はまだかまだかと発売日を楽しみにしていたが……2月25日についに発売!!

時間の流れってのは早いなぁ……

高難易度のステージを試行錯誤しながら攻略していく、いわゆる“死にゲー”をひとつの人気ジャンルとして確立させたメーカーの新作がどんなものなのか……

当時はいちプレイヤーとして気ままに遊んでいくつもりだったが、ありがたいことに、先行プレイレビューとプレイ日記の連載を担当させていただくことになった。

さらに今回の企画は、いろいろなメディアで数々の連載を執筆されている大塚角満さんとの2本体制。学生時代に大塚さんの『逆鱗日和』を読んでいた身としてはキンチョーしまくり。この原稿を書いている今でも「ワワワ……!」とあたふたしている。

『エルデンリング』の冒険はいったいどんな感じになるのか……!? いろいろと自由気ままにお届けしていきたいと思っているので、よろしくお願いしますっ!!

 

刀はロマンっ!!

さてさて、気になる本作の内容だが、

舞台となるのはかつて黄金樹の祝福を受けていたとされる“狭間の地”。

現在は大規模な戦争の末に崩壊してしまっており、かつて狭間の地を追放された“褪せ人(あせびと)”の子孫であるプレイヤーが、「王になれ」という導きを受けてこの地を訪れたところから物語は始まる。

▲盛り上がるナレーションに合わせて重要そうなキャラクターたちが紹介されていくのがもうたまらん。ワクワクがとまりませんな!
▲いろいろと紹介されていくなか、あまりにもインパクトが強すぎる糞喰。だれだこいつ!?

まず初めに行うキャラクターメイキングがいろいろと悩んでしまう。

10種の素性(いわゆる初期ジョブや生まれのようなもの)から選ぶのだが、各素性ごとに初期ステータスと装備が違ってくるのだ。

しかし、このゲームはレベルアップ時に好きな能力値を上げることができるうえに、過去の『ソウルシリーズ』の経験からすると、おそらく似たような装備もあとから手に入れられると思うので、ぶっちゃけどれを選んでも最終的に問題ない気がするのだが……

やはりここはロールプレイにこだわりたい。

屈強な騎士になるのもヨシ、魔術に長けたキャラクターとして世界を冒険するのもヨシといった、自分の好みで選んでいきたいところ。

いろいろと迷った結果……侍でゲームをはじめることに。

選んだ理由は割とシンプルなもので、ダークファンタジーの世界にSAMURAI参戦!というシチュが良い!

初期装備に刀を装備しているのもポイント。個人的にすべてのゲームに刀装備が欲しいくらいの刀フェチなので、その要素だけでもう惹かれてしまった。「和」との相性の良さがもうたまらん!

和風だけでなく、近未来的なNINJAがKATANAを振るうのもいいし、ハードボイルドな帯刀スーツオジサンがスタイリッシュに戦うのもアリだ。目に見えぬ早業で相手をコマ切りにするのも最高。

見た目は老兵風にアレンジ。

現役を引退した歴戦の元傭兵がナゾの啓示を受けて、かつて祖先が追放された地へ赴く……みたいなバックストーリーを想定して……

いかん! 設定まで練り始めるとキリがないぞ!!

ついつい早口になっちまう……

とまぁ、暴走する妄想はおいといて。さっそくプレイを始めたのだが……

ウホホ! これはたまらん!

思ってたより様になっていて超シブイ、最高、カッコイイ!

フロムさん! 和風要素を入れてくれてありがとう……!

ここから異国の人間が未知なる世界に放り込まれて、激闘を繰り広げるってワケですな。

侍ロールプレイで始めたわけだが、途中から自分に合うプレイスタイルに変えていくのもいいだろう。

いまではノリノリの刀一筋のサムライマンだが、次回から魔法使いになってたり、西洋騎士になってたり。なんでもござれというワケ。

「そもそもエルデンリングってなんなの!?」「王ってどういうこと!?」などなど、わからないことだらけで見知らぬ地に放り込まれたが……エルデの王になる冒険はまだはじまったばかり。ここから何が起こるのか楽しみだ。


 

【執筆】トニオ國崎

1994年5月生まれ。興味を持った作品はジャンル問わず遊ぶフリーライター。コロコロオンラインでは「『はじめてゲームプログラミング』プレイ日記」「ロックマンエグゼ20周年企画」などの記事を企画・執筆。
イラスト:秋おこ

 

『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.
※本記事はプレイステーション4版ソフトで撮影した画像を使用しています。