【ミニ四駆】「ハリケーンソニック」を当時のコロコロ記事とともに紹介!! 【歴代マシンカタログ:第2次ブーム編】

1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「ハリケーンソニック」を紹介!

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烈の3代目ソニック「ハリケーンソニック」

「ハリケーンソニック」は、コロコロコミックにて1994年から連載されたまんが『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(こしたてつひろ先生)のキャラクターである星馬 烈の愛機。実際の商品は1996年10月にオータムカップ‘96にて先行販売。全国では12月に発売された。

まんが内では、世界グランプリ開始前に進化した仲間たちのマシンを見て不安を覚えていた烈が、ブレット・アスティアとの公園レースの敗北をきっかけに、「このままじゃダメだ!」と烈自身による改良を決意。大会開催までの日にちを費やして研究を重ねた結果、「ミニ四駆世界グランプリ」にて新生ソニックとして登場した。アニメ版では大神博士の元で開発を行っており、誕生経緯などが異なっている。

初期段階では、風の強い場所での走行が困難なエアロマシン設計だったが、自作のハングライダーを使った実験からヒントをつかみ、「ハリケーンソニック」の特徴であるフロントウイングを制作。フロントとリヤのダウンフォースを増して駆動力を逃がさない新たなドリフト走行を生み出した。

スペック概要
■全長:146mm
■全幅:90mm
■全高:40mm
■シャーシ:スーパーTZ

当時のコロコロを振り返る!

「ハリケーンソニック」の情報が初めて掲載されたのは、1996年のコロコロコミック11月号。バンガードソニックに続く烈の3代目マシンン詳細がついにお披露目となり、数ページにわたってマシンの魅力を紹介。「ハリケーンソニック」の誕生経緯や、大きな特徴であるフロント一体型ウイング&3段強化型リヤウイングの紹介が囲み記事で語られている。

1997年1月号は、同時期に発売した「プロトセイバーエボリューション」と合わせて改造テクニック記事を同時展開。幕張メッセで開催されるマイクロソフトインターネットカップに向けて、安定性強化・軽量化・カーブ対策をそれぞれ兼ねた3つの改造マシンが掲載された。

2月号では定期的に取り上げられていたアウトドア改造特集をお届け。当時発表されたばかりの「サイクロンTRF」と並べて険しい雪道を走れるマシンたちが紹介されている。スーパーTZシャーシを改造して、ハリケーンソニックをワイルドミニ四駆仕様にしたページは必見だ。また、この頃には、ライバルマシンのバックブレーダーやアニメ映画化の第一報も合わせて発表された。


 

以上、第2次ブーム『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』編のマシンをお届け!

次回は、第2次ブーム『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』編からJの新たなプロトセイバーが登場だ!

本連載は水曜日更新予定なのでお楽しみに!

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※記事掲載スケジュールや内容が異なる可能性もございます。ご了承ください。

商品概要
「ハリケーンソニック」

■発売時期:1996年12月発売
■価格:600円(当時)
・「ハリケーンソニック」1996年モデル(販売停止中)
・「ハリケーンソニック(ARシャーシ)」リファインモデル

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