【エルデンリング放浪プレイ日記 #37】火山館で運命の出会い。回転ノコギリさん、お久しぶりです!!

フロム・ソフトウェアが手掛けるプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)用アクションRPG『ELDEN RING(エルデンリング)』。コロコロオンラインでは連載企画として、【角満のエルデンリング日記(担当:大塚角満)】【エルデンリング放浪プレイ日記(担当:トニオ國崎)】の2本立てで、本作のプレイ日記をお届けしていきます。

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本記事の担当:トニオ國崎

懐かしのあの武器と出会う

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火山館クラブの仲間入りをいったん保留にして、とりあえず館の中をうろうろ。

なにも無さそうだしとりあえず帰りますかぁ……と思っていたら、2階の広間にて「責問官ギーザ」が侵入してきた。

戦いなのでしょうがないが、攻撃や回避をしているあいだに机やモノが壊れまくりでもうめちゃくちゃ。人ん家で大暴れである。

戦っていて気づいたのだが、ギーザが持っている武器をよく見てみると……

あれ、『Bloodborne』の回転ノコギリでは!?

いやでも、あんなにトゲトゲした形状だったかな……。もっとこう、ピザカッターのような円盤っぽさがあった気が。

近づかなければそこまで怖くない相手だったので、R2の突きとジャンプ二刀流攻撃のいつもの戦法であっさりと撃退。ついでにヤツが持っていた得物を獲得したのであった。

さきほどの回転ノコギリのような武器だが、正式名称は「ギーザの車輪」という特大武器。見た目は完全に別物ではあるんだが、個人的に『Bloodborne』では回転ノコギリがスタメン武器だったので、こうしてセルフオマージュのような形で『エルデンリング』の世界に登場するのはちょっとうれしい。武器変形はなくなっているものの、回転ノコギリにあったような押し付け攻撃が使えるのも良いポイント。

いや~これは装備するっきゃないでしょ!! というわけで装備画面を確認してみると……

だめだ。筋力足りねぇ!!

困った。せっかく使いたいのに装備できない……3~4レベル上げられるほどのルーンも持ち合わせていないのでどうしたものか。何かないかと所持アイテムを漁っていると、筋力を上げるタリスマン「星砕きの伝承」を発見。こんなものがあったのか……そもそもこれ、どこで見つけたんだ……?

とはいえ、ステータスを無理やり上げてなんとか武器は使えるようになった。が、今度は装備重量が跳ね上がってしまった。

ますます困った。まさかほかの問題もあったとは。

さてどうしたものか……いろいろと考えた結果。装備構成は下の画像のようになった。

刀と鎧を捨て半裸になった。

ついでに盾もちょっと軽いものに変更。サムライ要素がもはや兜しか残ってない。はたしてこれはお侍様なのか……!?

苦渋の決断だったけど、やはりこの何でも切り裂きそうなおどろおどろしいフォルムがカッコイイな……。侍アバターのコンセプトはちょっと崩れたけど、これを機に何でも試していきましょ!

 

ちょいと話は戻り、冒頭にも話した火山館の件なのだが。

ヤツらは円卓のようにエルデの王を目指す集まりとは反する存在。火山館のメンバーに協力するということは、これまでの仲間たちを裏切ることになってしまいそうなのだが……

が、いろいろ考えた末、この時の自分はあっさり火山館の仲間入りをはたした。「そういえば円卓メンバーと関わり薄いし、そこまで思い入れがあるわけでは無いな」と掌をクルっと返したのだ。思い入れがそこまでないと言ったが、いま思い返すと、健気でかわいいローデリカちゃんの存在をすっかり忘れていた。ごめんよ。

なんかいろんな陣営にどんどん入り込んでるけど、作中のキャラクター目線で見たら、褪せ人は何考えてるのかわからなさすぎて恐ろしいだろうな……

というわけで、さっそくお仕事の依頼が。

やることはもちろん同胞狩り……黄金樹に弓を引こうとする集団なのだから当然なのだが、やはり気が引ける。ここでもどうしようかと迷っていたので、とりあえずまた保留という形にして、ふたたびアルター高原を目指すのであった。

……保留にするパターン多いな!!!


 

【執筆】トニオ國崎

1994年5月生まれ。興味を持った作品はジャンル問わず遊ぶフリーライター。基本は裏方として活動中。コロコロオンラインでは「『はじめてゲームプログラミング』プレイ日記」「ロックマンエグゼ20周年企画」などの記事を企画・執筆。
イラスト:秋おこ

『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/

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