【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第172回 北欧神話の地名がモンスターに!? “ミズガルズ”を語る!!

第172回 「ミズガルズ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ミズガルズ”を大紹介!!

▲水の機神兵・ミズガルズ

 

ここのところ、毎回毎回シツコイくらい書き続けているが、2022年はパズドラの10周年イヤー!! ということで当連載では、黎明期からパズドラ界を盛り上げている“ベテランモンスター”を選りすぐって紹介しております。

さて、今回からピックアップするのは……!

モンスターナンバー300台の古株中の古株!! 肉体派モンスター好き(筆者含む)を狂喜させた、あの“機神兵”たち!!
その中から今回紹介するのは……水属性の機神兵、“水の機神兵・ミズガルズ”であります!!!

ミズガルズがパズドラに初めて登場したのは、前回紹介したヨトゥンと同じ2012年9月10日。その大本であるアイスゴーレムがアイスガーディアンとなり、その先の進化として水の機神兵・ミズガルズが実装されたのである。

ヨトゥンの記事でも書いたことだが、当時はゴーレムシリーズもレアガチャから排出されていたので、ぶっちゃけ“誰もが所有している”ってくらいポピュラーな存在だった。
ゆえに、「少しでもゴーレムを強くしてほしい!」という声が全国から上がっていたんだけど(筆者もそう思っていた)、それに対する答えのように機神兵シリーズが導入されたのである。
もちろん、あれから10年が経過したいまでは使われることはほとんどないかもしれないけど、あのとき放った光を覚えているプレイヤーは決して少なくないのだ。

さてミズガルズは日本語訳が“中つ国”であることからもわかる通り、北欧神話に登場する中央の領域……つまり人間が住むエリアを指した言葉である。
神々が住むアースガルと地下にあるヘルヘイムに挟まれた場所で、その周囲を有名な大蛇“ヨルムンガンド”が取り囲んでいる。
このへんの位置関係も調べるとじつにおもしろいと思うので、パズドラをきっかけにいろいろと探ってみるといいかもしれないぞ。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は8月8日(月)更新!!

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