【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第174回 副属性の歴史を作った重要モンスター “ファフニール”!!

第174回 「ファフニール」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ファフニール”を大紹介!!

▲風天双極星・ファフニール

まだまだ続く、パズドラ10周年イヤーを祝うための“いにしえのモンスター特集”。

じつは今回紹介するモンスターについては、同カテゴリーのイフリート、リヴァイアサンを1年くらい前に紹介していたので(バックナンバーを見て驚いた)、「これも、とっくの昔に解説しているんだろうなぁ~……w」と、半ば確信しながら調べていたのである。

すると……!

バックナンバーのどこにもいない……w

つまり、シリーズもので紹介するつもりがナゼか抜け落ちて、1年ものあいだ放置状態になっていたってこと! これにはビックリ。あー驚いた。

てなわけで、満を持しての紹介となるのは図鑑ナンバー、堂々の“117”!!
つまり、パズドラがリリースされたときから存在するベテラン中の大ベテラン、その名も……ファフニールだ!! 
ちなみに同期となるモンスターは、火属性がイフリート、水属性がリヴァイアサン、光属性が神龍、闇属性がティアマット。パズドラを黎明期から遊んでいるプレイヤーは、いずれもお世話になったモンスターに違いない。

そんなファフニールは古くから存在するモンスターゆえか、じつにさまざまな系統に進化を果たした。ざっと列挙すると、木・火属性の紅樹星・ファフニール、木・水属性の蒼樹星・ファフニール、木・光属性の輝樹星・ファフニール、木・闇属性の黒樹星・ファフニール、そして木・木属性の風天双極星・ファフニール。
じつは、副属性の存在を世に知らしめる役目を担ったのがファフニールたちで、彼らの登場で一気に、この新しいシステムは定着していくことになるのである。

ちなみにファフニールとは、北欧神話に登場するドワーフのことで、ヘビ(もしくはドラゴン)に変身することを特技としている。
このファフニールにからんで、あのオーディンやロキが活躍する有名な神話があるので、興味のある人はぜひ読んでみよう!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は8月22日(月)更新!!

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