【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第180回 パズドラ黎明期のカンフル剤的存在“ケルベロス”!!

第180回 「ケルベロス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ケルベロス”を大紹介!!

▲冥界の闇番犬・ケルベロス

2022年はパズドラ10周年イヤー! それを祝した“往年のベテランモンスターを解説する企画”は、まだまだ継続いたします!!

さてここ数週間、パズドラ黎明期を彩った“幻獣枠”にラインナップされているモンスターをピックアップして紹介してきたわけだが、この流れは……まだまだ続く!! グリフォンやユニコーン、クラーケンと同じく約10年前に実装され、レアモンスターとして話題を振り撒いた“あいつら”を、今週も解説して参りましょう。

では、さっそく……!

幻獣シリーズの闇属性担当、ケルベロスを召喚いたします!

ケルベロスも他の幻獣シリーズと同様、特定のダンジョンにレア出現するという、運が悪ければ何十周も出会えない非常に珍しいモンスターだった(※当時の話です)。

初めてケルベロスが登場したのは2012年12月で、夜天龍・エリュシオンがボスとして君臨する“闇の天空龍”のダンジョンに、気まぐれに現れたのである。

当時はケルベロスを手に入れたければ本気でこのダンジョンからゲットするしかなかったので、モンスター図鑑をすべて埋めたいプレイヤーを中心に懸命な“ケルベロス狩り”が行われていたことをよく覚えている。
というのも、筆者と同僚もその波に乗って、一時期は闇の天空龍のダンジョンしか遊んでいなかったし……w 
その後、幻獣シリーズが登場するダンジョンも増え、友情ガチャでも手に入れられるようになったことからレア感は完全になくなったけど、パズドラ黎明期に格別のカンフル剤を打ってくれた存在として、ケルベロスを始めとする幻獣シリーズは忘れられないモンスターとなっているのである。

そんなケルベロスは、ギリシア神話に登場する“地獄の番犬”として知られる。いくつもの逸話が残されている魔物だが、ヘラクレスがケルベロスを捕まえて地上に引きずり出し、その際に飛び散った唾液が猛毒のトリカブトになった……という話はあまりにも有名だ。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は10月3日(月)更新!!

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