【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第206回 名前と見た目のギャップに悶絶!? コカトリスを大紹介!!

第206回 「コカトリス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“コカトリス”を大紹介!!

▲魔眼の怪鳥・コカトリス

 前回から始まった、パズドラ黎明期を彩った“小型キャラ”(いわゆるザコモンスター)にスポットを当てるこのシリーズ。

 「いつの間に、そんなシリーズが始まったの??」

 と困惑される読者と……担当編集の顔が浮かぶが、始まってしまったのだから仕方がない。

 でも、前回の記事でも書いたけど、パズドラのザコモンスターは他のゲームにおけるザコとはひと味違っており、強キャラのスキル上げに活用できるなどしっかりと活躍の場が用意されていたりする。そういう意味では、安易に捨てられない存在感を放っているのも事実で、こうしてコラムで取り上げても決しておかしくはないのだ。

 というわけで、参ります。

 前回はミノタウロスを紹介したので、その流れで……! 今回取り上げるのは……!!

 モンスターナンバー“789”!! その名前とは裏腹に超絶キュートな見た目が実装時に話題になった“コカトリス”を解説いたしましょう!!

 コカトリスがパズドラに初登場を果たしたのは、いまから10年も昔の2013年8月。筆者が考案した神秘龍“アンティキティラ”がボスとして登場する“水の神秘龍【木無し】”のダンジョンであった。かわいいルックスながら盤面にお邪魔ドロップを作ったり、バインド攻撃をしてきたりとなかなかトリッキーな動きをしてプレイヤーを苦しめたものだ。

 そして前述の通り、ドロップしたコカトリスはガブリエルのスキル上げに利用することができたので、いまほどスキル上げが容易ではなかった当時では非常に重宝がられたのである。

 そんなコカトリスは、中世ヨーロッパの伝承に登場する幻獣がモチーフ。ニワトリの頭、竜の翼、ヘビの尾を持つ怪鳥として描かれており、その吐息に猛毒(もしくは石化ブレス)が含まれている……という設定が多い。その強烈な個性から、あまたのゲームや小説などで敵モンスターとして登場。どのゲームでもたいてい、「コカトリスの石化うぜえ!!」という文句を浴びせられるキャラでもある。それだけ、存在感が大きいということだな。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は4月10日(月)更新!!

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