【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第207回 ゲームや小説でもおなじみの“ケンタウロス”に注目しよう!!

第207回 「ケンタウロス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ケンタウロス”を大紹介!!

▲疾駆の人馬・ケンタウロス

……前回と同じ書き出しで申し訳ないが、くり返させていただきます。

 2週前から始まった、パズドラ黎明期を彩った“小型キャラ”(いわゆるザコモンスター)にスポットを当てるこのシリーズ。

 「いつの間に、そんなシリーズが始まったの??」

 と困惑される読者と……担当編集の顔が浮かぶが、始まってしまったのだから仕方がない。

 でも、1週目のミノタウロスの記事でも書いたけど、パズドラのザコモンスターは他のゲームにおけるザコとはひと味違っており、強キャラのスキル上げに活用できるなどしっかりと活躍の場が用意されていたりする。そういう意味では、安易に捨てられない存在感を放っているのも事実で、こうしてコラムで取り上げても決しておかしくはないのだ。

 というわけで、参ります。

 ミノタウロス、コカトリスと来たら……つぎはやっぱりコイツしかいない!

 モンスターナンバー“791”!! このシリーズの木属性担当を担った“ケンタウロス”を解説します!!

 ケンタウロスが初めてパズドラに姿を現したのは、いまから9年半も昔の2013年9月のこと。筆者が考案した神秘龍“神秘の絵画龍・ナスカ”がボスとして登場する“地の神秘龍【火無し】”のダンジョンであった。“疾風突き”という先制攻撃を仕掛けてきたり、攻撃力を3倍に膨れ上げて攻撃する“孤軍奮闘”というスキルを使うなど、なかなか厄介なザコキャラであった。

 そして前述の通り、ドロップしたケンタウロスは大天使・ミカエルのスキル上げに利用することができた。このころはスキル上げが簡単ではなかったので、ミカエル使いはこぞって“ケンタウロス集め”を行い、必死になって合成していたんだよなぁ~(※木属性使いの筆者もそう)。懐かしいなぁ……!

 そんなケンタウロスは、ギリシア神話に登場する半人半獣の種族の名称だ。人間の上半身と馬の下半身(というか首から下)が融合した姿をしており、数々の神話に登場する。また、非常に汎用性の高い姿かたちと設定をしているからか、ミノタウロスやコカトリスと同様、あまたのゲームや小説などに登場するおなじみのキャラクターと化している。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は4月17日(月)更新!!

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