【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第210回 多くのプレイヤーが求める旬のモンスター“スターリング”!!

第210回 「スターリング」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“スターリング”を大紹介!!

▲蒼の華龍・スターリング

 パズドラにはいろいろな事象をモチーフにしたドラゴンがあまた登場する。

 ウイスキーがテーマの“歴龍”シリーズ、オーパーツがもととなっている“神秘龍”シリーズを始め、戦国武将の“戦国龍”や、そのものズバリ“虫”がモチーフの“蟲龍”シリーズなどなどなど……!

 最近はこういったシリーズもののドラゴンが減っているので、ぼちぼち斬新な“〇〇龍軍団”が登場することを願ってやまない。パズドラを初期のころから遊んでいるベテランプレイヤーほど、こういった想いが強いのではなかろうか。

 でだ。

 前回から紹介している“華龍”シリーズも、パズドラ黎明期を彩った“〇〇龍”の一角である。

 華龍シリーズとはその名の通り、現存する植物……とくに花がモチーフになっている。火属性のバルバドス、水属性のスターリング、木属性のカサブランカ、光属性のヘリアンタス、闇属性のオーキッドが存在し、それぞれがダンジョンボスとなって暴れていたのだ。華龍のダンジョンは現在もテクニカルダンジョンに常駐されているので、素材が必要になったら(意外と使用頻度が高いのだ)いつでも取りに行けるので覚えておこう。

 さて前回は火属性のバルバドスを解説したので今回は……!

 先日話題(?)になった水属性の華龍、“蒼の華龍・スターリング”にご登場願おう!!

 スターリングが初めて登場したのは、いまから9年前の2014年3月。“蒼の華龍【回復なし】 蒼の僻地”のボスとして降臨したのだ。とはいえ、当時このダンジョンを周回した目的はスターリングではなく、道中に現れる“プチローズ”と“水の精・シャルル”という2種類のザコモンスターにあったということを断言しておきたい。というのも、前者はイズン&イズーナの、後者はアンドロメダのスキル上げに使えたモンスターだったので、皆こぞって回収に走っていたのであるw

 しかし、あれから9年以上が経った現在は、多くのユーザーが“スターリング狩り”に殺到していたのだからパズドラっておもしろい。ナゼこんな現象が起きているのかというと、2023年4月に期間限定でモンスター交換所に実装されたモンスター“青龍・カリン=ドラゴン”の交換素材として“蒼頂の華龍・スターリング×5体”が必要となり、手持ちにいなかったユーザーがスターリング狩りを行ったのであった。かく言う筆者もそのひとりで、本当に久しぶりにスターリングを求めてダンジョンに通い詰めておりました(苦笑)。

 そんなスターリングだが、モチーフとなっている植物はおそらく、バラの品種のひつとである“スターリングシルバー”だと思われる。

 なぜあいまいな記述になっているのかというと、“スターリング”という冠名を掲げる青い色の植物はたくさんあるため、「これだ!」と断言するのが困難なのである。それでもバラに行きついたのは、スターリングのイラストにある花とツルがバラにしか見えないから。おそらく、バラのスターリングシルバーで間違いないであろう。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は5月8日(月)更新!!

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