【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第212回 太陽のような翼を持つ“ヘリアンタス”のモデルは!?

第212回 「ヘリアンタス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ヘリアンタス”を大紹介!!

▲橙の華龍・ヘリアンタス

 前回に引き続き今回も、パズドラ黎明期を華やかに彩ってくれた“華龍”シリーズのモンスターを紹介したいと思う。

 華龍シリーズとはその名の通り、現存する植物……とくに花がモチーフになっているモンスター群のことである。火属性のバルバドス、水属性のスターリング、木属性のカサブランカ、光属性のヘリアンタス、闇属性のオーキッドが存在し、それぞれがダンジョンボスとなって暴れていたのだ。華龍のダンジョンは現在もテクニカルダンジョンに常駐されているので、素材が必要になったら(意外と使用頻度が高いのだ)いつでも取りに行けるので覚えておこう。

 さて、過去3週でバルバドス、スターリング、カサブランカを紹介したので今回は……! もちろん!!

 モンスターNo.1169! 光属性の華龍“橙の華龍・ヘリアンタス”を解説せねばなるまい!!

 ヘリアンタスがパズドラに初登場を果たしたのは、いまから9年前の2014年4月。華龍シリーズの第4弾として、“橙の華龍【回復なし】 橙の僻地”がスペシャルダンジョンに出現したのである。他の華龍ダンジョンと同様、ボスのヘリアンタスというよりは、道中に現れるザコ狩りが盛んにおこなわれた印象が強い。というのも、ヘリアンタスと同じく初登場となった“プチアンサス”がトールのスキル上げに、“光の精・サンリッチ”が孫悟空のスキル上げに利用できたため、それ目当てのプレイヤーが殺到したのである。ボスとして現れるヘリアンタスは、HPが半分以下になると大ダメージ攻撃をしてきたり、闇属性バインドもしてくるなかなかイヤらしい相手ではあったが、現在の極まったモンスターぞろいの環境においては何の問題もなく倒せるに違いない。

 そんなヘリアンタスのモチーフだが、これはおそらく、ギリシャ語で“太陽の花”を意味するヒマワリの仲間“ヘリアンサス”(Helianthus)のことと思われる。花言葉は“憧れ”、“崇拝”、“誘惑”などで、可憐な黄色い花びらが特徴だ。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は5月22日(月)更新!!

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