【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第215回 「三国志」の超有名武将“曹操”は、パズドラでも大活躍!!

第215回 「曹操」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“曹操”を大紹介!!

▲超転生曹操

これまでこの連載では、神話や伝承に登場する、いわゆる“架空の存在”がモチーフとなっているモンスターを中心に解説を書いてきた。

 そういう意味では、今回からピックアップを始めるシリーズは異色と言えると同時に、

 「ここに踏み込んだら、一気に紹介できるキャラが増えるぞ!w」

 という、ネタ出しの観点からは間違いなく朗報ととらえることができる。

 ……このへん、読者にはまったく関係のない話なんだけど、パズドラには歴史上の人物がモチーフとなっているモンスターも多数登場するので、ここに切り込むかどうかは長く連載を続ける上では重要な問題だったのだ。

 そんな、“人”を扱うシリーズの1発目は……! やっぱりこの人物だよな!!

 モンスターNo.1231!! 猫も杓子もパズドラを遊んでいた“あの時代”に実装された偉丈夫!! “三国神シリーズ”から“曹操”の登場だぁぁぁあああ!!!

 曹操が初めてパズドラに登場したのは、いまから9年以上前の2014年3月。パズドラが2周年を迎えた直後にお披露目されたのが三国神シリーズで、誰も彼もがパズドラを遊んでいた伝説の時代に登場したもんだから、その人気は凄まじいものがあったのだ。この火属性の曹操を始め、水属性に孫権、木属性に劉備、光属性に大喬&小喬、そして闇属性には呂布と、かの『三国志』で大人気の英傑たちがモンスターとなって現れるということも、お祭り騒ぎに拍車をかけてくれたのである。

 そんな曹操だが、当時のスキルは“敵の攻撃頻度をほんの少し下げる”という効果だったんだよなー。この、ターン数を名言しないファジーなテキストが、なんだか時代を感じさせてくれる。

 さて曹操のモチーフだがこれはもちろん、『三国志』のメインキャストのひとりであり、魏の王である曹操孟徳である。小説や映画、マンガやアニメなどあらゆるコンテンツに登場する大人気の武将だが、その媒体によって主人公だったり、ラスボスとして扱われたりといろいろな顔を見せるのが非常におもしろい。『三国志』の本国である中国よりも日本で人気が高いと言われ、実際に曹操を主役に据えたコンテンツがあまた存在する。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は6月12日(月)更新!!

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