【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第217回 パズドラでも時代を築いた三国志の英雄“劉備”!!

第217回 「劉備」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“劉備”を大紹介!!

▲超転生劉備

 パズドラに登場するモンスターの多くは、伝説や伝承、神話などに登場する神様や怪物からモチーフを得たものが多い。昨今は圧倒的にオリジナルキャラが増えたけど、2012年のサービスインから数年間は、そういった過去のコンテンツ(でいいのか?w)に端を発するモンスターが大勢を占めていたのである。

 それらは、もともとが架空のキャラなのでいじりかたも自由なわけだけど、前前回から紹介している“三国神シリーズ”はちょっと立ち位置が違う。このシリーズに登場するモンスターはその名の通り『三国志』で活躍した英傑がモデルになっているので、これをどうやってファンタジー色が強いパズドラに溶け込ませるのか、実装当時は大いに話題になったのである。

 ……と、ここまでは前回の記事を引用させてもらった。ってことは今回も、前々回の曹操、前回の孫権に続いて三国神シリーズからモンスターを紹介したいと思う!

 火属性、水属性と来たらつぎは……もちろん!!

 モンスターNo.1235!! 木属性の“劉備”を紹介いたします!

 劉備が初めてパズドラに登場したのは、いまから9年前の2014年3月。パズドラが2周年を迎えた直後に、鳴り物入りで発表されたのが『三国志』がモチーフの三国神たちで、当時は、「どの英傑が、どの属性になるのか!?」と歴史好きのあいだで話題になったものだ。そして、当時から木属性しか使っていなかった筆者にすると、“あの”劉備が自軍(木属性ねw)に来てくれたことは朗報以外のナニモノでもなかった。『三国志』の中でもっとも人気が高い(と思われる)劉備が絶対に弱いわけがない!! と確信できたから。

 実際、劉備はこのときに実装された三国神の中でもっとも頻繁にリーダーとして使われたモンスターなんじゃないかと思う。とくに、2016年に実装された覚醒劉備は木の列消しパの草分け的な存在で、高難度ダンジョン攻略や周回用リーダーとして大いに活躍してくれたのである。

 そんな劉備はもちろん、三国時代の“蜀”を建国した英雄だ。本人の能力はもちろんのこと、その配下には関羽、張飛、趙雲、諸葛亮といった超有名タレントがズラリと名を連ね、劉備の名声を際立たせている。後世のコンテンツでもこの蜀を中心としたものがもっとも多いと思われ、日本でも非常に人気が高い。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は6月26日(月)更新!!

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