【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第220回 日本を代表する海の神様、“ワダツミ”の思い出!!

第220回 「ワダツミ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ワダツミ”を大紹介!!

▲覚醒ワダツミ

 これを書いているのは7月10日なんだけど、この日から関東地方は猛暑に見舞われ、筆者が暮らすさいたま市あたりは最高気温38度予想に……! そんな、頭がクラクラするほど暑いときは水属性のキャラ解説でも書いて気持ちだけ涼しくなろう!!!

 ……ってことで、今回のモンスターをピックアップしたわけではございません。「だったら長々と前フリ書くなよ!!」と怒られてしまいそうだが、もうこの時点で暑さで頭が回っていないことがよくわかるというものである(なんのこっちゃ)。

 さて、前回まで続けていた三国神シリーズがひと段落したので、今回は箸休め的に黎明期の降臨モンスターを紹介したいと思う。

 そのモンスターが初めてパズドラに現れたのは、いまから9年も昔の2014年5月31日。これに先立つ2014年5月25日にリアルイベント“パズドラファン感謝祭2014”が開催され、そこで発表された降臨ダンジョンのボスが今回紹介するモンスターだったのである。

 もったいぶらずに書いてしまうけど、ここで登場した降臨ボスとは……そう!! ワダツミ!! スペシャルダンジョン“ワダツミ降臨!【覚醒スキル無効】”に颯爽と現れたのであります!

 前述の通りワダツミは水属性のモンスターで、この降臨ダンジョンにも水属性のモンスターが多く出現した。“覚醒スキル無効”という、当時としては珍しい縛りが設けられていたダンジョンだったので、超地獄級(これが最高難度だった)の攻略にはかなり苦戦させられた思い出がある。忘れられないのが道中に出現したウミサチヤマサチで、これが“木属性吸収”なんてギミックを使ってきたものだから……! 木属性モンスターしか使えなかった筆者は、散々な目に遭わせられていたのである(苦笑)。また、ボスのワダツミも999ターンの“4コンボ以下吸収”を使ってきたので、パズルが苦手な人はここでも悶絶するハメになったのだ。

 さてそんなワダツミだが、日本神話に登場する海の神様がモチーフになっていると思われる。漢字で書くと、綿津見神(わたつみのかみ)、大綿津見神(おおわたつみのかみ)、またそのものズバリ“海神”と書いて“わたつみ”と読んだりもする。ウソだと思ったら「わたつみ」とPCやスマホで入力して変換してみるといい。本当に「海神」と候補に出てきて、ビックリすること請け合いであります。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は7月24日(月)更新!!

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