【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第222回 思い出深きインド神話の神様“ヴィシュヌ”!!

第222回 「ヴィシュヌ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ヴィシュヌ”を大紹介!!

▲超転生ヴィシュヌ

 前回の“クリシュナ”に続いて今回、そして次回も“東洋の神(第2弾)シリーズ”
からモンスターをピックアップしたいと思っている。

 ……とはいえコレ、著者的にはちょっと意外な展開でして。

 東洋の神(第2弾)シリーズって、モンスターナンバーが1300台前半なことからもわかる通り、パズドラ黎明期と言っても過言ではない2014年7月に実装されたモンスターたちなのである。つまり、9年も前から活躍しているベテラン中のベテランということに……! 当然、筆者はその前からパズドラに親しんでいたので東洋の神(第2弾)シリーズにもさんざんお世話になってきた。そういう意味では、非常になじみ深く且つ印象に残っているモンスターたちなのであるよ。

 そ、それなのに……!!

 220回以上も続いている連載(それもスゴい)でありながら、クリシュナ以前に紹介した東洋の神(第2弾)シリーズのモンスターは、水属性のサラスヴァティと光属性のガネーシャしかいなかったという事実!!!

 これには、著者とパズドラ関係者もビックリ。あー驚いた。

 ……というわけで、次回もまったく同じ前フリをコピペして使うと思うんだけど(オイ)、ここから本題に入ります。

 前回、東洋の神(第2弾)シリーズの火属性担当、クリシュナを紹介し、2019年には前述のサラスヴァティの解説も終えている。となれば今回は、満を持して筆者の大好きな……あの!!! “ヴィシュヌ”をピックアップできるということだな!!!

 ヴィシュヌはモンスターNo.1334の古参で、くり返しになるが東洋の神(第2弾)シリーズの木属性担当である。初めて登場したのはちょうど9年前の2014年7月29日で、同期には先のクリシュナ、サラスヴァティのほかに、光属性のガネーシャ、闇属性のドゥルガーがいる。

 このヴィシュヌが初登場を果たしたときのゴッドフェスのこと、じつはめちゃくちゃよく覚えているんだよね……!

 当時、筆者は古巣のファミ通にいて、この年の夏からガンホーが企業参加していた浅草サンバカーニバルに、ダンサーとして(!)加わることになったのだ。毎日のように体育館に集まって練習をしていて、その帰りに仲間数名と居酒屋に立ち寄ったとき、「あ!! 今日から新しいインド神が加わったゴッドフェスだ!!」と誰かが気づいて、皆で一斉ガチャを回したのである(笑)。当然、筆者の狙いは木属性のヴィシュヌで、確か……最後の最後で引けたような……引けなかったような……。

 当時からヴィシュヌは2体攻撃の覚醒スキルを複数備えた“2way番長”と呼ばれていて、リーダーでも、サブでも大活躍してくれた。ていうか、いまでもトップクラスの環境で使える剛の者で、木属性の2wayパを作るときには欠かせない存在になってくれている。

 そんなヴィシュヌは、ブラフマー、シヴァと並ぶインド神話の最高神だ。妻はあのラクシュミーで、クリシュナはその化身のひとつとされている。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は8月7日(月)更新!!

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