【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第233回 世界を代表する童話より“シンデレラ”がパズドラの世界へ!!

第233回 「シンデレラ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“シンデレラ”を大紹介!!

▲白馬車の姫君・シンデレラ

 ここのところ当連載では、昔懐かしの“あの”シリーズ、“童話娘”の中からモンスターをピックアップして解説を行っている。

 1回目は火属性の赤ずきん、2回目は水属性の白雪姫、3回目は木属性のおやゆび姫を紹介したので……今回は!! あの!!

 光属性の“シンデレラ”にクローズアップ!!

 シンデレラが初めてパズドラに登場したのは、いまから9年以上も昔の2014年7月4日。パズドラというゲームが社会現象になっている真っただ中に実装されたので、当時はかな~~~り期待を持たれての登場だったと記憶している。しかも、このころはイカついドラゴンとか怪物をモチーフにしたモンスターが多かったので、それらとは180度違うコンセプトの童話シリーズは一服の清涼剤になっていたんだよなー。見た目に比例して強さ自体はそれほどでもなかったので、シンデレラは実戦投入される機会はほとんどなかったけど、かわいいのでいまだに1体、モンスターボックスに保存してある。これはもう、パズドラが続く限りずっとそのままだろうな。

 そんなシンデレラはもちろん有名童話の主人公だが、世界中に似たような民間伝承がたくさんあるのがおもしろい。家族に虐げられている少女(シンデレラ)が、魔女の力によって美しいドレスを身にまとい、お城での舞踏会に参加する。彼女は王子に見初められるも、その魔力は深夜0時になると解けてしまうので、ギリギリまで楽しんだところでシンデレラは慌ててお城を後に……。その際、焦った彼女は階段にガラスの靴を落としてしまい、王子は「この靴が履ける女性を妃に迎える!」とおふれを出してシンデレラを探しだす……というストーリー。誰もが知る童話の中の童話で、世界中で映画や舞台の題材になっているのは書くまでもないかもしれない。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は10月30日(月)更新!!

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