【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第239回 ダメージ吸収の代名詞的な存在“ソティス”!!?

第239回 「ソティス」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ソティス”を大紹介!!

▲覚醒ソティス

 パズドラの黎明期から存在する古参モンスターでありながら、いまだに多くの高難度ダンジョンで存在感を示し、

 「ヤツがいるから、絶対にそれに対抗できるキャラを組み込まないといけないんだよなぁ……!」

 と、パーティー編成にも影響を及ぼす、唯一無二の稀有な存在……!

 “ダメージ吸収の象徴”と呼んで差し支えないほどこのギミックの代表格であり、顔を見た瞬間に「吸収きたーーー!!」と悲鳴を上げたくなるモンスターとは……そう!!

 モンスターNo.1462!! ダンジョンモンスターの中でもひと際強烈な個性を放つ“ソティス”であります!

 ソティスが初めてパズドラに登場したのは、いまから9年以上も昔の2014年7月。“トト&ソティス 降臨! 星知神”の名称で、スペシャルダンジョンに降臨したのである。つねに相方の“トト”といっしょに現れるタッグチームのようなモンスターで、使ってくるギミックも2体ならではのものが当時から目立った。たとえばこのトト&ソティス降臨でも、片方を倒すと残った1体が即復活させてしまったり……。こういった復活のギミックはいまでこそいろいろなダンジョンで見られるようになったが、当時はトト&ソティスくらいしか使ってこなかったので、新鮮かつ面倒で仕方がなかったものだ。

 そんなソティスの名を高めたのが、“極限の闘技場”を始めとする高難度ダンジョンでの活躍だ。だいたい12階あたりで登場するソティスは必ず“〇以上のダメージ吸収”を使ってきて、これに対抗できるスキルを装備していないパーティーを潰しまくったのである。いまでもその役割はまったく色褪せず、前述の通りソティスは“ダメージ吸収の象徴”となったのだ。

 そんなソティスは、エジプト神話に登場する女神“ソプデト”の別名とされる。豊穣を司る女神で、肥沃をもたらす神様として崇拝されていた。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は12月11日(月)更新!!

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