【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第244回 多くの神を虜にする、愛と美の女神“ハトホル”!!

第244回 「ハトホル」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ハトホル”を大紹介!!

▲超転生ハトホル

 前回のヌト、前々回のセトに続いて、今回も調子に乗って(?)エジプト神シリーズ第2弾で実装されたモンスターについて書きたいと思う。

 遠い昔に木属性のオシリスについては書いてしまっていた(2021年8月に掲載済み)ので、今回は……! エジプト神シリーズ第2弾の光属性担当、“ハトホル”であります!

 ハトホルが初めてパズドラに登場したのは、いまから9年以上前の2014年10月31日。火属性のセト、水属性のヌト、木属性のオシリス、闇属性のネフティスとともに、新たなシリーズの一角として鳴り物入りで(?)実装されたのである。

 エジプト神シリーズは各モンスターでリーダースキルの傾向が分かれていた……と、セト、ヌトの回でも書いたけど、ハトホルももちろんその流れを汲んでいる。セトが4色消し、ヌトがコンボリーダーなのに対し、ハトホルは……このシリーズの中ではもっとも高度な5色消しである。その分、攻撃倍率が高いので腕に覚えのある人はハトホルがいちばんの当たりと思っていたんだけど、まだまだ操作時間がそれほど長くなかった当時の環境においては、少なくとも筆者は使いこなすことができなかった^^; よってハトホルには、苦い思いでしかない。

 そんなハトホルも当然ながら、古代エジプト神話に登場する神様である。

 この、パズドラのイラストが非常にかわいらしいことからもわかる通りハトホルは“愛と美の女神”とされていて、逸話もそれに即したものがたくさん残されている。父兼配偶者は太陽神ラーで(このへんがいかにも神話らしい)、その間にはホルスが、そしてナゼか鰐の神であるセベクとの間にコンスを生んだりしている。その美貌から、多くの神が夫として存在するようだ。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は1月22日(月)更新!!

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